アメリカの年末年始の
売上は過去最高！
日本はマイナス28％。
日本経済が回復しない理由には
『日本人の特性』
があるんです！
国がお金を配るのは
“企業”がよいのか“個人”がよいのか……
その問いにもお答えします(^o^)/*♪
＜目次＞
1.コロナ禍におけるアメリカとの比較
2.企業にお金を回す？それとも個人？
3.個人がお金を持つと……
4.日本では上手くいかない袋小路に
本題に入る前に、お知らせです（≧∇≦）♪
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▼コロナ禍におけるアメリカとの比較
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今日は1月13日にお伝えした
『2021年の日本企業倒産件数は
過去最低数！！その理由は！？』
という発信に付いたコメントについて
深掘りいたします（≧∇≦）♪
▼2021年の日本企業倒産件数は
過去最低数！！その理由は！？（Voicy）
（※Voicy音声はこちら→）https://voicy.jp/channel/1545/261594
（※記事はこちら→）https://bit.ly/3A3Kx8N
少し復習をすると、
2021年の
日本企業における
倒産件数は過去最低！
つまり！
会社が
一番潰れなかったのは
去年だったんです！
意外ですよね！？
多くの人が持つイメージは……
「コロナ禍で売上が
下がった会社が多かった！」
「利益が下がった会社が多かったから
倒産件数は増えるだろう」
しかし実際は、
倒産件数は
コロナ禍前より
少ない状況に。
理由ははっきりとしています。
国から助成金などがいっぱい支払われた！
その額は約22兆円といわれています。
これを受けて
生きながらえている企業が多いため
短期的には倒産することがなかった。
普通に考えると
この後に景気が回復しなければ……
お金だけもらって
会社は倒産する。
そのお金は
溶けてしまうんです。
市場・マーケットにはお金が回らない。
だから危険なんです。
ここで日本とアメリカの比較情報！
アメリカはコロナ禍の最中に
ロックダウンなどの厳しい政策を打った際、
お金を“企業”に渡さず
“個人”に配った。
そうするとロックダウンの最中は
大企業の動きは止まってしまうが、
個人のところにお金が貯まっている。
アメリカは、ロックダウンが終わった時に
消費がガンっと上がることを見込んで
その施策を打った！
日本は企業に入れてしまったから
危ないのです。
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▼企業にお金を回す？それとも個人？
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『2021年の日本企業倒産件数は
過去最低数！！その理由は！？』の記事に
ある方からコメントをいただきました。
「国から個人に配るのと、
企業から給与として配るのとの違い
について私自身の理解が不足しており
あまり分かりませんでした。
むしろ企業経由の循環の方が
理が多い様にかんじました」（原文ママ）
このコメントに対する僕の答えは……
半分そうではなくて、
半分合っています。
新型コロナウイルスは治まりそうな
雰囲気ではありますが、
いまだに『まん延防止等重点措置』を
実施する県もあるため、
どうなるかはまだわからない。
マスコミが「第7波！」と騒いだら
経済の締め付けが起きるかもしれない。
それに、新しいウイルスは
10年や20年に1回くらいの
ペースで発生します。
企業はその時に
緊急事態宣言を連発されることを
想定して……
『数ヶ月から数年分の現金を
蓄えていなければ、
従業員の生活を守ることができない』
ということを思い知ったんです。
これを
会社に『内部留保』する
といいます。
「会社では3ヶ月から
半年分の蓄えが必要である」
と勉強することが一般的です。
しかし！
今回のコロナ禍は約2年、
まだ終わってはいません。
今まで
『3ヶ月から半年分くらいの
内部留保があればよい』と
思っていた企業は、2年分蓄えようとする。
そのため、
国から支援を受けたお金は……
今回の経験によって
会社に蓄えてしまう。
「社員さんに配れば個人消費が増える」
というのは一理ありますが、
実際には会社にストックしてしまうのです。
例えば……
会社は社員さんの給料や固定費などを
毎月1,000万円払わなくてはいけない。
今までであれば3,000万円〜6,000万円で
よかったものを
「2年間耐えなくてはいけない」
と考えたら、
2億4,000万円を貯めようとしませんか？
そうすると
国からのお金はどこにも回らない。
会社の中に置きっぱなしになってしまう。
このようなことが起きるので
企業にお金を回すよりも、
個人に回した方がすぐに消費行動が起きる！
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▼個人がお金を持つと……
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アメリカのみの情報になりますが
全米小売業協会（NRF）という
団体があります。
去年から今年にかけての
年末年始の売上は……
過去最高！！
今までで1番売れてしまったんです！
小売売上高は前年同期比14.1％増！
ちなみに過去5年間の伸び率は平均4.4%！
いつもより10％近く売れたんです！
これは明らかに『個人』が
お金をいっぱい持っていたということ。
だから、
すぐに消費行動が起きた！
これがアメリカで起きたんです。
一般社団法人
日本ショッピングセンター協会
（JCSC）のデータによると……
日本では
年末年始の売上高は
マイナス28％！
全米小売業協会は日本にはないため
アメリカと全く同じ比較はできませんが
14％も差があるんです！
アメリカは桁違いに売れて、
日本は売れなかった。
このことから
「個人にお金を回したほうがいい」
ということは、理屈上では合っています。
いただいたコメントに対して
「半分間違っていますよ」というのが
この理由になります。
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▼日本では上手くいかない袋小路に
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ただ「半分は的を得ている」と思うのは
少しネガティブな理由です。
それは……
日本人は
お金をもらうと使わずに
貯めるということ！
これは30年間のデータがあります。
現在、
日本における個人の金融資産残高は
1,999兆8,000億円あるんです！
そのうち銀行に預けっぱなしに
なっているのは54％！
『現預金』
と呼ばれるものです。
株や投資に使われている割合は15％！
アメリカの場合では、
投資に回してる割合は54％！
日本では個人が投資に回す割合は
非常に低く、アメリカは高い！
つまり、個人にお金を渡すと
アメリカの場合は
消費や投資に動く。
ところがアメリカと比べると
日本では
国が個人にお金をばらまいても
銀行に入れて貯めてしまう。
銀行も今は
『ゼロ金利』というくらい
投資に回せていないんです。
つまり、個人に回したら
一気に消費行動が増えたり、
投資をすれば企業が活性化されたりする！
個人のお金が
投資と消費に回れば……
会社も元気になる！
経済全体が元気になる！
しかし、日本人のように
お金をもらったらすぐに
「これは私のもの！」
と銀行に預けてしまうと……
消費行動が起きないから
経済が活性化しない。
会社にも投資をしないため
会社のイノベーションも起きない。
ダブルの意味で日本人の場合は
お金に執着心が強く、
自分のことしか考えていない。
国が会社にお金をばらまいても
個人にばらまいても……
どちらにしても
上手くいかない袋小路に入っている。
このことがデータから読み取れます。
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▼経済が絶対に復活しない道
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このままだとネガティブなので、
もう少し続けます♪
ここで、今回のまとめ！
新型コロナウイルスで
緊急事態宣言が連発された日本において
今後どうしたら経済が活性化するか
ということを、
アメリカとの比較から考えました。
アメリカでは……
国が個人にお金を配った。
厳しいロックダウンの最中は
確かにお金は動いていなかった。
しかし、
ロックダウンを解除した瞬間！
企業は
「さあ！売るぞ！」と
ブラックフライデーと呼ばれる
11月第4週の金曜日から
むちゃくちゃキャンペーンを打ち出した！
個人は
「ロックダウンが解除された！
よし、外に出るぞ！」と
むちゃくちゃお金を使った！
我慢しなければ
ならない時は
しっかり我慢をした。
「もう我慢しなくていいよ」と
国からの発信があったら、
それどおりに我慢をやめて経済を回した！
このように
メリハリを作れたことが
アメリカが“経済”で
成功した理由です！！
比較して日本は！！
緊急事態宣言中はもちろん我慢していた。
しかし、
緊急事態宣言が出ていない期間も
マスコミが「それでも警戒しろ！」
「増えるかもしれない！」と騒ぎ立て
自粛を促した。
そして、行政もSNSなどを使い
「気をつけろ！」と警告をした。
治まっている時にも
「自粛を続けてください」と言い続け
それをそのまま受け入れた人が多かった。
そのため、
緊急事態宣言が解除されても
経済が元に戻っていないということです。
どれだけ国が企業にお金をばらまこうが
個人にお金をばらまこうが
みんなが自粛をしていると
企業の中にお金がとどまったり
個人の銀行預金が増えたりするだけ。
お金の総量は同じだけど
お金が『移動』しない限り
誰も豊かにならない。
日本は経済が
全く回復しないということ。
「そうはいうけど、オミクロン株が～」
などと言う人がいるかもしれませんので
データをお伝えします。
日本のPCR検査での新規陽性者数は
1週間平均で14,262人（1/15時点）。
「ほら！多いじゃないか！」
となるかもしれませんが
同時期のアメリカの
1週間の平均陽性者数は約80万人！
でも、アメリカは経済を
バリバリ回しているんです！
日本では陽性者数は増えているけど
新型コロナウイルスにおける死亡者数は
1週間のトータルで28人（1/15時点）。
亡くなられた方はいますが
車の事故やインフルエンザでは
もっと多くの方が亡くなっています。
アメリカでは1週間のトータルで
約14,000人（1/15時点）
が亡くなっています。
それでも
ロックダウン解除後のアメリカは
みんなが経済を回そうと
切り替えているんです。
日本人はずっと
自粛を続けている。
個人も企業も。
いまだに
百貨店の裏口は閉まっている。
飲食店ではパーティションを作り、
「アルコール消毒をしてください」
「食事以外は
ずっとマスクをしてください」
ダメではありませんが
これでは「外に出かけよう！」と
いう気になれない。
「この期間はいいですよ」
「通常の生活をしてもいいですよ」
そうなったら
『通常の生活』をしないと
経済が元に戻るわけがない！
「みんなで経済を回しましょう」
と言っているのに、
多くの人が亡くなり
自粛が必要だった期間と同じことを
やっていてはダメなんです！
それだと絶対に経済は戻らない！
コロナ禍になる
2年以上前の生活習慣と
今の生活習慣で
元に戻してもいい部分は
「元に戻す！」
ということをやっていかないと……
日本はアメリカのように
『元に戻そう』という状態に
なっていないので元に戻らない。
むちゃくちゃ当たり前なのに
みんなあまりにも
自分のことしか考えていない。
除菌しまくって……
会社にお金を貯めまくって……
経済が絶対に
復活しない道を
選んでしまっている。
だから、これはお願いです。
できるだけで結構です！
銀行預金を使ってください！
できるだけで結構です！
会社の内部留保を
投資に回してください！
そうすれば一つ一つの会社レベル
一人一人の個人レベルでも
経済を回すことに貢献できます！
多くの人が亡くなっていない期間
医療崩壊していない期間は
ちゃんと元の生活に戻そう！
そのことを皆さんに
お伝えしたいなと思います。
経済を回して、
子どもたちの未来を少しでも
明るいものにしていきましょう♪
それでは今日という最高の1日に……
せーのっ！
いいねー(^o^)/
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ありがとうございましたっ！
