本記事は動画の【09:08】辺りから▶過去の辛い記憶を書き換える~不安と悩みをなくす方法~生き方 セミナー
いじめの経験で作り出されたセルフイメージに囚われていた、ある女性の話
僕の周りにもいっぱいいます。
学生時代すごくいじめられたと、女性が多いんですけど。
女性の集団というのは必ず一人一人ターゲットを決めていくという、素晴らしい仕組みがあります。
最初はA子ちゃん、A子ちゃん終わったらB子ちゃん、B子ちゃん終わったらC子ちゃんっていう素晴らしい文化があるんです。女子校とかが多いんですけど。
だから僕の仲間の中にはそういう学生時代にいじめにあってセルフイメージがガクッと下がった子って結構いるんです。
その子と喋ってると面白いなと思うのが、学生時代にいじめられたことを振り返ってスピーチを作ったりするんです。
スピーチを作ってる途中で急に顔が変わるんです。
事実に辿り着ければ記憶はいくらだって書き換えられる
最初暗いんです、当たり前ですよねいじめられた記憶をほじくり返してるから辛いじゃないですか。その時の記憶が蘇るから辛いじゃないですか。
ところが掘り下げて掘り下げてスピーチを作ってると、突然
「ハッ」
「どうした?」
「私本当はいじめられてなかったかも。あの時30人のクラス中に私は攻撃されてたと思ってたけど、本当は1人だったかも。でも私がその子に約束を破るっていう行動をしたから、その子は私をターゲットにしようって思った。」
要は私が嘘をついたから。
「でも後の29人はいじめられるのが怖くてその子に乗っただけで、本当は私は1人にしか嫌われてなかった。しかもその嫌われた原因は私だったんです。」
っていうのが出てきたりするんです。
恐らくこれは事実に辿り着いたんです。
でも彼女はずっと学生時代から約20年近く私は30人みんなにいじめられた。「うざい、死んだ方がマシだっていう存在」だと思い続けていたんです。
社会人になってもです。その頃のトラウマと一緒に生きてきたからです。
でも自分の中の記憶が書き換わると全てが変わるんです。
その子はそこからどんどん変わっていきました。
元々鬱だったりとか、鬱よりもっとひどいやつ、統合失調症までいった子なんです。あとパニック障害も併発するんです。
だから働いてても急にキーってなったりとか、全く朝目が覚めても1mmも動けないみたいな。
だから完全な病気なんですけど。
その事実に辿り着いてから元気になってます。