鴨頭嘉人直伝|誰でもできる!自己肯定感を高め、自信を得る唯一の方法!⑦

人前で緊張するのは「見栄」を張ろうとするから

想像してみてください。

みんなが誰かの話を聞かなきゃいけないですよ。例えば1時間とか。

その話す人が「私って最低です。今日も準備全然出来てないし、本当に私ダメなんです。これから1時間よろしくお願いします。」

それって心の矢印こっちのまま相手の命の時間1時間を奪ってるということなんですよ。

どうせ話すんだから、思い切ってプレゼント渡そうよ。

いいですか。

あるものしか出ないんです。

 でも、人前に立って「うわー話せない」っていう人は、ないものを出そうとしてるんです。

今の私は、このサイズなのにすごい人を演じようとしているから辛いんですよ。

もうそろそろ僕と近しい関係になったということを前提に言いますよ。

つまり人前に立って緊張するというのは、傲慢なんです。

自分を本当のサイズより大きく見せようとするあなたの傲慢さが、その恐怖を増大させているんですよ。

本当は卑下していると思ってるかもしれないけど、実は卑下してません。

大きく見せようと思っちゃうんですよ。

私は本当はこんな人間じゃない。もっと素晴らしいんだって思い込んでるけど、そんなことないよ。

いいんです、いいんです、そのままのサイズで。

今の私はこれぐらい、ポンッでいいんです。

「ありのままの自分さらけ出す」ほうが共感を生み、魅力的になる

ね、今の自分じゃ作れない、手編みのセーター編めないでしょ。

まだ下手くそで、目がちょっと荒かったりするワケじゃん。

「こんなの渡せない、誰も喜ばない」って。

一人でシクシク泣いてても何も始まらないですよ。

いいじゃん、下手だけど編んできた。

いいじゃないですか。

「それでなんだお前下手くそ」って言う彼氏とは付き合うな。

いーじゃん付き合わなくたって。

そんな人ばっかじゃないよ、ありがとう。

逆に言うと俺なんかあれよ、編み目がガチャガチャしているとちょっとグってくる。

こない?わかんない、わかんないの、この感じ。

なんかうわーって。なんか、まだまだそのテクニックがないのに、一生懸命頑張ったなーって方がグー掴まれるタイプね。

なんかそういうのないですか、人間って。

あるよね。

だからねえ、うまく喋んない方が共感度は高いのよ、そうなんですよ。

うまくしゃべろうとしなくていいですよ、そのまま出す。

この考え方が心の矢印を相手に向けたときの考え方。

これができればもうOK。

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ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。