出版講演会のアツすぎる感想と想い 島根県の女性

講演後に起こったことや、講演の感想、私が思っていることなどなどをぜひお伝えしたいと思います。

11月10日(土)のAmazon購入者特典の講演に島根県から参加させていただきました、N.K(女性)です。
改めて、素晴らしい講演をしてくださったこと、そのような機会をご用意してくださったこと、感謝申し上げます。

さて、アンケートに、「ここだと書くスペースが足りないのでメールを送らせていただきます」と書いておりまして、今日までご連絡できなかったこと、申し訳ございません。
本当は、この熱い気持ちは冷めないうちに!と思っていて、帰ってからすぐにでも感想や熱い想いをお伝えしたかったのですが、なんと!1週間経っても感動は冷めないどころか、「鴨頭さんがおっしゃっていたことってこれじゃん!!!」ということが次々起こるのです(笑)、熱は上がるしかありません!

そんな、講演後に起こったことや、講演の感想、私が思っていることなどなどをぜひお伝えしたいと思いますので、お忙しいことは重々承知のうえですが、お手すきの時間にでも目を通していただければ幸いです。

なお、感動をできるだけ伝わるように表現したいため、少し崩れた文章になることをお許しください。

 

講演では本当に素敵なお話をありがとうございました。
笑いあり、涙ありの、素晴らしいお話でした。私は、マクドナルドのない市(島根県大田市)で生まれ育ったので、大学進学で大阪に引っ越すまで、マクドナルドを食べたこともなければ、考えたこともなかったのです。

そんな私がアルバイトをしようと思ったきっかけは、なんと、マクドナルド171小野原店のすぐ近くにあるミスタードーナツと間違えてアルバイトに応募したからです(笑) 電話をし、「マクドナルドです」と言われたときも気づかず、面接に行ってやっと気づいたのです。
でも、どっちでもいいやと思い、面接をし、採用していただきました。
今思えば、最初からマクドナルドのバイト募集だと認識していたら、「マクドナルドってよくわからないや」と応募していなかったと思います。そう思うと、勘違いをして本当に良かったと思います。そこで勘違いをしていなければ、きっと今こうしてこんなメール文章を打っていることもないと思うとぞっとします(笑)。
ちなみにその時にオリエンテーションをしてくださったのが、中務さんでした♪
思えば、私が鴨頭さんのことを知るきっかけとなったのも、中務さんが鴨頭さんの近況に「いいね!」をしていたからでした!その時から、「人生で大切なことはすべてマクドナルドで教わった」、めっちゃ楽しみにしていましたよ♪ 発売日の次の日に「買った!」とFacebookにアップしたら、中務さんに「遅い!」と怒られましたが(笑)

 

ちょっと脱線して私の話になってしまいましたが、そこから6年間、色々な経験をさせていただき、それらのすべてを思い出しながら、鴨頭さんのお話を聞かせていただいておりました。
本に書いてある内容以上のことを盛り込んでお話してくださって、本当に本当に、参加させていただけて幸せだなって思いました。

もちろん、次の月曜日、部署の朝礼で早速、「今日は数字の報告をやめて、私から話があります!」と、簡単に部署のみんなに講演のことをシェアさせていただきました♪ みんな、笑顔でうなずいてくれました。

そして伝えたいのはここからです。
引き寄せの法則?と思うほど、鴨頭さんのお話されたことが身にしみて実感できることが起こったのです♪

 

鴨頭さんは、お話の中で、「周りの人に感謝を伝え続けていたら、この世の中奇跡しかないなって思えてくる」とおっしゃっていましたね。それを聞いたとき、「そこまで思えるには自分はまだまだだな~。というか仕事してたら難しいことや嫌なこともあるし、奇跡ばっかりなんて言えないな~」と思っていました。

でも、それを実感するできごとが起こったのです。

 

私の部署には、年上の女性の方がひとりいるのですが、その方に、不意に唐突に、言われたんです。

「今までは、落ち込むときはとことん底まで落ちていってたけど、今は、落ちそうになっても、N.Kさんや○○さんがすぐにこうやって引っ張りあげてくれるから、そこまで浮き沈みが激しくなくなった。なんだか唐突にお礼が言いたくなった。本当にありがとう」

そう伝えてくれたんです。
正直、私は、自分のかける言葉が彼女に響いてるんだろうか、どうやったら助けてあげられるだろうか、と自分のことをどちらかといえば無力に感じていたので、まさかそんな風に思ってくれているとは思ってなかったんです。涙が出そうになるくらい感動しました。というかふたりで涙ぐんでお互いに「ありがとう」を言いまくっていました(笑)

それで、思ったんです。
ああ、これが鴨頭さんのおっしゃっていた「感謝の交換」じゃないか、と!!!

 

伝えるってとても大事だって思いました。
やっぱり言葉にしてきちんと伝える、ということは、相手とも自分の気持ちとも向き合うってことだと思いました。言葉にしないと伝わらないこともありますね!
私も、感謝してるのは当たり前だし、なんて思わずに、どんな小さなことでも相手にていねいにありがとうを伝えていこうって思いました。きっとそういう小さな積み重ねが、たくさん積もり積もって、世界が平和になると信じて☆

 

そして、もう一つエピソードを話させてください。
私の会社では、「ありがとうカード」というものがあり、社員一人ひとりがだいたい10枚くらい常に持っています。日ごろの「ありがとう」の気持ちを、メッセージカードという形にして誰かに渡そう、というもので、いつどんなことで誰が誰に渡してもOKです。

それを見つめていて、気づいちゃいました。
これって、HappyMileageの赤いカードと一緒の原理だ!!って!

他人を承認する。
そして、それが結局、自己承認になる。
「ありがとう」と他人に伝えることで、主語を理解しない人間の脳は、同時に自分を認めていることになるから…

「ありがとうカード」ってなんて素晴らしいんだろう!って思いました。

 

これは、社内で立ち上がったプロジェクトにより始まったものなのですが、こういう素晴らしい意味があるんだということまではもしかしたらみんな気づいていないかもしれないので、来週にでもみんなに鴨頭さんのことも含めて全社員メールしようって思ってます!

それから、鴨頭さんの講演でメモさせていただいたことを、自分なりにまとめて、会社の自分のデスクに貼ってしまいました(笑)ツーショットで撮っていただいた写真とともに♪ 視覚的にモチベーション上げていきます!!

本当に大ファンになってしまいました!

 

***

長々と語ってしまいましたが、、、もう少しお付き合いください!

私が自分の人生を何に費やしたいか決めた理由が、鴨頭さんのおっしゃっていることとリンクしているなと思ったことを伝えさせてください。

 

私の夢は、何の前起きもなくさらっと言ってしまえば、「世界平和」です。
普通の人は「何それ?」ってちょっと笑います。でも、私は本気でそれを願っているし、そのために自分の人生を使いたいと思っています。

そう思った理由は、「エルトゥールル号遭難事件」のことを知ったからです。
エルトゥールル号遭難事件のことをご存知でしょうか?

※ご存知でしたらここは飛ばしてください※
1890年、オスマン・トルコの軍艦(エルトゥールル号)が、日本にやってきます。そして、明治政府のもとからトルコへ帰る際に、日本の太平洋沖、和歌山県の南部のほうでは、台風が発生しており、船の運航は危険な状態でした。
明治政府が止めるのをふりきって、エルトゥールル号はトルコへ向けて出発、そして和歌山県沖の大島という島の近くで、船はまっぷたつに割れ、乗っていた587名が死亡または行方不明になるほどの大惨事になってしまいます。

わずかな人たちは、大島という島に運よく打ち上げられ、村民によって発見され、手厚い救済を受けます。
その時、台風続きで漁には出られず、自分たちの食糧もままならない中で、大島の村民は、あるだけの食糧を与え、さらには「今がその非常時じゃないか!」と、非常食用の鶏も分け与え、裸になって自らの体温で彼らを温めます。

そして、村民総出で救助活動に当たった結果、69名の人たちが無事に生還することができました。

そしてこの事件には感動的な後日談があります。

その約100年後の1985年。
イラン・イラク戦争の真っ只中、当時のイラクの大統領、サダム・フセインが、48時間後以降、イラン上空を飛ぶ航空機は無差別に攻撃するとの声明を出します。
当時の在イラン外国人たちは、48時間後に訪れる緊張状態の前にイランから自国へ出国しなければならなくなりました。

しかし、日本の自衛隊は、海外派遣が原則として認められておらず、イランと日本を結ぶフライトも存在しなかったので、イランと日本を結ぶ空の安全が保証されない限り、航空機は出さないと日本は決定します。
他国の人たちが次々と迎えに来た自国の飛行機に乗る中、イランの空港で日本人は途方に暮れていました。

その時、宣言された48時間後の時間になるまで、あと2時間となっていました。

在イラン日本人が絶望的な気持ちになっていたその時、トルコからの航空機1機に寄り添うように、もう1機、トルコの航空機がイランに着陸しました。

そして、トルコ航空機によって、日本人215名全員が、トルコ経由で無事に日本へ帰国したのでした。

その時、イランにいた日本の大使が、トルコの大使にこの危機を伝えたところ、この大使は言います。
「ただちにトルコから救援機を出発させましょう。トルコ人なら誰もが、エルトゥールル号遭難事件のときに受けた恩義を、小学生でさえ知っています。忘れているのは日本人だけです。ぜひ恩返しをさせていただきましょう」
と。

 

これを知ったときに私は、人間の本質はやっぱり思いやりや優しさ、愛なんだなと確信しました。

憎しみあったり、傷つけあったり、戦争をしたり、いろんな悲しい事実はあります。
それはすべて、私たち人間が起こしていることだけれど、同じ人間たちが、助け合ったり、なぐさめあったり、はげましあったり、音楽や芸術で感動を作り出したり、かけがえのないものを生み出している。。。

だったら、私はそっちのほうを信じたい。そう強く思ったエピソードでした。

 

そして、そのためには「まずは自分が」愛すること、感謝を伝えること、与えること。それが大切なんだと思いました。

それも、ハッピーマイレージの活動や、会社でやっているありがとうカードとつながることなんだと思います。

そんなことともリンクして、鴨頭さんが率いるハッピーマイレージの活動はとてもとても素晴らしいことだと思います。そして、全力で応援させてください!

 

日々のささいなできごとから、いろんな道を選択してきて、今こうして鴨頭さんやハッピーマイレージという素晴らしい存在に出逢えたと思うと、今までの自分の過去の道のりの偶然?必然?の選択の数々に感謝せざるをえません(笑)

島根県という田舎ですが、ハッピーマイレージを広めていきたいと思います!

本当に長くなってしまいました。貴重なお時間を使っていただき、ありがとうございました。
本木さん、佐藤さん、松尾さんをはじめ、あの講演会にたずさわった、たくさんの方々に感謝申し上げます。

これからもずっと応援しています!

ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。