本記事は動画の【38:47】辺りから▶【特別授業】学生に贈る、仕事の価値は自分でつくる!
練馬駅のキオスクで働くアルバイトの佐藤さん
この人最高。この人ね、僕練馬に住んでるんですけど、練馬の僕が住んでる駅の改札の隣にあるキオスクで働いている佐藤さんっていうアルバイトスタッフさん。
彼女素晴らしいんです。
何が素晴らしかと言うと挨拶。挨拶がすごいです。
もうキオスクに入った瞬間に、「おはようございます!ご来店ありがとうございます!」って語尾がピュって上がる感じ。
買い物が終わったら「ありがとうございました!今日も1日お仕事頑張ってくださいね!」って手を振ってくれるんです。
彼女の接客受けて会社行く時って、なんか新妻に送り出されているような気分になるんです。
あまりにも素晴らしいからハッピーマイレージのカード渡して、素晴らしいですねって承認、思ったことを伝えるわけです。
次の日、電車には乗ろうとするけどキオスクにいく用事はないわけです。
でも彼女のファンになっちゃってるから気になって、ギリギリストーカーでないところで見てたわけです。
買う用事ないけど今日も頑張ってなーって。心囚われてるから俺ね。
見てたらものすごい衝撃受けたんです。
今まで1回も気が付かなかったことがあったんです。
彼女はなんとキオスクでお買い物してるお客様だけじゃなくて、キオスクの前を素通りして駅の改札に行く全ての通勤客、通勤ラッシュの時間ね、全ての通勤客に最高の挨拶してたんです。
「おはようございます!行ってらっしゃいませ!今日も1日お仕事頑張ってくださいね!」
キオスクのレジの中から改札に向かってですよ?
自分の仕事の価値を知っていれば「疲れ」を感じるわけがない!
はっきり言います。他の社員さんはやってません。店長もやってません。アルバイトスタッフの佐藤さんだけがやってます。
そう、彼女はきっと街の挨拶リーダーだっていう価値を感じているんです。
彼女が言ったわけじゃない、僕が勝手に想像しただけです。
でも想像してみてください。世の中には疲れた疲れたという言葉を連発して、働いている大人がいっぱいいますよね?
ほとんどの大人が疲れたという言葉と疲れた顔をして働いています。
もし疲れたという言葉が医学的な意味で体に乳酸値が溜まったという意味しかないのであれば、彼女以上に疲れる働き方ありますか?
アルバイト8時間のシフトずっと声張ってるんですよ?
ものすごいエネルギーの消費量です。違いますか?
じゃあ想像してみてください。彼女が8時間のアルバイトのシフトが終わった後に、こう言ってると思いますか?
「うわー、今日ゲロ疲れた」って。
いや見たことはないけど、想像ですよ?言ってないと思うんです。
きっと彼女はこんな風に8時間のアルバイトのシフトが終わって感じてると思うんです。
「ああ、私今日もやりきったな」
って。じゃなかったら他の人がやってないのに、やるわけないんです。