「直接褒めない」仕事ができる部下を育てる必殺テクニック|鴨頭嘉人公式[4]

仕事ができる人ほど陰口の天才

本記事は動画の【9:38】辺りから▶仕事ができる人ほど陰口の天才

陰褒めは相手が受け取れない状態の時に有効

「自分が店長褒めてたよって、間に入ることはあるんですか?」(質問)

 

全然ありです。

 

陰褒めの強みを言います。

 

陰褒めの強みは、特に褒められるのを受け取れないような状態の時に、特に有効です。

 

例えば今の例とちょっと違うかもしれないんですけど、プレゼントを受け取れない精神状態の時って人間あるんです。

 

例えばグレてる時の子供とか。

 

会社の中でもなんか上手くいってなくて上司のせいだとか、人のせいにしてる人って褒められてることを受け取れないんです。

 

「ケイちゃん、最近頑張ってるね」

 

「なんすか、もっと働けって意味ですか?」って。

 

わかります?

 

こういう時って直褒めってあんまり効果が出ないんです。

 

そういう時は陰褒めです。

 

なんで陰褒めだったらいけるかって言うと、払い除ける相手が目の前にいないから。

 

わかります?

 

直接だったら払い除けられるわけ。

 

「ケイちゃん、がんばってるね」

 

「なんすかそれ、もっと働けって意味じゃないんですか」

 

「そういう意味じゃないよ」

 

「そういう意味に聞こえます」みたいに。

 

いるからね、目の前に。

 

タクちゃんが「めちゃめちゃケイちゃんのこと褒めてたよ」って言うと、いないから。

 

「そんなわけないっすよ」気持ち良いみたいな。

 

わかります?

 

陰褒めってそういう効果があるんです。

 

だから誰を陰褒めしても良いです。

 

今の店長だけってパターンじゃなくても良いんです。

 

次回:5)仕事だけでなく「家庭」でも陰褒めを使ってみよう!

ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。