本記事は動画の【6:01】辺りから▶コミュニケーションが苦手な人は、まず〇〇を知れ!
人によってポジティブとネガティブな情報の捉え方は全く違う
で、当時西任暁子さんという僕のスピーチの先生と一緒の話し方の学校やってたんです。
西任暁子にこの話をしたんです。
「西任さん知ってます?断食すると感性がビンビンになって人生のステージが上がって、世界を変えていく人はみんなやってるらしいですよ!やりましょうよ西任さん!」と言ったら、「私、必要ない。私、誰よりも感性鋭いんで必要ないから。世界変えない」と言われちゃうわけ。
違うんですよ。
人によってそれをポジティブな情報だと思う感情や幅や、それをネガティブに嫌だなと思う感情は相手によって違うわけ。
だから同じトークで必ず相手をB地点へ連れて行けるとは限らないんです。
例えば、西任暁子さんに断食をやらせようと思ったら「西任さん断食やると持病全部無くなりますよ」って言うとやるんです。
あの人、体弱いんで。
持病いっぱいあって、自分の体を良くすることにすごく興味あるわけ。
世界を変えることに興味ない。
自分の体に興味があるんです。
だから「体が良くなるよ。もっと健康的になりますよ。エネルギッシュになれますよ」とか言われたら「私、エネルギー要らない」とか言うから。
でも「病気にならないですよ」と言うと「病気にはなりたくない」
病気に対する恐怖心が強い。
子供の頃に事故があって肺が半分ぐらいないみたいな人なので、いつも自分の体をキープすることに対しての恐怖があるんです。
でもそれが無くなるよって言うと、「私やるわ」ってなるわけ。
だから大切なのは「相手をどれくらい知ってますか?」です。
相手のことを知らないと、どんなにスピーチを上手そうに喋っても目的を達成しないということです、目的は。
だって相手がB地点に行かなければ意味がないからです。
なので相手が何を欲しいと思っているのか?
何が嫌だと思ってるのか?
それを知った上で、できるだけ情報を集めてスピーチを作っていくっていうのが大事です。
相手を知ることなんです、相手を知ること。