ビジネスセンスを磨きたければ顧客体験で高めるのが最も効率的だ!

 

日常は、
ビジネス力を鍛える

チャンス

にあふれています♪

 

一つの商品やサービスが、
どんな目的で、
何を満たすために
存在しているのか?

 

それを探っていく過程で、
あなたの

ビジネスセンス

は磨かれていきます♪

 

<目次>

1.顧客体験はアナロジーの宝庫♪

2.『共有』と『記憶』2つの欲求

3.日常の全てでビジネスセンスを磨く♪

 

本題に入る前に、お知らせです(≧∇≦)♪

 

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〇12月17日(土)15:00~17:00
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〇12月18日(日)18:00~20:00
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〇01月28日(土)14:00~16:00
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〇02月11日(土)13:00~15:00
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▼顧客体験はアナロジーの宝庫♪

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本日は

「顧客体験時

  ビジネス力を

 
  高めよう」


というテーマで
お伝えしたいと
思います♪


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僕が今までに
お会いした人たちの中で

 「この人はやっぱり

 ビジネスセンスが

 すごいな」

と尊敬する人の
全員に共通していることが
あります。

 

それは

 『顧客体験時』

にめちゃくちゃ

分析とリサーチ

をしていることです(≧∇≦)♪


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さらに、
その『顧客体験』という
具体的な体験から、
概念を抽象化して、
自分のビジネスに
具象化してみせる

 『アナロジー力』

があるのです。

 

そういうアナロジー力の
高い人たちに
たくさん出会って、
やはり『顧客体験』が
一番ビジネスセンスを磨くのに

効率的だし、

実質的だし、

成果が出る方法

だなと思います。

 

 

本日は、
皆さんにとって
いいお題になるなと思える
ニュースがありましたので、
ご紹介させていただく中で

 「顧客体験で
 ビジネスセンスを
 磨くって
 どういうことなんだろう」

と一度考えてみる、
そういう回にしたいと思います♪

 

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▼『共有』と『記憶』2つの欲求

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先日、
愛知県長久手市に

 『ジブリパーク』

がオープンしました!

 

『〇〇パーク』というと、
他のテーマパークと
比較されることが多いと
思いますが、
やはりテーマパークといえば、

東京ディズニーランド

との比較があると思います。


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まず、
入場料が違います。

 

ジブリパークは
入場料が2000円と安いです。
東京ディズニーランドの
1デーパスポートの
最安値は7900円ですから、


約4倍ですね!

 

 

入場者数も、
どう考えても
東京ディズニーランドのほうが


圧倒的に多いです。

 

 

ただ、
そのような中でも、
ジブリパークのほうが
東京ディズニーランドよりも、
数字上で上回っているものが
あります。

 

それは、グッズの

 『平均客単価』です!

 

2021年の
東京ディズニーランドと
東京ディズニーシーの
グッズの平均購入額は、

一人あたり4548円

だそうです。

 

それに対して、
ジブリパークの
グッズの平均売上は、


なんと1万5312円!

約三倍です。

 

 

これは、
ちょっとの差ではなくて、


かなり大きな差


になっております。

 

 

さあ、
ここで一度
考えてみましょう♪

 

ジブリパークの
グッズの平均客単価が、
東京ディズニーランド、
東京ディズニーシーと比べて

約三倍になっている理由は、

何だと思いますか?

 

どれだけ考えれば
答えが出るのかは、
人によって
違うと思いますし、
絶対これが唯一の答えだと
完璧に言い切ることは
できませんが

 「こういう分析をすると

 自分のビジネスに

 展開できるよ」

という分析方法があります。

 

 

それは、

 いったん

 “抽象化”する


ということです。

 

これを説明するには、
先ほどの内容では少し
情報不足ですので補足しますと、
東京ディズニーランドや
大阪の
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの場合、
お土産の中で
お客様が購入しているのは


 “お菓子”です。


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では、
お菓子は誰のために
買っているかというと、

自分以外の誰か

のためなのです。

 

 

つまり


 “配りもの消費”です。

 

 

東京ディズニーランドや
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
に行くと、
さまざまなアトラクションや
ショーで感動しますよね?

 

それを誰かと

 “共有”したいのです。

 

例えば、
お土産のお菓子を
誰かに渡します。

 

その時に

 「ディズニーランドに
 行ってきたの♪
 新しい〇〇とか、
 めっちゃよかった!」

と言いたい!

 

そのために、
お菓子をお土産として
買って帰る

ということです。

 

 

これに対して、
ジブリパークは

 “展示物の鑑賞”

が中心になります。

 

アトラクションやシ
ョーではありません。


どちらかというと、

美術館に近いです。


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では、
何を買って帰るのか?

 

例えば、

アニメーション映画
『となりのトトロ』のキャラクター
“ネコバス”の1万円以上する
大きなぬいぐるみや

7500円ほどの『耳をすませば』の
オルゴール

あるいは
ジブリパークでしか売っていない
『千と千尋の神隠し』に出てくる
“ゆばーば(湯婆婆)”のクッション

などが、
よく買われているそうです。

 

お菓子は
あまり

売れないそうです。

 

 

つまり


 「感動を

 記憶するための消費」



であるということです。

 

 

考え方としては、

美術館に近いです。

グッズは
誰かに渡すわけではなく、


自分の手元に

おいておくのです。

 

 

このように、
東京ディズニーランドや
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、

感動を誰かと『共有』

したくて
お土産を買っているのに対し、
ジブリパークではグッズを
自分の手元において

感動を『記憶』

するために
グッズを買っている
ということになります。

 

 

これは一種の

 『偏愛』

なのかもしれませんね♪


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東京ディズニーランドや
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、
多くの人が好きな
ディズニー・キャラクターや
スパイダーマンなど、
大衆向けのアイテムが
多いのに対して、
ジブリは少し

“ニッチ”な商品

になります。


より『偏愛』に寄ります。

 

 

この

 「自分が愛でる」

という心理では、

顧客よりファン、
ファンより信者と

よりエンゲージメントが高い人が
集まる傾向があるので、

単純化して考えると
東京ディズニーランドや
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンよりも
ジブリパークのほうが、
より


価格が「高い」

アイテムのほうが

愛されやすい

といえます。

 

 

つまり、
入場人数をやたらと
増やすよりも、
どちらかというと
“ニッチ”なお客様に
しっかりと寄り添って

 「高い消費行動」

をしていただくほうが、
ビジネスモデルとしては
合っています。


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ジブリパークは見事に
この戦略を行っています。

 

実は、
すでに入場者を
限定しておりまして、
年内のチケットは全て

売り切れです。

 

12月に行きたくても、

あなたはいけません!

もう2022年分のチケットは、
完売しているのです。


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おそらく、
スペース的には、
まだ入れます。

でも、チケットを
売らないのです。

 

それは、
やはりジブリパークの
スタッフの人たちが、

自分たちのお客様が

何を求めているか

が、分かっているからだと
思います。

 

 

アトラクションに
行列ができていても、
お客様は並びますが、
美術館の展示物に
行列ができたら、
どうですか?

楽しめますか?


難しいですよね……

 

 

つまり、
入場人数は制限して
少なくする代わりに、
グッズは高単価商品を
用意してトータルの

収益性を高めている

ということです。

 

 

今回の例は、
規模が違いすぎるので、
私たちのビジネスに
そのまま転用するのは
少し難しいかもしれません♪

 

東京ディズニーランドや
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、
ものすごい数の入場者を
集めるので、
スタッフの人数が必要で、
人件費が高い
可能性があります。

 

入場受付の
スタッフだけでも
50人くらいいたり、

駐車場の整理係の
人だけでも数百人が
必要だったり、

一つのアトラクションに対して
数十人~数百人のチームが
必要かもしれません。

エレクトリカルパレードを
開催するにしても、
数百人が必要でしょう。

 

それに対して、
ジブリパークの人件費は、
その1/10または1/20しか
かかっていない
可能性があります。

 

しかも、
高単価のグッズを
販売しているので、
いわゆるグッズ売り場の
スタッフの人件費も
それほどかからないことに
なります。

 

 

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▼日常の全てでビジネスセンスを磨く♪

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しっかりと
利益を確保して、
ビジネスを続けていく上で
重要なことは、
ただ、いたずらに客数を
増やすことよりも、
自分のサービスや商品を
愛してくれている人たちが

何を求めているのかを

考えることです。

 

 

感動の“シェア”

のためなのか、それとも
感動を手元において

自分が“愛でる”

ための消費なのか、
それによって商品を
用意するのです。

 

 

アイテムが変われば、
そのアイテムの単価もまた
変わります。

 

自分が顧客体験した際、
これは誰に向けて、
どんな意味で提供している
サービスなのかを考えてみる。


そして、自分のサービスを
買ってくださるお客様は

どういう目的

そしてどんな意味を

求めているのかを

考えて


商品開発や
価格設定をしていく。

 

 

このように分析、
アナロジーをしていくと、
自分が遊びに行った時も、
食事に行った時も
泊まりに行った時も、
移動中も
看板を見ていても
自分の

ビジネスセンスが

磨ける


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ということでございます(≧∇≦)♪

 

 

本日お伝えしたような
事例については、
僕のオンラインサロン『鴨Biz』
でもご紹介していこうと
思っております♪

 

『鴨Biz』は
毎月1日、2日、3日の

3日間だけしか

入会できない

オンラインサロンに
なっております。


12月期生は
昨日と今日と明日に
なりますので、
ぜひぜひこの機会に
『鴨Biz』に
飛び込んできていただいて
ビジネス力を高める訓練を
しましょう♪

 

顧客体験を磨け ♪

 

▼ビジネスオンラインサロン『鴨Biz』
(※こちら→)https://kamogashira.com/kamobiz/

 

 

それでは今日という最高の1日に……

せーのっ!

いいねー♪(^o^)/

 

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▼鴨頭嘉人のオンラインサロンでは、
一般公開できない様々なプロジェクトで
試行錯誤する様子や思考の過程、
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愛がダダ漏れしている“黒鴨頭”を
お楽しみいただけます(≧∇≦)

 

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最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。