鴨頭嘉人公式|信頼関係を築くには「聴き力・洞察力・承認力」を磨け![7]

本記事は動画の【14:23】辺りから▶部下から尊敬される上司が行っている、たった一つの方法

上司のコミュニケーションスキルが上がればほとんどの問題が解決できる

ここ(第4位)はちょっと取引先さんとかがあるんで一概に言えませんが、ただコミュニケーションスキルが高い方が社外の方とコミュニケーションをとっていれば、おそらく減ると思います。

 

そして職場の環境変化によるストレスも上司である皆さんがしっかりとしたアカウンタビリティ、説明責任のことですね。

 

なぜこの変更が必要なのか、この変更によって自分たちの仕事がどれぐらい良くなるのか、楽になるのか、メリットがあるのかそれを説明してくれば変化があっても人は対応できるようになりますから。

 

そういう風に考えれば、実はこの1位から5位までのほとんどが、実は皆さんのコミュニケーションスキルが上がった分だけ減るってことですね。悩みが。

 

それぐらい私たちの職場っていうのは、大きなノベーションとかテクノロジーの変更以外はほとんどコミュニケーションによって解決できる。

 

逆に言うとコミュニケーションが悪いままだと悩みは増えまくる。もう辛くてしょうがない。「なんでこんなに頑張ってるのにこんなに辛いんだ」という状況が続くということですね。

 

部下は「自分は未熟」と思っているから上司の働きかけが必要

それは皆さんもそうだし、皆さんの部下はもっとそう感じると思います。なぜならほとんどの場合、組織の場合は、なんて言うんですかね、言葉で言うと難しいですけど、未熟な人ほど、人間的にとか技術的に未熟な人ほど自分には改善できないと思っているからです。

 

なんとなくわかります?言ってること。

 

要は入社して来たばっかりの時ってこの会社の環境僕が変えられるってあんまり思う人いないですよね。時々そういう子、特殊な人言いますけど、普通はあんまり思わないですよ。

 

「なんだよ」って「こんなんじゃ無理っすよ」とかね。「部長がなんとかしてくださいよ」という風にやっぱり最初の頃は未熟なんで、上司に依存していますから。ということは、皆さんはできるだけ役職が高くなればなるほど、実は自由度が増えているってことを認識して改善取り組まないと未熟な人はもっと辛い思いしてるよってことです。

 

皆さんがもしもね、中間管理職で部下の方がいるにもかかわらず、やりづらいものがあるとするならば、あなたが改善しない限り部下はもっとやりづらいと思ってるよ、ということです。

次回:8)ひとりの人間が「完璧に人間を管理できる人数」は◯人まで!

ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。