本記事は動画の【20:15】辺りから▶圧倒的な成果を上げる『仕事力』あの人はなぜ、いつも成果を出し続けられるのか?
実際の売上は机上のデータより「売りたい気持ち」で左右される
話は元に戻ると僕は東北でNo. 1でぶっちぎりの成果を出していたので、原田さんがねマクドナルドにアップルコンピュータから引き抜かれてきたわけです。
マクドナルド立て直しのために。
そしたら東京だけが赤字だってことに気がつかれて、東京どうなってんだと、東京黒字化するにはまず人だと。
つまり売り上げを上げるのが強い奴、利益を出すのが強い奴を東京に集めろって言ったわけです。
で、その時に東北で呼ばれたのが僕なんです。
まだ娘産まれて1ヶ月も経ってない時ですよ。
いきなり東京異動って言って、はいって言って。
娘もわけわからんけど、産んだままにして車に乗っけて、東京に転勤してきて東京のマクドナルドで働いていて、僕がたまたま着任したのが今僕が住んでる練馬区の中村橋というところなんですけど、
そこのグランドオープンが最初の仕事だったんで、もうそこでも死ぬほど売ったんですよ。
最初マクドナルドって出店計画ってどうやってるのかって知らないですよね?
ソフトがあるんです。
マックジスって言うんですけど。
Googleマップみたいなのがあって、そこの駅の乗降客数とか車の走ってる本数とか、あとは昼間の人口とか住民人口とか、流入と流出とか全部データがバーっと入ってるわけです、日本全国の全部の地域で。
全部の地域って本当にメートル単位で入ってるんですけど。
その中でマクドナルドの平均月商が大体1400万以上売れると黒字になるケースが多いので、店の規模によりますけどね、客席数とかも全部計算するんですけど。
大体1400万売れるっていうデータのところに黄色いフラッグが立つんです。
2000万以上計算できるところには赤いフラッグが立つんです、絶対開けろみたいな。
でも物件がないといくら旗が立ってもダメだから、店舗開発部っていう人がいるんですよ。
要は出店をする人たちね。
その人たちはそのマックジスの旗が立ったところのビルとかに交渉しに行くんですよ。
ここマクドナルドにしません?とか言って。
売ってくれません?ここ、とか言って。
ここ貸して欲しいんですけど家賃いくらでとか言って。
その人たちはそういう交渉です。
だから最初はAIなんですよ、今で言うと。
AIさんがここにいけっていうと、人間がはい!って言って交渉しに行くんですね。
で、契約が決まるとオープンっていう。
だからねオープンする前にもう売り上げデータ決まってるんです。
この店はいくら売れるっていうのが決まってるんです。
我々は営業と言って、店長とかスーパーバイザーはその店舗開発部が企画した売り上げを下回ったら怒られるんですよ。
で、ほとんどの場合、下回るんです。
何となくわかります?