本記事は動画の【40:41】辺りから▶新人・アルバイトが辞めない組織の作り方 人材育成 – 仕事の価値は自分でつけろ
「ゴミ拾い」という仕事に価値を見つけられますか?
ハッピーマイレージのスライドでは最後のスライドになります。
この方は東京池袋の街で、ゴミ拾いの仕事をなさってる方です。
池袋の街すごいですよ。乗降客数250万人、世界で第三位の乗降客数です。
すごいですよ、ゴミの量。
そして見たことあります?
ゴミ拾いの仕事をなさってる方が、すごく優秀な上司に承認されながら丁寧にトレーニングを受けて育ってる姿。
見たことありますか?
例えば街角で、
「よし、昨日教えた通りにそのゴミを拾え。いいぞ、その拾い方。お前成長したな。イエーイ。」
見たことありますか?無いですよ。
はっきり言いますよ。放置プレー。
「お前駅の北口全部拾っとけ」みたいな感じですよ。毎日同じことの繰り返しですよ。はっきり言いますよ、見ちゃいないんですよ、上司なんて。
いや、上司だけじゃない。ゴミをその辺にどんどん落としてる住民ですら、ゴミ拾いの人のことなんて意識してないですよ。
意識してたらゴミ落としますか?無視ですよ。目に入ってないんですよ。
だからサボったって絶対分かんない仕事なんですよ。
上司も見てない、住民も見てない、誰もお客様も感謝すらしない。注目すらしてない職業ですから。適当にやったってバレやしないんですよ。
150万人がゴミ落としてるんですよ。ゴミだらけの街なんですよ。分かりゃしませんよ。
でも僕、見てたんです。彼の仕事ぶりを。
そしたら彼は落ちてるゴミを全部拾ってました。素晴らしいと思いました。
誰も見てないのに。
僕なんか見ないとすぐサボりたくなる。でも彼は全部拾ってた。
「ああ、俺より仕事のクオリティ高い。すごい。」って思ったんです。心が動いたんです。だからこのハッピーマイレージのカードを持って、渡そうと思いました。