東大生の頭ん中を初めて触れた瞬間に気づいたこと

古い喫茶店に入ったんですよ!!

すごかった

映画のロケとかに

使われてる所だったのよ

 

僕 運がいいんで

そういう所たまたま

入っちゃうんですけど

「おー」

って

「これ映画で見たことある」

みたいなのがあって

ポスターとかも貼られてて

大正何年創業とかだっけな

明治だっけな

忘れちゃったんですけどね!!

 

そこにいたんですよ!!

そしたら僕 研修前なんで

ちょっとパワーポイント

確認とかしてたんですよね

そしたらそこにいる学生たちが

いっぱいいたんですよ!!

 

間違いなく東大生だろうね

東大の向かいに

わかんないけど

他の大学生来ないよね

来たらつぶされそうじゃん

 

わからないけど間違いなく

東大生がいっぱい

いたんですよ!!

 

その会話がヤバくて

最初はね

本をいっぱいバーッと

この喫茶店のテーブルに並べている

男性2人と女性1人がいたわけ

それで何か議論してんだよ 熱い

「いや そもそもさ

 この英語の参考書じゃ

 日本人の英語力は

 全く上がんないよね」

 

「上がんないよ

 こんなんじゃ」

「そもそも

 これは試験に

 合格用のテキストに

 なっているからだ」

 

「でもさ 本来日本人が

 英語学びたい欲求って

 どっからきてるんだっけ?」

 

「それは外国人と

 コミュニケーション

 取れる」

 

「じゃあ

 コミュニケーションの

 教材がないと

 だめじゃないか」

 

「それを作るために

 俺たち集まってんだ」

 

ってやってるわけ

ヤバくない?

すげー!

東大生ってこんなことを考えてんだ

友達に東大生がいなかったから

俺 高卒なんで 友達に

東大生がいないんですよ!!

だから東大生の頭ん中

初めて触れた瞬間だったわけ

もうね わくわくしてきちゃうわけ

すげーな

こいつらと

俺 ちょっと変な言い方するけど

ごめんね

 

会うまではね

大学生ってバカだと思ってたの

もっと言うと

やりたいこと見つからねえから

暇つぶしに行ってるんだろうぐらいの

ちょっと今考えると

これ学歴コンプレックスね

自分が大学行ってないから

大学生をバカにすることによって

俺はバカじゃないと

思いたいっていうのが

裏返ってるわけ

そんな気持ちだったわけ

口に出してないだけで

今 口に出したけど

思ってたわけだ

それが やべーな

こいつらと思ったわけ

あとカップルがいたわけ

 

恐らく 先輩の男性と

一個下ぐらいの女性のカップルだわ

デートしてたんだよ!!

デートしてるんだけど

その男性のほうがその女性のほうに

「どう?学校は」

みたいな話してるわけ

「もうだいぶ自分の

 知りたいこととかが

 手に入って

 面白いんですけど

 なかなか

 ついていくの

 大変です」

とか言ったら

「大丈夫だよ

 君だったら」

って

「だって君はさ

 必ず実現するっていう

 夢があって

 明確になってるだろ

 そのために必要な

 プロセスが

 いっぱい起きてるんだよ

とかって

自己啓発セミナー

みたいな

カップルですよ!!

 

カップル デート中にこの会話する?

もっとゲスい会話しない?

すごい!

東大生って頭ん中

こうなんだって思ったわけ

すげーなと思って

その後 僕が時間が来たので

郵便局でね!

 

わくわく郵便局

作るためにっていう

郵便局に

わくわく郵便局

作るためには

何をすればいいか

わくわくになるんだって

もうやばい研修を

やってですね

一応それ

理念浸透なんですよ!!

 

郵便局って わくわく

郵便局を作るっていう理念で

今動いてるんだよ!!

 

これ郵便局が作った

理念なんだよ!!

郵便局の社長が言ってんだよ!!

 

わくわく郵便局を作るって

かんぽじゃないよ!!

郵便局のほうね

郵便局のほうがやってるわけ

それをやって終わった後に

また自分でキャリーケースを

思って家に帰ろうと思って

東大のその赤門の横を

通り過ぎて歩いていったら

もう時間にして10時半かな 夜の

東大の校舎の半分ぐらいが

電気ついてるんですよ!!

 

1人2人 自転車で

出てくるんですよ!!

僕はね その姿がものすごく

かっこいいなと思って

わかります?

夜中の10時半まで

大学にいる子って

強制的に勉強させられて

いる子いますかね?

 

聞いてはないけど

恐らく勉強したくて

いるんだと思うわけ

だってもう次の受験ないじゃん!!

 

高校中学はあり得るよね!!

受験のために

お父さんお母さん

先生に言われたから

仕方なくやってる子って

ほとんどだわ!

全員とは言わないけど

大学生が勉強してんだよ!!

 

 

それは自分で求めてるんですよ!!

何かもっと極めたいとか

もっと知らないことを知りたいとか

もしくは社会人になった時に

世界を変えたいとか

思ってるんですよ!!

 

英語の教材を根底から変えるとか

言ってる人がいるわけですよね

 

すげーな

日本の未来

超明るいなと思いながら歩いてて

僕は涙があふれてきたんですよ

その涙は

東大生すごい!!

若いのすごい!!

日本の未来明るいという

涙ではありません

間に合ったっていう

うれし涙

何が間に合ったか

僕が間に合ったです!!

 

僕は今 その東大生と同じぐらい

勉強が好きになれたんですよ!!

僕が勉強好きになれたのは

はっきり言いますけど

43歳以降なので

彼らよりは遅かった!!

 

でも ね間に合ったなと思ったの

もしかしたら自分で

知的好奇心を満たす

勉強する喜びを知らない人生を

終えてかもしれないけど

でも僕は43歳の時に

やっと勉強する喜びに

間に合ったなと思って

そんな自分が嬉しくて

泣いちゃったんです!!

東大生を見ながら

「君たちは誇り高い

 日本人だけど

 僕も一緒だよ」

 

って

声はかけませんでしたけど

心の中で

 

「僕は君たちと

 同じぐらい

 勉強が

 好きだよ」

って

「僕は君たちと

 同じくらい

 日本の未来のために

 自分を役立てようと

 思ってるよ」

 

って

心の中で思いながら

その日は帰りましたね

もう研修やるより何より

勉強になったのは

東大生の会話を喫茶店で

聴けた時でしたね!

ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。