本記事は動画の【06:02】辺りから▶ビジネスで必ず成功する3つの法則 鴨頭嘉人 企業研修・講演
「なんとなくパクる」では効果は出ない
しかし実際に彼女がその成果を真似をしても、同じ結果が得られなかったんです。
なんで同じ結果が得られないんだろう？
なんで私のスクールにはお客さんが来ないんだろう？
そう思い、もう1度チラシを見直します。
比べると違いがあることに気が付きます。
「写真が違うんだ。私のチラシの写真よりも成功しているチラシの写真が素敵だからだ」
そう思い、彼女はその写真の素材をもらいます。
写真を同じにしました。
でも、同じ成果は得られませんでした。
なぜなんだろう？
彼女は悩みます。
そしてもう1度チラシを見比べます。
「あ、文字の大きさが違うんだ」ということに気が付きます。
そして、文字の大きさも同じにします。
でも、同じ成果が得られません。
書体を変えても同じ成果が得られないんです。
彼女は諦めようとします。
「やっぱり関西の事例は東京では通用しないんだ」って判断したからです。
そして彼女はチラシを配るのをやめてしまいます。
でもある時、街を歩いている時にコンタクトレンズのチラシを受け取ることがあったそうです。
そのチラシを受け取った時に彼女に衝撃が走ります。
「このチラシなぜか手に持って折れない」
固かったんです。
手に取って、しっかりと全体の情報が見れる状態になってたのを見た時に、彼女はやっと気が付きます。
今まで彼女が置いていた英会話スクールのチラシは0.7mm。
薄かったんです。
だからどんな公共施設に同じような成功事例のように何ヶ所置いても、折れ曲がっていてお客さんが手に取ってくれなかったんです。
そして彼女はその成功事例のチラシの厚みを調べ、全く同じ厚みにした時に100万円の売り上げを獲得することになります。
何が言いたいかわかりますか？
徹底的にパクるということは徹底的でなければ絶対に同じ成果は得られないということです。
多くの方はここで勘違いをして諦めてしまうんです。
なんとなくパクるんです。
