本記事は動画の【03:55】辺りから▶【深イイ話】人生で迷ったら思い出して欲しい言葉
仮病をしてしまうくらい野球の練習が嫌いだった
それでどんどん今度は自分は負けたくないけど、負けを味わうのが嫌になって、回避、逃げようとするようになって、練習の時間になると「お腹が痛い」って言うようになるんです。
面白いね。
「お腹が痛い」って言うと練習サボれるから「お腹が痛い」って言うじゃないですか。
本当にお腹が痛くなるんです。
わかります?
お腹が痛いからサボってるんじゃないんだよ。
行きたくないから「お腹が痛い」って言うわけ。
そうすると本当に痛くなるのね。
で、僕は本当にお腹が痛い子供になっていくんです。
人間の想念ってすごいよね。
だから病気になれるからね。
人間は、自ら。
だから仮病は本物の病なんです。
僕は仮病を使って、本当にお腹が痛くなるような子供になって、学校にもあんまり行けなくなるんです。
お腹が痛くて。
それぐらい自分はコンプレックスの塊だったんです。
コンプレックスの塊から救ってくれた父の言葉とは?
でも、うちの親父はもちろん兄貴のことは認めていたが、僕にもこう言ってたんです。
「嘉人、お前はやったらできるんじゃが」
子供の時はこれが理解できないわけです。
「『やったらできるんじゃが』ってなんかやってないみたいじゃないか」みたいに思っちゃうんです。
でも大人になってくる過程で、「やったらできるんじゃが」っていう言葉は、確実に僕の人生に影響を与えていて。
例えばマクドナルドでアルバイトを始めた時に、誰よりも新しいポジションにチャレンジするのは僕だったんです。
すぐ「新しいところやらせてください。新しいポジションやらせてください」って言って。
何ならタイムカード押さないで、休みの日にアルバイトに行って「今日休みなんで新しいポジション教えてください」って。
やったらできると思ってるんで。
だからとにかく「やらせてください」って言うようなアルバイトだったんです。
そうすると社員さんは「こいつすげえな」ってなるじゃないですか。
アルバイトでそこまで「時給もいらないから新しいポジションやらせてください」って言うやついないんで。