鴨頭嘉人公式|変化を恐れるな!リーダーに教えたい人材育成の重要性[8]

本記事は動画の【14:45】辺りから▶ビジネスで結果を出し続けるリーダーは何を考えているのか?【超一流の思考回路】

日本マクドナルドに訪れた2回目の経営危機

日本マクドナルド2回目の危機が起きました。

 

これは皆さん記憶に新しいですよね、3年前です。

 

チキンマックナゲット。

 

正しいこと言いますね。

 

チキンマックナゲットを日本に納品している海外の会社が、日付を改ざんして納品したことが日本中に知れ渡った。

 

あってますよね。

 

皆さんあまりマクドナルドのことを興味なかったら、もしかしたらマスコミが流していた情報に惑わされているかもしれませんけど、日本マクドナルドは被害者ですからね。

 

そうですよね。

 

だって海外の業者さんが日付を打ちかえてマクドナルドに納品したわけですね。

 

マクドナルドはその日付を変えたことに気が付かないで販売してたわけですね。

 

それが見つかったって話ですからね。

 

ところが日本のマスコミって売れるためだったらどんな情報でも流すっていう素晴らしいポリシーを持ってらっしゃるので、「日本マクドナルド日付改ざん」で流したんですよ。

 

そうですよね。

 

消費者どう思います?

 

マスコミからのデマ流出により、ネガティブキャンペーンが横行

「やっぱりマクドナルドって、そういうことをやってから1人勝ちとか言ってたんだ」と。

 

日本人がお好きなですね、トップを何とかして引きずり下ろそうとする根性が出てしまうわけですね、こういう時ね。

 

そして日本中でマクドナルドに行くなっていう、キャンペーンが行なわれたんです、ネガティブな。

 

本当は海外の1社の業者さんが日付を改ざんして騙したんですよね。

 

でも日本マクドナルドはしょうがないですよね。

 

外食産業ナンバーワンの会社でしたから。

 

もうブランドイメージっていうのが落ちたら全てが終わりますね。

 

どれくらい売り上げ落ちたか。

 

29%落ちました。5600億から29%ですよ。

 

1700億円ぐらい売り上げが落ちたんです。

 

普通の会社何個分ですかね。

 

一気に落ちました、3ヶ月で。

 

実際に起きたことです。

 

これ一般的に言うと、1700億円の売り上げ落ちるというのは社員、もし同じ利益を出すならば社員何人リストラしなきゃいけないかというと、だいたい5000人から6000人ですね。

 

5000人から6000人の社員の給料カットしてやっとギリギリキープできるかどうかの売り上げの落ち方ですね。

 

それが実際に起きました。

 

もちろんその間に大変なことがございました、3年間。

 

で今復活しつつあるわけですよ。

 

で今復活した時にそれをみんなが分析してますけど、的外ればっかりですね。

 

次回:9)日本マクドナルドのブランドイメージが回復した本当の理由とは!?

ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。