本記事は動画の【19:38】辺りから▶新人・アルバイトが辞めない組織の作り方 人材育成 – 仕事の価値は自分でつけろ
タクシードライバーという仕事に価値はない!?
でも、このハッピーマイレージの活動をやればやるほど感じることがあります。
それはほとんどの働いてる人が、自分の仕事の価値に気付いてないという現実です。
ほとんどの方が気付いてらっしゃいません。
例えばこういう方々。
この方々は、タクシードライバーの方々ですね。
タクシードライバーの方はね…。あ、僕タクシー業界の社長さんに友達がいっぱいいます。
あとはタクシー会社の研修とか呼んでいただくことがあるんですよね。
で、よく社長さんとお話するとね、こんな話を聞かせて下さる方がいらっしゃるんですよ。
「鴨頭さん知ってますか?うちの業界、タクシー業界は今年で102年目になるんですけどね。うちの業界はどう呼ばれてるか。『タクシー業界は人生最後の墓場』って言われてるんですよ。大企業で働いてた人がリストラされて、もう年齢的にも転職活動してどこにも採用されなくて、最後の最後に流れ着いてもうここしかないと言って入ってくる。それがうちの業界、タクシー業界なんだ。」
って。
「だからしがない運ちゃんの集団なんですよ」って。
僕ははっきり言います。
「あなたは何も分かってない」って。
タクシードライバーの仕事は、この世になくてはならない最高の仕事です。
困っている人を助けてくれるのがタクシードライバー
例えば皆さん、今までの人生でタクシーに乗ったことが一度でもあるよって方、ちょっと手を挙げてもらっていいですか?
そうですよね、ありますよね。
じゃあもう一つ聞きますね。
何も困ってない時、自分で移動出来る、何も困ってない時にタクシー呼ぶ人います?
いらっしゃらないですよね。
恐らく困ってない時は、歩いて移動したり電車に乗って移動したり、バスに乗って移動したりするんじゃないですか?自家用車だったり。
つまり、私達は困ってる時だけタクシーを利用してるんです。
例えば急に雨が降ってきて困ってる時、重い荷物があって困ってる時、行き先の住所は分かってるけど行き方が分からなくなってしまって困ってる時、身体の具合が悪くて困ってる時、自分の家族がもう高齢で自分の体力では病院に通うことすら出来なくて誰かに助けてもらうしかなくて困り果てて電話をしたり手を挙げて利用してるのがタクシー。
…ということは、タクシードライバーの方の仕事というのは、世の中の困ってる人を助けるスーパーヒーローなんです。