本記事は動画の【08:50】辺りから▶人材育成のプロが語る『これからのリーダーに不可欠なスキル』
「上手くいっていない社員を信じる」ことが業績に繋がっていく
だから人の痛みが分かる人間じゃないと、きっと上手くいかない人の未来を信じることは出来ないんだろうなあと思うんですよね。
だからもうコツという言葉とはもうかけ離れた世界ではあるんですけど。
きっとね、僕らにはもちろんアクションとしてノートを書くだったりとか、指導方法を変えるだったりとか、給与体系を変えることだったりとか、トレーニング方法やシステムを変えることとか、やれることってもちろんいっぱいあります。
で、それもいいと思います。
そこで成果が出ればそれでいいんだと思うんです。
結果的にその子が成長して幸せになればね。
でも、あの手この手尽くしても、もう全てやり切ったかもと思ったら、それが大きな勘違いだと思う。
もう一個あるんだよ。
「祈る」っていうことが。
「絶対こいつは大丈夫」って。
今全然上手くいってないと。
何やっても裏目に出ると。
タイミングも外すし、人の話も聞いてないし、お客さんからのクレームも無視するし、何も出来てへんと。
でも「きっと良くなる」って祈ることだけはね、残ってるんですよね。
だから鈴木さんのやっている行動は、根本、根っこがね、祈りだと思うんですよね。
「この子は絶対に幸せになるんや」って。
今は指名も無い、クレームも多い。
仲間にも「あの子辞めさせてください」って。
「何で同じ給料を貰えるんですか、あんな子が」って言われてると。
でもね、絶対幸せになる。
幸せになれない奴なんかおらんって。
きっとね、そういうベースがあるから、そんなしちめんどくさい行動を選択出来るんだと僕は思いました。