本記事は動画の【42:15】辺りから▶新人・アルバイトが辞めない組織の作り方 人材育成 – 仕事の価値は自分でつけろ
仕事の価値を感じていないゴミ拾いの青年に向けた無料セミナー開催!
「素晴らしい仕事してますね」って声をかけたんです。
そしたら彼は、僕のことを睨みつけてこう言ったんです。
「は?バカにしてるんですか?ゴミ拾いなんて最低な仕事ですよ。」
今度は僕のアホスイッチがバチッと入りました。
結論から言うと池袋の路上で30分間無料セミナーを開催させていただきました。
いや、聞いたんですよ。
「君は一日にどれくらいの量のゴミを拾ってるんだ?」って。
「いや、台車7台分くらい」
台車7台分ですよ。ゴミ袋ってこんなおっきいゴミ袋あるじゃないですか。
区とか市で支給してる。あのゴミ袋が8袋は乗る大きい台車がある。それ7台分のゴミを毎日拾ってるんです。
言いましたよ。
「じゃあ君が今日出勤して台車7台分のゴミを拾わなかったら、今この街はゴミだらけなんだよな?じゃあ今買い物してる親子連れは、楽しい買い物時間過ごせたか?」って。
「今デートしてるカップルは甘い思い出作れたのか」って。
「今笑顔でランチに行ってるOLさんは、『私達この街で働いてるの』って家族や仲間に誇りを持って伝えることが出来たか」って。
「一つも生まれてないじゃないか。君のやってる仕事は、この街の全ての人の環境を作ってる仕事だろう。こんなに価値ある仕事が他にあるのか。」って、
30分この勢いで言ってやっとこの笑顔で写真撮らせてくれたんですよ。
いや、もう感動しましたね。
彼は一週間の内この仕事を6日、何年間もやってきたんです。
あってはならないと思うんです。
一週間、たった7日しかない内の6日間「俺は最低な仕事をしてる」と思いながら、こんな価値ある仕事を何年間もやってたらおかしくないですか?
世の中の我々大人の仕事に対する価値観は歪んでるなって思うことがいっぱいあります。