「自己中心的利他」は規模が大切
ちっちゃいと自己中心で終わるね、あいつ自己中だ、終了って。俺でっけえから自己中心が。
そうすると周りは利他って言うらしいよ。
あの人世のため人のために生きてるって、言うらしいよ。周りが勝手に。
俺そんなこと思ってないよ、自分がやりたことやってる。
大人になるとさ、自分一人だけで楽しいことあんまりないんですよ。
俺ゲームとかはまんないもん、精神的に大人だから。世界を変えたいんですよ。
子どもたちが早く大人になって働きたいと思える社会とか作ってから死にたいんですよ。
死んだ後も世に名を残したいんですよ、ほら自己中心的だろう?
みんなそうじゃん、ねえ。
あの、歴史上の人物も実は「自己中心的利他」だった!?
マザーテレサだって、ガンジーだってそう思ってたかもよ。
世の中に差別をなくしたいって思ったのは誰?
ガンジーだよ。
でも周りから利他の人って評価されてるんだよ、俺そう思うよ。ガンジー頼まれてないよ。
もっと言おうか、インドの人ってすげー貧しくて奴隷しかできなかったんだよ。
でもガンジーの職業って何か知ってる?弁護士だよ。あの人金持ちなんだよ、もともとインドの中で。
だからインド人からするとあんな金持ち野郎っていう感じなんですよ、でもそれがインドを独立させたんだよ。
坂本龍馬はボンボンだからね、父さん超金持ちの家の息子ですよ。家にいたら悠々自適だったんですよ。
だけど同じ場所に住んでいるにもかかわらず、上士と下士って言って、武士の中の上の人がいるときには、ひざまずいて殴られても文句を言えないというのがおかしいって、龍馬が思ったんだよ。
日本は掃除候とかいって、日本を掃除するとか言い始めたわけ。
なんて自己中心的なやつだ、そうでしょ?そうして日本をつくってきたんじゃん。違う?そうだよね。
だから、俺も自己中心的利他を極めてやろうと思ってるんですよ。
みんなにやれとは言ってないよ。
でも、自己中なんて思った時に、自己中で周りに認められてないんだったら、それはあなたの自己中がちっちゃいだけですよ。
もっと大志を抱けてってことですよ。
ちっちぇーんだよ、ちっちぇーんだよ、そうそう、自己中がちっちぇーんだよ。もっとでっかい自己中になれば、大丈夫よ。
みんながスゲーって、あなたのためになんかしたいって、一緒になんかやりたいって、すごいですねって、あなただったらできますよって。頼られるようなんのよ。
経済産業省が必ず協賛させてくださいてって、向こうからお願いしてくるイベントの主催者ですよ、僕。