本記事は動画の【26:26】辺りから▶過去の辛い記憶を書き換える~不安と悩みをなくす方法~生き方 セミナー
なぜいじめられている当事者は死を選択してしまうのか
例えばあまり良い例ではないですけど、わかりやすいので説明します。
例えば中学生がクラス中からいじめられて屋上から飛び降りたりします。
なぜか?選択肢がないと思うからです。
本当は30人からうぜえ、死ねって言われただけです。
もちろん毎日言われます、ラインもガンガン来ます。
でも俯瞰してみると30人です。
でもその子はこう思うんです。
私はこの世の中から要らないって言われている。
選択肢がないからです。
本当は30人、いやもっとよく見てみると1人だったかもしれない。
後の29人はこの子にいじめられないためにただ同調しただけかもしれない。
一定の共感を得られたいからしていただけかもしれない。
でも選択肢がなくなるんです、世界中から私は要らないと思われている。
自分の悩みがたくさんある選択肢を消してしまう
「親に絶対言うなよ、親に言ったらどうなるかわかってるわよね?」
って言われると親に言ってはいけないって思うんです。
「先公にチクったらどうなるかわかってるな。」
先生に言ったら終わりだと思うんです。
終わらないです。終わらないよね?
親に相談して良いんです、先生に相談して良いんです。
すると転校できるんです。
なんなら学校辞めちゃえば良いじゃん。
学校辞めたらダメなの?全然OKよね、選択肢いっぱいあるんですよ。
ところがその子はそう思えなかったんです。
私は世界中から否定されている要らない人間である、お父さんにもお母さんにも言えない、先生に言ったらどんなことになるかわからない。
絶対に言えない。
どんどん狭めて、死ぬしかないと言うところに辿り着いたんです。
残酷な話をしますが選んだんです。誰が?自分が。
だって親がそんな選択肢選ぶか?あなた死になさいって。
先生がそんな選択肢を提供するか?あなた死んだ方が良いって。
誰も思ってない。地球上にたった1人です。
いやもっと言いましょうか、いじめた子が死んでほしいって本当に思ってたと思いますか?
死ねって言っていた本人が本当に死んでほしいと思っていたと思いますか?
思ってないんですよ。思ったのはたった1人なんです、世界中で。
自分なんです。それくらい自分が作り出しているんです。
良い例じゃないけど、事実です。