本記事は動画の【32:18】辺りから▶モチベーションが爆発する3つの仕組み
失敗を責めているのは「失敗をしてしまった本人」だからこそ「未来を信じる」
最初から仕事ができる人間なんかいない。
誰が信じるか、自分が信じてあげないと誰が信じるんだ。
その時、僕は今まで気が付かなかったある真実に気がつきます。
スタッフが失敗をしてしまった時、一番誰が責めているか?
それは自分です。
お客様にご迷惑をお掛けした。
店長の信頼を裏切った。
仲間に迷惑をかけた。
失敗したスタッフが一番自分を責めています。
その時リーダーである僕が責めてしまったら、もうその子はお店に来れなくなるかもしれない。
いや、多分これまでもいっぱいあったんだと思う。
でも、僕はそんなことすら気がつかないような人間だったんです。
僕はこの店で初めてそのことに気が付きます。
「未来を信じるリーダー」が人を成長させる
そして僕はお客様の自宅からお店に戻ってきた時、その瞬間スタッフに嘘をつくようになります。
みんなにこう言うんです。
「みんな、お客様笑顔で許してくれたよ。やっぱりうちのお店期待されてたよ。もう少しで日本一になるんだよ!」
嘘です。
日本一クレームが多かった。
日本一お客様が少なかった。
だから、未来を信じるしかなかったんです。
その時お店に行くとイライラすることばっかりでした。
なんでトイレ汚いんだ。
お客さん少ないのに。
何で同じ間違いいっぱいするんだ。
でも僕は今起きていることに目を向けるんじゃなく、未来を見るリーダーになろうって思ったんです。
絶対成長できるって。
最初から仕事ができる人間なんかいない。
考えてみれば自分もそうでした。
仕事を始めた時から上手くできる人なんかいない。
だからこそ未来を信じてあげるリーダーがいないと、人は成長できないって。
だから僕は日本一を連呼する店長でした。
「絶対日本一になるよ!絶対できるよ!」
「みんな今までの人生で日本一になったことある?」
「これから取れるよ。絶対俺たちだったらできるよ」って。
日本一売れない時に、日本一クレームの多い時に僕は言い続けた。
するとみんなが日本一のお店を作ってくれた。
だって日本一クレームの多かったお店がたった2年でお客様満足度調査日本一のお店になったんです。
スタッフが作ってくれた。