本記事は動画の【11:44】辺りから▶短所をプラスに変えるコツ「生き方と言葉の使い方」
「スピーチ」の内容と「生き方」が一致しなければそのスピーチは誰にも響かない
経済の話は広すぎるんで難しいんで、今度は会社に話を戻すよ?
経営者の人が毎日「知ってるか?10年後生き残る会社って6.4%なんだぞ。うちの会社なんて吹けば飛ぶような会社だからな、10年後って多分ないよな。みんなそれぞれに考えておけよ。じゃあ今日も頑張ろう!」
こんな朝礼したら早まるよね、潰れるのが。
そうだよね?
だから良い話をしたいんです。
した方が良いの。
でも、日常そう思ってないと伝わらないんです。
そうなんです。
経営者がいつも「良いか?とにかく気持ちだ。お客様を喜ばせよう!お客様の信頼を獲得しよう!お客様のためだったらなんだってしたい!そんな一人一人の気持ちが会社を作っていくんだ!」っていう最高のスピーチをしたとします。
でも経営者の人がお客さん来たらいつも電卓叩いてるみたいな。
そしたら聞く?
さっきの話。
「おめえが元気になれよ」じゃん。
そうだよね?
でも経営者の人がお客様が来た瞬間に、従業員よりも誰よりも先に「あー!田中さんいつもありがとございます!田中さんがいらっしゃったおかげでうちの店明るくなっちゃって。田中さん毎日来てくださいよ。田中さんが来てくれるだけでうちの従業員まで元気になって。最高のお客様ですよね。田中さんが来てくれるからうちの会社は今まで残ってきたんです。田中さんが来なくなったら無くなっちゃうかもしれないですからね。ぜひよろしくお願いします」っていう社長だったらどう?
「あれやれば良いんだ」ってなるよね。
私たちもやろうって。
しかもこれ毎日やってんだよ?
条件反射のようにやってんだよ?
社員のいる前だけでやってるんじゃないんだよ?
もう体が反応しちゃうわけ。
それが日常どう生きているかでしょ?
そうしたら景気の良い話をした時に、「確かにあんな風に元気にやってたら良くなるなうちの会社は」って、思えるんじゃない?
心から。
だから日常どう生きているかと言葉を合わせていく。
それが話し方の学校のベーシックコースの最初の大切な大切な…プロセスなんです。