今回はオンラインサロン【鴨Biz】の
グループコンサルの
オープニングトークを
特別にお伝えします♪
タイトルは……
『「現場ファーストは
間違い」
を解説する』
すでに鴨Bizメンバーの方はもちろん
入ろうか迷っている方も
ぜひ最後まで
学んでください!
<目次>
1.現場ファーストは間違いなのか
2.10代の若者の一番のストレスは……
3.ただの現場主義は邪魔!
4.和牛の刀は世界を獲れるブランドになる
本題に入る前に、お知らせです(≧∇≦)♪
【ビジネスオンラインサロン鴨Biz】
『鴨Biz』8月はキャンペーン期間!
特典①8月31日まで入会受付延長決定♪
特典②新規入会は初月無料♪
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ランキング上位20名は
鴨頭嘉人とYAKINIKUMAFIA IKEBUKURO
ランチご招待♪

\この機会にぜひご入会を!/
▼オンラインサロン【鴨Biz】
(※こちら→) https://kamogashira.com/kamobiz/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼現場ファーストは間違いなのか
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僕のこの記事を
読み続けてくださっている方は
みんな知っていると思いますが……
今とにかく
オンラインサロン
【鴨Biz】が熱い!

決済会社の問題で
一度会員数を1800名から
0名にしましたが
新規のお客様だけで
今月は650名の方に
ご入会いただいている
という奇跡の大復活を遂げている(^o^)/
そんなオンラインサロンになっています。
そこで今回はオンラインサロンに
入ったばかりの人や
入ろうかどうしようか
迷っている人のために
オンラインサロン【鴨Biz】の
月に1回のグループコンサルの
オープニングで話す予定で
準備していた内容を
この記事でお伝えしよう
という企画になっています♪
2025年8月29日(金)に
大阪でリアルで開催されて
会いに来れて
さらにオンラインでも
みんなが聞ける
『鴨Bizライブ』があります。
そこでは
月に1回会員さんからの
ビジネスの質問に
僕がガチで答えています。
ただ今回は
新規の入会の方も多いので
過去一くらい
質問の数が多くて
多分時間が
だいぶオーバーする。
このことは大阪参加の方には
通達が行くと思います。
普段東京では
午後1時半からだいたい
午後6時か午後7時まで
やっているんですが
今回は12時スタート。
1時間半早くやらないと
終わりそうにないから。
しかもそこで会員さん限定の
オープニングトークで
ビジネスバリバリの内容をやるんですが
多分その時間も足りないだろう
ということで
今回この記事で先にお伝えします!
なので、オンラインサロン【鴨Biz】の
メンバーさんにとっては
今回のこの記事が
オープニングトークです。
鴨Bizに
入っていない方は
超ラッキー♪
さらに
「こういう内容が
月に1回も発信されるような
オンラインサロンなら
自分にも役立つなぁ」
「勉強になるなぁ」と思った方は
ぜひ入会してほしい
という下心もあります。

ぜひそのつもりで
読んでいただけたらと思います。
今回の内容のタイトルを
つけるとするならば……
『「現場ファーストは間違い」
を解説する』
となります。
ちょっとYouTuber的な
言い方になりますが
僕は「現場ファーストは超重要だ」
と思っているタイプ。
例えば、僕は
YAKINIKUMAFIA IKEBUKUROを
経営していますが
食べた回数は
250回くらいだと思います。
和牛の刀もやっていますが
和牛の刀の鉄板焼きを
食べた回数の世界一は
多分僕だと思います。
なぜなら
和牛の刀を経営している
株式会社memory creationの
1ヶ月の利益をだいたい
僕が食べ終わっているからです。
月に50万円くらい利益を出しますが
月に50万円くらい僕が食べています。
月に50万円も食べるオーナーは
あまりいないと思いますが
僕は食べます。
それくらい
現場というものを
重要視しているのが
鴨頭嘉人!
その鴨頭嘉人が
「現場ファーストは間違いだ」
ということを話します。
丁寧に話すと……
『抽象概念を
もたない人間の
現場ファーストは
間違いを誘発する』
となります。
どういうことかということを
今から解説するので
次の記事で学んでください!

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▼10代の若者の一番のストレスは……
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今回は
『抽象概念をもたない人間の
現場ファーストは
間違いを誘発する』
を説明していきます。
これは事例があったほうが
分かりやすいと思うので
少しだけ事例を紹介します。
皆さんの中には
ネスレという会社を
聞いたことがある人も多いと思います。
ネスレという会社は
100年以上の歴史をもつ
外資系の企業です。
例えばみんなが
知っているのでいうと……
『ネスカフェ』
『ミロ』
そして……
『KitKat
(キットカット)』
この辺は超有名ですよね。
でも実はネスレという会社は
ブランドが2000以上あります。
世界188カ国で
運営されている会社で
2000以上のブランドを
管理しているブランド会社です。
だから
ブランディングについて
学ぶには
めちゃくちゃ勉強になる!

そんな会社になっています。
M&Aを繰り返して
食品業界では世界一です。
売上は日本円でいうと17兆円。
そういうとんでもない会社です。
僕たちがよく知っているもので
マーケティングやブランディングで
めちゃくちゃ勉強になるプロダクトは……
『KitKat』
KitKatは元々日本の
ブランドではなくて
イギリスで超有名なブランドです。
イギリスでキットカットは
1種類しかないんですが
「日本では300種類」
とイギリスで紹介されています。
本当はそんなにないと思いますが……。
それくらい日本で
ものすごいブランディングを
した方がいらっしゃるんです。
広告業界やブランド業界では
超有名な方で、高岡浩三
(たかおか こうぞう)さん
という方です。
その高岡さんが
どんなことをやったのか。
実は当時ネスレが
KitKatというブランドを
買収したときの一番の課題は……
KitKatの利益率が
2%しかなかったこと。
ネスレという会社全体では
15%の利益率だったときに
2%しか利益が出ていない
KitKatを買収しちゃったわけです。
7000億円だったかな。
当時はとんでもない金額だったので
結構ニュースになっていた買収でした。

それを高岡さんが任されたわけです。
「利益2%しかないから高岡頼む。
10%以上にしてくれ」
と言われた。
そこでどんなことをやったのかというと
たくさんあるんですが
一番分かりやすく言うと
まずはテレビCMを
めちゃくちゃ増やして
売上を上げようとした。
ところが当時は
テレビしかなかったから
テレビCMがめちゃくちゃ高かった。
だからテレビCMを増やすと
売上は上がったんだけど、
利益が増えないという状況になった。
それで次に何をやったのかというと
CMをやめた。
CMをやめると
そのまま利益じゃん!!
例えばテレビCMに10億円を使っていた。
その10億円を止めた。
すると10億円の利益が生まれるから
利益率が上がったわけです。
ですが
そうすると今度は
売上が上がらない。
目の前のキャッシュは生まれるけど
成長が全くない!
でもネスレは
今17兆円の会社だから
KitKatをわざわざ買収して
今まで通りの売上で
利益だけ出すというのは
意味がないから……
「いやいや高岡。
確かに利益は出たけど、
売上も上げろ」
と言われる。
大変だよね。

それでどうしたのかというと
「広告費をただ単にかけるのではなく
ブランド化したほうが投資回収が合う」
ということを高岡さんは考えられて
『KitKatのブランド化』
というのをやっていきます。
そもそも
「Have a break, Have a KitKat.」
という言葉は
グローバルコミュニケーションでは
絶対に変えてはならない。
言ってみれば
世界188カ国でKitKatは
販売されているんですが
この
「Have a break, Have a KitKat.」
だけは
絶対に変えちゃダメ
というルールがあります。
マクドナルドで言うと
「I’m lovin’ it.」
これもどんな国でも
絶対に使わなきゃいけない。
こういった
グローバルコミュニケーションは
超絶重要です。
なんなら
「Have a break, Have a KitKat.」
「パキッ」という
音を使わなきゃいけない。
これが決まっているんです。
「それを変えてはならない」という
枠、フレームがある中で
高岡さんは
日本独自の
ブランディングを
考えました。
どうやったのかというと
ロイヤルユーザーといって
めちゃくちゃKitKatを
買ってくれているお客様だけに
アンケートをやります。
普通アンケートでは
「どんなイメージをもちますか?」
みたいなブランドアンケートは
よくあるんですが
高岡さんがやられたのは……
「あなたのHave a breakを
写真で送ってください」
というやり方だった。
すると、数千枚の写真が
送られてきます。
それを見ると
青空の写真や海の写真、
音楽を聴いている写真など
いろんな写真が送られてくるんですが
これは具象、具体的な事象ですよね。
それを並べてみたときに
見えてきた抽象概念。
それが
ストレスからの
解放だった。
これをブランドチームとして
見抜いたわけです。
その概念を捉えたタイミングで
九州の支社長から
「実は受験シーズンに
KitKatが売れている」
という情報が入ったんです。
ようするに
KitKatというあのカジュアルな
チョコレートを
一番買っている年代層は10代です。
10代の若者にとっての
一番のストレスは何かというと……
受験、恋愛、友人関係。
そのトップ、ストレスが一番かかるのが
『受験』だったんです。

そのストレスからの解放という
抽象概念と、受験シリーズに
KitKatが売れている
ということがつながって
「これだ」となって
あの「きっと勝つ」という
ハッシュタグ
が当時のTwitterで流行った。
そして受験シーズンになると
KitKatのパッケージに
受験生を応援するような
フレーズが入ったり
あとは慶応大学や東大の
全部のゴミ箱の中に社員が
KitKatの空箱を入れて……
「受験のときはKitKatなんだ」
「きっと勝つって
そういえば聞いたことある」
このようにして
「受験といえばKitKat」
というブランドを作っていって
そして今のKitKatになった。
ここで重要なのは
KitKatの事例から
何をもって帰るかです。
それは何かというと
そもそもKitKatがもつ
このブランドメッセージというのは
具象、写真を集めて
『ストレスからの解放』
という抽象概念を捉えた。
この抽象概念を捉えたからこそ
現場での
「受験シーズンに
KitKatが売れている」
という情報とつながって
これが解決法になっていくんです。
つまりこの
『ストレスからの解放』
という抽象概念を
見つけていなければ
「受験シーズンに
KitKatが売れている」
というデータはきっと
何年も前からあったけど
誰も気がつかなかった。

ここでシナプスが
つながるということです。
だから具象から抽象概念を抽出する力
アナロジー思考力をもっていなければ
現場をいくら回っても
勘違いの
アクションになる。
例えば
うちが関わっている
ブランドビジネス
『和牛の刀』
こういうブランドをやっています。
何も抽象概念をもたずに
現場ウォッチしていると
店内にふらっと予約なしで
来店したお客様がメニューを見て
「高いな」と言って帰っている。
「だから安いメニューを開発して
あの客層を取り込もう」
という発想になってしまう。
でも株式会社memory creation
は違います。
そこに抽象概念である理念があります。
【お客様の思い出を獲る】
ようするに、インバウンド
海外からわざわざ日本に来た方は
何十万円、何百万円と払って来ている。
その方にとって
安い食事を提供することは
思い出にならない。
ただの食事。
ただの飯屋になっちゃう。
だからやらない!

これが大事なんです!
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▼ただの現場主義は邪魔!
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まとめます。
『抽象概念をもたない現場主義は
間違ったアクション誘発する』
気をつけなければならないのは
現場主義を主張する人は
なんか正しそうで
正義風味があります。
「現場を大事にしてんだ。
俺は」と言うと
グーの音も出ないという雰囲気。
でもただの現場主義は邪魔なの!
ブランド化にならないの!
コストがかかるの!
めちゃくちゃ無駄が多いんです。
抽象概念をもった人が
現場を回っていかないと
ブランド化にはならないし
コストはかかり続けるということを
このKitKatの事例から
学んでほしいと思います。

さあ、現場で働いているあなた!
自分の会社の起業理念というものを
ちゃんと抽象概念で捉えた上で
現場の問題解決を考えていますか?
もしくはマネージメント側
経営者のあなた!
自分の会社のブランドや
自分のプロダクトを
中心としたブランド。
お客様が何を感じるのか
という価値、付加価値。
それをちゃんと抽象概念として
捉えた状態で
現場を確認して
指導していますか?
もしそれをやっていないならば
あなたが障害に
なっています。
この抽象概念を
捉える力を鍛える場所が……
オンラインサロン
【鴨Biz】

毎日、日刊カモガシラタイムズ
という記事で
具象、ニュースを読んでもらった後に
僕が鴨頭所見で抽象概念にしています。
これを毎日読んでいるだけで
頭の中で具象から抽象
具象から抽象となるから
長年積み重ねれば絶対に
この抽象概念を捉える力は
あなたに身につきます。
そんなあなたが
現場で働いたり
現場の指導をすれば
あなたの会社や働く人は
間違いなく
成果を出せるようになるので
この抽象概念を捉える脳トレのために
オンラインサロン
【鴨Biz】で
学び続けてほしい
と思います。
今のメンバーさんも
絶対積み上げるまで続けてください!
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▼和牛の刀は世界を獲れるブランドになる
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今回はネスレという会社の
KitKatをどうやって
ブランド化したのかという事例をもとに
現場主義というよりも
まずは具象、具体的な事象を
抽象概念に捉える。
会社で言うならば
売上や利益、生産性、人件費は
全部具象ですよね。
それをいきなり
改善しようとしては
ダメ!
それらの要素というのは具象であって
「それをどういうふうに
作り上げていくか」
という抽象概念。
一般的に言うと企業理念と呼んだり
ポリシーと言ったり
会社によってはクレドに
それを集約させたりする。
その名前はどうでもいいです。
大事なのは
抽象概念です。
この抽象概念がない人
抽象概念がない企業というのは
絶対にうまく回らなくなるし
逆に人でいうと
障害になったりするので
気をつけようという
内容でございました。
最後にちょっとだけ付け加えると
中小企業や個人事業主レベルの人が
今回のKitKatの事例で
勘違いしてほしくないのは
KitKatは確かに利益率が
2%で問題があったが
KitKatはもともと
認知は取れていました。
KitKatは
世界中で知られている
チョコレートだった。

つまり最初の
必要条件というのがあって……
『認知』
最初に認知を獲得して
ブランド化によって
利益を最大化する。
この認知が土台。
そしてレバレッジとしてブランド化。
この順番を間違えないでほしいです。
「認知はどうやって
獲得するのか」というと……
『情報量』
広告しかないです!
例えば
うちが今ブランド化しようとしている
和牛の刀で言えば
インスタ広告、Google広告
Meta広告、そして店舗数。
これらを増やすと
絶対に情報量が増えて
認知が獲得できます。
このときに抽象化された概念を守る。
「ブランドコミュニケーションを守る」
うちの会社でいうと……
「memory creation」
海外から来たお客様が日本に来て
自分の国に戻ったときに
友達や家族に語る。
振り返るのは
和牛の刀での
店舗体験になっている。
世界で最も美味しい神戸牛を
最高のパフォーマンスで
心からの日本のおもてなしで
「あれがジャパンスペシャルだったんだ」
と言わせる。
これをやっていけば
必ず世界を獲れるブランドになる。
ちょっと熱くなってきた!
和牛の刀は
世界を獲れるブランド
になりますからね!

この認知と
抽象概念である企業理念
ブランドコミュニケーション。
これを大切に店舗を改善していけば
絶対に世界のトップブランドが
獲れますので
私たちはそれを
やろうとしています。
今度大阪にも1店舗目
『和牛の刀 西心斎橋店』
がオープンします。
この店も2025年8月29日(金)に
アルバイトさん、スタッフさんの
オーディションをやります。
会社員の人だけではなくて
学生さんはもちろん
経営者の人も来る予定に
なっていますので
誰でも学ぶ成長意欲が
ある人だったら
挑戦してください!
▼和牛の刀 西心斎橋店
アルバイトスタッフ説明会エントリー
(※こちら→) https://bit.ly/41VHC0W
そしてオンラインサロン【鴨Biz】に
まだ入会していないという方も
この機会にぜひ♪
「読むだけで具体的な事象から
抽象概念を捉える力が身につく」
そんな
オンラインサロンは
鴨Bizしかないです!
他にそんなの聞いたことないので
ぜひ飛び込んできてください♪

\この機会にぜひご入会を!/
▼オンラインサロン【鴨Biz】
(※こちら→) https://kamogashira.com/kamobiz/
鴨Bizメンバーの皆さん
2025年8月29日(金)の
鴨Bizライブは
オープニングトークなしで
いきなり始まります。
今回の記事が
オープニングトークでございます♪
それでは今日という最高の1日に……
せーのっ!
いいねー♪(^o^)/
P.S.
今週の鴨頭嘉人のプレミアムVoicyは……
万人幸福の栞の
『夫婦対鏡』について
解説しています!
これを夫婦関係だけではなく
会社経営に落とし込むには
どうすればよいのか。
経営者はもちろん会社員
メンバーとしても
役立つ考え方なので、
ぜひ聞いてください♪
Webから申し込むと……