部下のミスをモチベーションを下げることなく注意することができる秘伝テクニックを大公開!|鴨頭嘉人公式[5]

部下のミスを上手に指摘する方法

本記事は動画の【08:13】辺りから▶部下のミスを叱責_相手に逆ギレされることなく「指摘する」テクニック

問題が大きくなってから向き合い始めても遅い

 

もっと簡単な方法は「お前何回も間違えてんじゃねえよこの野郎」の方が楽なんだけどね。

 

人間はとにかく、すごい深いこと言いますよ?

 

楽したいんです。

 

とにかく私たちは楽したいんです。

 

で、一番楽なのはこれ。

 

感情を言葉にする。

 

こんな楽なことないよね?

 

ムカついたら「テメェ!」って言えば良いんだもん。

 

「なんなのよあんた!」って言えば良いんだもん。

 

楽だよね。

 

でも楽をすると後が大変になること多いね。

 

だからどっちで苦労するかを考えたら、手前で苦労する。

 

でもめんどくさいことをわざわざ言うわけでしょ?

 

本当はムカついてんのにわざわざ丁寧に改善のフィードバックってめんどくさいじゃん。

 

それを先にやるとあとは良い感じになりやすい。

 

でも手前で楽をすると、あとすごく大変そう。

 

もしかしたらこの部下はやめちゃうかもしれないし、鬱になってフォローしなきゃいけないかもしれないし、この部下がもしかしたら、もう1個上の上司に告げ口するかもしれない。

 

「あの上司のところでやれません。酷いんです。こんなことも言われて、こんなことも言われて、これでやる気出でる社員いますか?」とか言われたら、評価ガーンと下がるかもしれないから損するね。

 

だから、どちら側で苦労するかを決めておくと良いんじゃないですか。

 

僕は手前をおすすめします、できるだけ。

 

後から苦労すると、大体の問題っていうのはだんだん時が経つと育つという特徴があります。

 

時と共に大きくなるんです、問題って。

 

この例、あんまり良くないんだけど、夫婦関係そうですね。

 

例えば、最終結論が離婚だとしましょう。

 

急に離婚なんかならないから。

 

離婚のほとんどの原因は旦那さんが奥さんの話を聞かないことです。

 

でも1回聞かないくらいで離婚になる夫婦はいないよね?

 

でも何回も何回も話して「この人話聞いてくれない。本当話聞いてくれてない。でも私が我慢しなきゃ、子供もいるし経済的にまだ自立してないし、子供が大きくなるまで我慢しよう」とか思ってたんだけど、もう本当に聞いてなくて、しかも聞いてないのを私のせいにされた瞬間にプッチンと切れて「出ていきます!」ってなったりするわけ。

 

これ問題は今起きてないね?

 

だいぶ前から起きててそれがだんだん育って大きな問題になってるように見えるだけ。

 

次回:6)日常生活の中で相手との信頼関係を築いて問題解決能力を高めていこう

ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。