本記事は動画の【13:46】辺りから▶想いが伝わるのは言葉ではない「人の心を動かす話し方」とは?
服装が違っても話している姿が想像できてしまうくらい「一風堂の社長・河原成美」のスピーチは圧倒的だった
その日はラーメン作ってたけどさ、人間力大學はスーツ着てた。
ホールだったから、ラーメンなんか作ってないのに、河原さんがユニフォーム着てラーメン作ってる姿が浮かぶぐらいすげえんだよ。
「一杯のラーメンが…その親子が…」とか言って、その親子どこから来た?みたいな話だけど。
話の脈絡ねえんだよ。
「その親子が…」ってわかる?
見えてんだよ、河原さん。
河原さんはラーメンの厨房に立って喋ってるわけ。
あの人自身が。
だからこっちにもそれが映ってくるんだよね。
これがマインドから出るスピーチなんです。
だから、何かを喋るんだったら何を喋ろうじゃないよ?
もうどう生きていくかなんだってば。
何かを喋ろうというのは、ウケることを喋ろうとかじゃなくて、自分の中にあるマグマのようなものを、相手にどうやったら受け取りやすくなるかなっていう加工をする作業なので。
河原さんは加工しねえけど。
だけど、元々この中にあるものが薄っぺらかったりとか、温度が低かったらどんなに加工しても温度のぬるいラーメンが出てくるんだよ。
スピーチのことをラーメンに例えただけですけどね。
それはどんなにテクニックを使って、例えばすごくラーメンが縮れてて綺麗そうで、なるとが美しく盛られていて、器が超高級な器でも美味しくねえよ、ぬるかったら。
それはスピーチと同じだと思った。
どんなに表面を繕ってても、やっぱ元となってる温度とかがないと、プレゼントになんないね。
とにかくプレゼントを送ることなんです。
人間関係の構築もスピーチも。
全部プレゼントです。