人間関係がうまくいかない理由はこれだ!人を信頼することができるようになる4つのマインドセット|鴨頭嘉人直伝[3]

良好な人間関係を作る4つのマインドセット

本記事は動画の【05:37】辺りから▶「もう人間関係で悩まない!」人生をもっと楽に生きる4つのコツ

「他人に興味がない」社員たち

 

うちの社員は他人を変えようとしたことがないんです、社内で。

 

だから問題が起きようがないんです。

 

要素がないです。

 

もしかしたら経営者の方とか管理職の方の中からは「ちょっと待て。鴨さんやヒロキングは部下の育成に興味関心がないのか」とちょっと疑問が起きるかもしれませんが。

 

あんまりないんです。

 

全く無いんじゃないよ?

 

期待とかはしてるし、カッコつけるならば「どうせ成長してくるに決まってるし」っていう感覚なんです。

 

だから良い感じの放置感が漂ってます。

 

良い感じの放置感が。

 

でも全く「どうせあいつダメだから」とか全くないです。

 

「どうせいつか来るんでしょ?どっかでぼかんとブレークするんでしょ?いつなんだろうね?」という感覚。

 

もしかしたら僕の思う理想の子育て感に近いです。

 

例えば子供が他の子よりも成績が悪かったら「何やってるのあんたは!他の子はこんなにやってるのに!」みたいなね。

 

どんな感じですか?

 

そんなん言われたら。

 

「ママは僕のことが嫌いなんだ」しか残んないよね?

 

そんなことないですか?

 

それ以外残りますかね?

 

だってママが大好きで、ママに愛されたいんだよね?

 

そうじゃない子いないよね?

 

でもママは怒ってるの。

 

「他の子よりダメな子だから」

 

あまりにもそのメッセージが強すぎると、それしか感情が残らないから、やっぱり怖くなって嘘をついたり、そのストレスをどっかで発散しなきゃいけないから、学校で弱そうな友達を殴ったりいじめたり、そんな風に反応するかもしれないね。

 

その反対の感じ。

 

例えば、子供の成績が悪くても、「大丈夫、うちの子は。生きる力がある」

 

そういうお母さんだったらどうかな?

 

どっかでその子は勉強ができるようになるかどうかはわかりませんが、多分自分のことを肯定できて、なんらかの分野でもしかしたら大成するかもしれないし、別に何の分野で大成しなくても、私は愛される価値があると思ってるから、素敵な旦那さんをゲットして別に何も苦労することなくずっとハッピーなお嫁ちゃんになる可能性も、多分高いんじゃないかなって気がします。

 

次回:4)「我が道をゆく」鴨頭嘉人の娘「一花」のエピソード

ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。