本記事は動画の【17:58】辺りから▶大したことない話を「面白い」に変える3つの方法
エピソードトークのポイント②絵を浮かぶように話す技術
これ1個目、書き方がこっちになっちゃった。
2個目、2個目は絵が浮かぶように話すという技術です。
絵が浮かばないようにさっきの話少しだけやってみます。
先日ファミリーマートに行った時に、1人の男性が順番を飛ばされてレジの方に「並び直してください」と言われてすごく怒って、でもその後他のお客様がそのお客様より先に案内されて怒り始めたんです。
あまりの怒りで収まりきらなかったんですけど、1人の7歳ぐらいの女の子が「美味しいジューシーふなっしー」っていう歌を歌いながら明るく入ってきたら、ファミリーマート全体が笑いに包まれて、そのお怒りになってた男性も怒りが収まり、最後には「ありがとう」と言って出て行ったんです。
っていう話になるんです。
今、絵浮かびました?浮かばないですよね。今のを説明って言うんです。
全く違いますよ、でも同じ内容ですよね?全く同じ内容でしたよね?同じでしたよね?
短くするために省略はしてますけど、基本的に同じ話なんです。
全く違う話に聞こえません?
だから面白くなく話している人っていうのは説明してる人なんです。
聞き手に映像を浮かばせることができれば話は格段に面白くなる!
自分の頭の中には映像があるからです。でも聞き手には映像が浮かんでないんです。
そうなんですよ。自分が浮かんでいるから面白いと思って喋ってるんです。
よくありませんか?すっげえ面白い話あんだけどって話してるけど、相手には全然届いてないっていう。ありますよね?
それって自分の中には映像を浮かんでるけど、聞き手には映像が浮かんでいない時に起きるギャップなんです。
同じ映像を浮かばせれば同じように感じるんです、人間は。
それが絵が浮かぶように話すという技術になります。
だからわざわざ説明が必要になってくるんです。
言わなくてもいいようなこと言ってるでしょ?
年齢で言うと、そのおじさん年齢で言うと63から65ぐらい、髪の毛ちょっと白髪が入っていて、ややハゲで、お腹ちょっとででっぷり出ててとかってこれなくてもいいんです、この話。
関係あります?皆さんに。関係ないですよ。
でも何のためにこの関係ない話をしているかと言うと、絵を浮かばせるためだけなんです、ただそれだけ。
でも絵が浮かばないとドラマは面白くないんです。
だからドラマの中に引き入れている、みんなを。同じ映像を見ようよってやってるんです。