マクドナルド教わった大切なこと1『肩書きではなく、仕事の価値は自分が決める』 〜その5〜
緊張の糸がとれた僕は電話を切って「楽勝~!」と仲間に向かってピースサインをしながら、マージャンを再開していました。
《そうだよ、たかがアルバイトなんだから、休みぐらいどうってことないよな…》。
その時の僕は、そんな考え方だったのです。
しかし、そのツケを大いに感じさせてくれたのは、次の日のアルバイトで店舗に行ったときのことでした。
緊張の糸がとれた僕は電話を切って「楽勝~!」と仲間に向かってピースサインをしながら、マージャンを再開していました。
《そうだよ、たかがアルバイトなんだから、休みぐらいどうってことないよな…》。
その時の僕は、そんな考え方だったのです。
しかし、そのツケを大いに感じさせてくれたのは、次の日のアルバイトで店舗に行ったときのことでした。
じゃあ俺は1日も早くあのスィングマネージャーになってやる!
そこに到達する為の道筋もハードルも知らずに、ひとり心の中で誓ったのです。
友人に誘われていやいや始めたマクドナルドのアルバイト初日はこんな風に波瀾万丈なスタートでした。
今から振り返ると、この時から僕の“日本一のマックバカ”はスタートしていたのかもしれません。
僕はトレーナーの川内くんが他のオーダーのフォローにいってしまった瞬間でも自信満々でハンバーガーのドレスを完成させ、諸先輩方に負けじと大きな声で「バーガーズアップ!!」と12個のバーガーをプロダクションコーラーに差し出しました。
…と、その直後でした。
目にも留まらぬ速さで僕が出したバーガー2個が、私に向かって飛んできたのです。
その男性はフライヤーに入った揚げ物を数秒ごとにコントロールしながら、何かのブザー音に合わせて、パンにタルタルソースをショットガンのようなものでカシッと打ちつけながら、目にも留まらぬスピードでバーガーを完成させて「バーガーズアップ!」と叫んでは、流れるような動作でラップをする担当の場所に運んでいるのです。
心の中で「あんなの出来るようになるまでに、いったい何年かかるんだろう。あの人は社員なのかなぁ?」と思いながら、呆然と見ていたのです。
そんな僕がマクドナルドでアルバイトをするようになったのは、大学生になって1人目の友人に「バイトならマックだよ!一緒に面接行こうぜ」と無理やりに連れていかれたのがキッカケでした。
「とりあえず、面接に付き合うだけだから・・・」と軽い気持ちで、所沢駅前のプロペ通りの入口にあるマクドナルド所沢店に入っていきました。
この前、ドリームケーキプロジェクトっていうのに行ってきたんです。これは何かというと・・・あらかじめ、子供たちの夢を絵に書いてもらってそれをパティシエがケーキにして無料で子どもたちにプレゼントするっていう、すごいプロジェクトなんです。そもそもこのプロジェクトがどういう風に誕生したかについてご紹介しますね。