【号泣放送】世の中は「正しさ追求」から『美しさ選択』に変わっていく!

「自分も相手もこうするべき!」

世の中が

『正しさ追求型』

になると、息苦しさを

感じます!

 

「自分の中にも

 『正しさ追求』はある」

という自覚

をもち、寛容さを増やすことで

『美しさ』を選択

することができる♪

 

胸を打たれた、ある教育者の
エピソードをお伝えします(^o^)/

 

<目次>

1.ほとんどの人の中にある『正しさ追求』

2.『美しさ追求』の世界に変わる!

3.重要なのは『寛容さ』をもつこと

 

本題に入る前に、お知らせです(≧∇≦)♪

 


 

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▼ほとんどの人の中にある『正しさ追求』

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今日は

「世の中は

 『正しさ追求』から

 『美しさを追求』に

変わっていくよね!」

というテーマでお届けします。

 

『話し方の学校』や
『コミュニケーションの学校』の
生徒さんとも話している
内容なのですが、記事では
お伝えしていませんでした

 

世の中がどんどん
『正しさ追求』になって、
息苦しさを感じています!


いろいろな例がありますが、
例えばマスク……

 

花粉症でもなく、
体調が悪いわけでもないのに
「なんとなく、つけなきゃいけない」
という雰囲気になるのは

『正しさ追求型』が

標準モードの人が多い

からです。

 

「私がマスクをつけているのに、
 あなたがつけないのはおかしい!」

「政府が『マスク推奨』と
 言っているのだから、
 マスクをしないのはマナー違反だ!」

 

という人たちが、


圧倒的な猛威を

振るった3年間

がありました。


でも、よく考えたら、
法律上、マスクの強要は
できません。

 

結構な数の人が知らないのですが……

 

『緊急事態宣言』というのは、
正式に行動制限ができます。

だけど、マンボウ
(まん延防止等重点措置)は、
行動制限する力はないのです。

 

『お願い』なので、
実行しなくても良かったのです。


だけど、どうですか!?

 

日本人で「緊急事態宣言は
 守らなきゃいけない!」
けれど
「マンボウは、
 守っても守らなくてもいい」
という認識の人……
自分自身や周りを含めて、いましたか!?

 

あまり、いませんよね!

 

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要は

「正しさは1つ

 しかない」

と思っているので、
政府が推奨したら全員が
「取り組まなきゃいけない」
と自然に思ってしまいます。

 

これは、すべてのことに
当てはまります!

 

「会社はこうあるべき」
「人づき合いはこうあるべき」

を追求している人は、
たくさんいます。


でも……ここで
よく考えてほしいのは……

 

あなたの中にも

『正しさ追求』は、

ありますよね!?


「まったくない!」
という人はいません。

 

人によって割合が
違うだけだと思います。

 

要は
「自分はこうしているのだから、
 相手もこうするべき!」という
『正しさ追及』の割合が、
人によっては
20%、50%、99%だったりするだけ……

 

ほとんどの人……

99.9%の人に

『正しさ追求』はある

と思います!


なぜ、この『正しさ追求』が
私たちの中にあるのかと言うと……

 

答えは【教育】

だと思います。

 

なぜかと言うと、
生まれたての赤ちゃんや
幼稚園・保育園に行く前の子ども、
行き始めたばかりの子たちが
『正しさ追求』をしている姿を
見たことがないからです。

 

『気持ち良さ』を
追求していますよね。


例えば、順番を待たなきゃ
いけない場合、
小さい子は守りませんよね。

 

自分が欲しかったら順番を待たず、
一番最初に
「私にちょうだい!」って言います。

 

『正しさ追求』が
まったくない状態です。

 

でも、幼稚園・保育園に入園して、
小学校、中学校、高校と
教育を受けているうちに
「そういうことをしてはダメです」
「正しさは1つです」
と教わっていきます。

 

『正しさ追求』が

育まれる

のだと思います。


『正しさ追求』はすべてが
悪ではありません。

みんなが『正しさ追求』を無視すると、
社会はまぁまぁ混乱します。

争いになったりします。

 

『正しさ追求』は、
それなりにあってもいい。


ただ問題なのは、

自分の中に

『正しさ追求』がある

ことを分かっているか……

これが、とても重要です。

 

なぜかと言うと

『選択』できなく

なるから。

「正しさは1つしかない」
と思い込んでいると、
他の選択肢を取りこぼすからです。

 

それは、もったいないなと思います。


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▼『美しさ追求』の世界に変わる!

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僕は『正しさ追求』と、
もう1つ『美しさ追求』を考える時に、
いつも思い出すエピソードがあります。

 

僕がマクドナルド時代に、
一番影響を受けた“BOSS”こと、
藤本孝博(ふじもと たかひろ)さん
の話です。

 

==========

 

息子が小学1年生になった。

学校のテストを受けて、
そのテスト用紙を見せてくれた時に、
びっくりした。

 

どんな内容だったかと言うと、
コップの写真があって
「これは何でしょう?」
という問題だった。

 

BOSSの息子さんは、
答えに『グラス』と書いた。

 

先生からの回答は『×』だった。

 

==========

 

BOSSはこれを見て……
BOSSを知っている人は
想像がつきますよね……

呼ばれてもいないのに
学校に行きました。

 

どんな言い方をしたかは
分からないので、あくまで
僕の想像ですが、BOSSは先生に
こんなふうに伝えたんじゃないかな……


BOSS

「先生、これはコップの写真ですよね?

 でも、グラスとも言いますよね?」

 

先生

「そうですね。

 グラスとも言いますね」

 

BOSS

「ではなぜ、うちの息子のグラス
 という答えは『×』なんや!?」

 

と聞いたのだと思います。

 

その時の先生の答えが衝撃でした。

 

先生

「学校では、コップと

 教えています」


だから『×』だそうです。

 

これが

『正しさ追求』の

『成れの果て教育』

だと僕は思います。

 

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もちろん学校側は、
小学1年生にコップとグラスと
両方を教えてしまったら、
混乱が起きるかもしれない……
という優しい気持ちだと思います。

 

だから「コップです」って
教えてもいいと思います。

 

でも生徒の回答が、
コップじゃなくて
クラスだった時に
「間違い」という教え方は、
とても危険だなと感じます。

 

なぜかと言うと
「先生が言っていることが
 唯一の答えである」という観念

になるからです。

 

普通にこう言えばいい
と思います。

 

「これは、コップだと教えたけれど、
 グラスだと知っていたんだね!
 すごいね!」


これで良くないですか!?

 

これが

『正しさ追求』

ではなくて

『美しさ追求』

だと思うのです。

 

学校では教わっていないけれど、
実生活の中でお父さんやお母さん、
誰かから教わったことを
『勉強する時、テストの時に
 ちゃんと出せる』って
美しくないですか!?


僕は……

 

『正しさ追求』

世界から

 

『美しさ追求』の

世界に変わっていく!!

 

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そう信じています!!


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▼重要なのは『寛容さ』をもつこと

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そのような内容を……先日
『話し方の学校』
『コミュニケーションの学校』の
みんなとディスカッションしていました。

 

次の日、僕もよく知っている
小野寺麻里(おのでら まり)さん
という人……

 

亡くなった『お父さん』と
『幼少期の僕』をモチーフに、
最高の絵を描いてくれた、
才能溢れる、イケている人が
いるのですが……

 

小野寺さん.JPG

 

彼女のFacebook投稿を読んで、
思わず涙が出た記事の内容を
お伝えします。

 

==========

 

「さよなら4コマまんが」

 

わたしは中学校で、
美術の非常勤講師をしています。

 

三年生の3学期最後の授業で、必ず、
さよなら4コマまんがを描いて貰います。

 

(生徒にはこう言っています)

 

「このまんがは誰にも見せません。
 わたししか見ませんので、
 安心してください。
 何を描いてくれてもいいですよ。

 

日頃感じている不満や不安、
わたしに対するダメ出しでもいい。

 

もう皆さんとはお別れなので、
 何か一言メッセージだけの
 まんがでも大歓迎です。」

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

10分くらい経つと、チラホラと

「できました」と言いながら、
生徒たちがまんがを持って来ます。

 

わたしは、
一枚一枚まんがを見ながら、
一人ひとりにお礼と感謝を伝えます。

(もうすでに、わたしは泣いています)

 

そこで、毎年、
気付くことがあります。

 

それは、わたしに対して、
あまり心を開かずに、
感情をほとんど出さなかった
大人しい生徒ほど

 

最後の最後の、4コマまんがで、

思いの丈を思いっきり

表現してくれる

ということに・・・。

 

(わたしとの授業が
 どんなに楽しかったか)

 

(わたしの授業を
 どれだけ楽しみに
 してくれていたか)

 

どストレートに表現してくれた
4コマまんがを見て
わたしの涙腺は崩壊します・・・。

 

ふと顔を上げて見ると、
描いてくれた生徒も
泣きながら満面の笑みで、
わたしを見つめてくれている・・・。

 

講師の仕事を続けていて、

本当によかったと思える、

たくさんの瞬間を

今でも鮮明に

覚えています。

 

もうすでに十分すぎるほど
しあわせな人生なんだと思います。

 

==========

 

どうですか!?

美しくないですか!? 

この授業中……

 

『正しさ追求』ではなく
『美しさ追求』じゃないですか……


もちろん、
小野寺麻里さんは
絵を描いているので
『正しさがない』のだと思います。

 

絵に『正しさ』はありますか?

 

ピカソの絵が『正解』ですか?

 

それとも、
写真のような絵が『正解』ですか?


……ないのですよね。


1枚1枚、みんな
違っているけれど、そこには、

描いた人の『想い』が

込められている

……それが、

世界で唯一の『答え』

なのだと思います。

 

それを1つの答えに
統一するなんて、不可能……


美術を教えてくれる先生が、
もしも『正しさ追求』をしたら、
絵を描くのが辛くなりませんか!?

 

「あの空は、青にしなきゃダメ!」
って言われたら……

 

でも……空って
『青』だけじゃないと思います。

 

『薄い水色』もあるかもしれない……

 

夕暮れの時には
『朱色』になるかもしれない……

 

『黄色』も混ざっている
かもしれない……

 

人によっては
『紫』に見えるかもしれない……

 

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極端なことをお伝えすると、
色覚障害のある人の空の色は、
みんなと違わないと変でしょ!?

 

色覚障害があるのに、
みんなと同じ空って……変だよ!!

 

それは

『その人の絵』じゃない。

その人が
『先生に認められるため』に
描いた絵
です!


僕は、小野寺先生に
授業をしてもらった生徒は、
本当に幸せだと思います。

 

もしかしたら『正しさ追求』が
何%か入ったかもしれないけれど、
きっと「美術の先生は
 『正しさ』じゃなくて
 『美しさ』を教えてくれた!」
ということが、心の中に
絶対に刻まれていると思います。


僕は、小野寺先生みたいに

『正しさ追求』の

教育者ではなくて

『美しさ追求』の

教育者になりたいな

……と、改めて思いました。

 

本当にありがとうございます。


最後にもう1回お伝えするのですが、
僕はあくまで『正しさ追求』の割合が
ゼロだと、社会は
混乱すると思っています。

 

例えば『信号を守る』『順番を守る』
『時間を守る』など、
正しさは1つだと思っていて
良い領域だと思います。

 

できれば人に迷惑をかけないように
意識することも悪くありません。

 

でも、100%は無理でしょう!?

 

そして

全員が『同じ基準』に

はなりません

よね。


その

【寛容さ】はもっていた

ほうが良い

と思います。


【寛容さ】が増えれば増えるほど、

自然と世の中は

『正しさ追求』の割合

から

『美しさ追求』の割合

多い世界

に変わっていくのだと思います。


「『正しさ追求』が悪で
 『美しさ追求』が正しい!」
となると……

それは『正しさ追求』なので……


そうではなく
「『美しさ追及』の領域を
 少し増やしてみたいな」
という感覚で
『自
分さん』に
語りかけてあげてください。

 

小野寺先生、マジ最高♪♪

 

 

それでは今日という最高の1日に……

せーのっ!

いいねー♪(^o^)/

 

 

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最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。