本記事は動画の【18:39】辺りから▶想いが伝わるのは言葉ではない「人の心を動かす話し方」とは?
話し方の学校の生徒さんからもらった「プレゼント」に関するエピソード②
すげえな、人のカミさんを後ろ姿でわかるってすごいよ。
すごいよね。
俺なんかまだ海の中にいるから、「鴨明さんですよね、一花ちゃんだよね」とか言って名前を呼んでくれて。
で、「鴨さん来てるって聞いたんで、今治のお土産です」って言ってポンジュースだったりとか、タオルだったりとか、可愛い入れ物で持ってきてくれて。
仕事そっちのけってことよね。
「会いに来ました」って言って、俺とハルヒトが来て、ずっと「鴨さんにすごいお世話になってて…」とか言って、カミさんにいかに俺が素晴らしい人かをプレゼンしてくれて。
「尊敬してます。学ばさせていただいてます。こんなところで会えるなんて奇跡です。俺たち運が良いよね」
「そうよね」とかちょっとイチャイチャも混ぜながら、ものすごいプレゼントをずっと贈り続けてくれて。
で、2人と別れて帰った後にうちのカミさんが「あんた、感謝しなさいね。普通に考えてみなさい。話し方の学校の生徒さんっていうのは、世の中の一般の考え方で言うとお客さんなんだよ。でもあんたは一般的な概念で言うとお客さんから、あんなにプレゼントをもらってる。ポンジュースの話じゃない。言葉とか記憶とか思いとか、あの2人はずっとあんたにプレゼントしか贈ってなかった。あんた話し方の学校で『プレゼント贈れ』って教えてるかもしれないけど、あんたの方がもらってるよ」って言われたんだよね。
俺も「その通りやな」と思って、めちゃくちゃ嬉しかった。