年間4〜6万人もアルバイトスタッフを採用するマクドナルド!
「どうやって採用する人を決めてるの?!」と疑問に思う方もいるかもしれません。
「やる気のある人?」「笑顔が素敵な人?」
厳密に言うと、違います。
実はマックは最初に、◯◯をします。
本題に入る前に、お知らせです*\(^o^)/*
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お知らせ1つ目
3月20日のオンライン夫婦講演会は現時点で1,207名の方が参加予定です❤️
もうすぐですねっ*\(^o^)/*💓
とにかく、楽に生きられるような講演会にしようと、明子さんと二人で考えています!
楽しみにしていてください❤️
こちらはオンラインの講演です。
リアルタイムでみれない方も3月27日(土) 23:59まで視聴できますので、後日ゆっくりご覧いただけますのでぜひご参加ください💓
「日本初のYouTube講演家 夫婦が語る!仕事・パートナーシップ・人生を思い通りに生き抜く極意!」
2021年3月20日 (土)
13:00開演 14:30終演予定
(※こちら→)https://kamo320.peatix.com/
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お知らせ2つ目
3月22日 (月)、23日 (火)の二日間で、「鴨頭嘉人のビジネス実践塾2days」が開催されますっ*\(^o^)/*♪
今回は、特にビジネスのことについてバリバリに学ぶ二日間になります🔥🔥
コロナによって変わったお客様の消費行動や価値観も踏まえた、最新情報も入れたバージョンになっているので、正直に言うとかなり内容量が多いです。
参加される方は、覚悟をしておいてください*\(^o^)/*❤️
もう準備をすればするほど、内容が濃くなってしまっているので❤️
ビジネスについて本気で学びたい方🔥🔥
ぜひぜひご参加ください*\(^o^)/*💓
3月22日(月)11:00〜18:00
23日(火)10:00〜17:30
※3月22日はセミナー後の19:00〜20:30に、西野亮廣オンラインセミナーをライブ配信限定で視聴することができます❤️
詳しくは下記リンクからチェックしてみてください❤️
(※こちら→)https://kamogashira.com/business2days/
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お知らせ3つ目
話し方の学校の入学体験講座は、3月はあと3回あります!
体験講座は僕が直接行なっていますので、みなさんと会えるのを楽しみにしています*\(^o^)/*❤️
東京の入学体験講座は2回あります💓
3月20日(土)10:00~11:30
3月27日(土)11:00~12:30
大阪の入学体験講座は1回あります💓
3月26日(金)11:00~12:30
(※申し込みリンクはこちら→)https://hanashikata-school.com/try/
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▼ マックが使う「学術的な知識による面接」
「学術的な知識」と「現場での経験則」
これって、どちらが欠けてもいけない大切な要素ですよね。
それは、ビジネスの上でも人生の選択をしていく上でも。
今日はこの二つをどう利用にするかについてお話していきます。
僕は、マクドナルド時代は「人のプロフェッショナル」でした。
現場では、店長としてスタッフ全体をまとめてきました。
スーパーバイザーと言う、店長を指導する役もしてきました。
本社では人事部に配属され、面接採用と人材育成に関わってきました。
そんな僕が考える「学術的な知識」とはどういうことか。
マクドナルドの面接の事例からお話ししたいと思います。
マクドナルドには、僕が働いていた当時は全国にお店が3700店舗ありました。
そして、アルバイトスタッフが17万人働いてくれている、そんな会社でした。
17万人って、もの凄い数ですよね。
1年間のアルバイトスタッフさんの採用人数は4〜6万人です。
当然、こんなにたくさんのスタッフを本社一括で面接採用なんて不可能で、それぞれの3700店舗の社員さんが面接採用していました。
でも、これをそれぞれの社員さんの裁量で面接採用してしまうと、マクドナルドとしての基準がバラバラになってしまう為、ある面接ツールを使っていました。
その面接ツールは二段階あります。
▼ マイナスとプラスを二段階で評価!
まず、一段階目はペーパーテストです。
これは、例えば
「お客様がドリンクをこぼしてしまいました。そんな時あなたはどうしますか?」
というような質問に対して、いくつかの選択肢から選んでもらうというマークシート方式です。
質問は20個程あり、その回答内容で「問題のある行動をする傾向がないか」をチェックしていました。
つまり「より良い人を選ぶ」というよりは「問題行動をする可能性がある子を採用しない」ということです。
これは、そういう子を採用してしまうと、マクドナルドにとって不利益だけでなく、その人にとっても不利益だからです。
接客の仕事が向いていなかったり、たくさんの人と働くことが向いていない性格なのにマクドナルドに入ってしまったら、その子にとってもきついはずです。
この、お互いの不利益というリスクを減らすのが一段階目。
そして、二段階目は面接です。
一段階目のマークシート方式で OK だった子は、面接に移ります。
ここでは、その子のより細かい適性についてチェックしていきます。
「協調性はどれくらいあるか」とか「責任感をどれくらいあるか」とか「チームワークの適正はどれくらいあるか」といったような行動特性についてです。
この質問の回答を5段階で評価して、足切りだけではなく、その子の適切な教育方法も含めてチェックし、採用をしていきます。
一次試験はマイナスがないかどうかのチェック。
二次試験の面談ではプラス面のチェック。
これによって、3700店舗の採用基準はある一定の基準で統一することがでいます。
こういった面接を「学術的な知識による面接」と言ったりします。
▼ 良い子ばかり採用できる秘密とは
さて、これと対をなすのが「現場の経験則による面接」です。
僕がスーパーバイザーとして数店舗を回っていた頃、なぜか「際立って良い子」ばかり採用しているお店があったので店長に聞いてみたんです。
「このお店、めちゃくちゃいい子ばっかり採用されていますよね。
何か面接とかで、特別な事やってません?」
すると、その店長は「これ言うと怒られるかもしれないんですが」と前置きをしながら、こっそりと教えてくれました。
「僕は面接をする時、わざと面接時間の少し前に、事務所の入り口の目立つところに汚れたポテトの入れ物を置くんです。
そしてアルバイトの面接に受けにくる子が、そのゴミを拾うような子なのか、それともそのゴミを踏みつけて入ってくるような子なのかをまずはチェックします。
その後、マクドナルドの採用基準に従った面接を行っています。」
これを聞いて、なぜこのお店がイケてるスタッフばかりなのか、僕も納得しました。
▼ 「どちらか」ではない、両方だ。
マクドナルドの面接ツールはもちろん優れています。
マークシートによって不適切な行動をとるパターンをチェックしているし、その後にプラスの適性もチェックしています。
でも、どちらもその人が「自分で言ったこと」なんですよね。
適切な回答を「言えるかどうか」と、
「実際に行動に移せるかどうか」は、別の話です。
そして、マクドナルドの面接ツールでは、この「実際の行動」まではチェックできないんです。
このような、学術的な知識のことをアカデミアスマートと呼び、現場での経験則のことをストリートスマートと呼んだりします。
だからこそ僕は、この両方あるのがいいんじゃないかと思っています。
▼ 焼肉屋でなぜか怒られました。(笑)
もう一つだけ事例を紹介します。
これは、正直みなさんの役に立つかは分かりませんが。(笑)
僕がマクドナルド時代に最も影響を受けた上司である「ボス」こと藤本孝博さん。
そんなボスと、一緒に焼肉屋さんに行った時の話です。
僕が店員さんに「カルビ3人前お願いします!」と注文すると、なぜか怒られました。(笑)
「あほ!!
焼肉っていうのはな、一人分でしか注文したらあかんねん!!
3人で来てたとしても、『カルビ一人前、ロース一人前、タン一人前』って注文するんや。
カルビ一人前って頼むと4枚で出てくるやろ。
じゃあ、3人前って頼むとどうなると思う?
12枚で出てくると思ったら大間違いや。
3人前になった瞬間に、10枚で出てくんねん!
だから、一皿ずつ注文せなあかんねん!」
そんな、経験則ならではの知識を教えてくれました。(笑)
これが本当に必要か知識かどうかはわかりませんが、やっぱり学術的な知識と現場での経験則、両方とも身に付けたいなと、今でも僕は思っています*\(^o^)/*💓
それでは、今日という最高の一日に、、、
せーのっ!いいねー❤️
ばいばい💕
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