悩めるリーダー必見!部下のモチベーションを爆上げする「承認力」の使い方|鴨頭嘉人公式[16]

モチベーションが爆発する仕組み

本記事は動画の【32:18】辺りから▶モチベーションが爆発する3つの仕組み

失敗を責めているのは「失敗をしてしまった本人」だからこそ「未来を信じる」

 

最初から仕事ができる人間なんかいない。

 

誰が信じるか、自分が信じてあげないと誰が信じるんだ。

 

その時、僕は今まで気が付かなかったある真実に気がつきます。

 

スタッフが失敗をしてしまった時、一番誰が責めているか?

 

それは自分です。

 

お客様にご迷惑をお掛けした。

 

店長の信頼を裏切った。

 

仲間に迷惑をかけた。

 

失敗したスタッフが一番自分を責めています。

 

その時リーダーである僕が責めてしまったら、もうその子はお店に来れなくなるかもしれない。

 

いや、多分これまでもいっぱいあったんだと思う。

 

でも、僕はそんなことすら気がつかないような人間だったんです。

 

僕はこの店で初めてそのことに気が付きます。

 

「未来を信じるリーダー」が人を成長させる

 

そして僕はお客様の自宅からお店に戻ってきた時、その瞬間スタッフに嘘をつくようになります。

 

みんなにこう言うんです。

 

「みんな、お客様笑顔で許してくれたよ。やっぱりうちのお店期待されてたよ。もう少しで日本一になるんだよ!」

 

嘘です。

 

日本一クレームが多かった。

 

日本一お客様が少なかった。

 

だから、未来を信じるしかなかったんです。

 

その時お店に行くとイライラすることばっかりでした。

 

なんでトイレ汚いんだ。

 

お客さん少ないのに。

 

何で同じ間違いいっぱいするんだ。

 

でも僕は今起きていることに目を向けるんじゃなく、未来を見るリーダーになろうって思ったんです。

 

絶対成長できるって。

 

最初から仕事ができる人間なんかいない。

 

考えてみれば自分もそうでした。

 

仕事を始めた時から上手くできる人なんかいない。

 

だからこそ未来を信じてあげるリーダーがいないと、人は成長できないって。

 

だから僕は日本一を連呼する店長でした。

 

「絶対日本一になるよ!絶対できるよ!」

 

「みんな今までの人生で日本一になったことある?」

 

「これから取れるよ。絶対俺たちだったらできるよ」って。

 

日本一売れない時に、日本一クレームの多い時に僕は言い続けた。

 

するとみんなが日本一のお店を作ってくれた。

 

だって日本一クレームの多かったお店がたった2年でお客様満足度調査日本一のお店になったんです。

 

スタッフが作ってくれた。

 

次回:17)叱るのではなく〇〇をしろ!スタッフが成長する絶対法則

ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。