日本人に陥りがちなコミュニケーションの落とし穴

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▼『空気を読め』と『ハッキリ言って』

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日本人は

『ハイコンテクスト文化』

と言われています。

ハイコンテクスト文化を
細かく知りたかったら

『コミュニケーションの学校』

というオフライン講座があって
そこでめちゃくちゃ深く掘り下げて
解決方法まで喋っています♪

でも今回はさわりの部分だけなので
ハイコンテクスト文化は一言で言うと

『空気を読もう』

という文化。

以心伝心でなんとなく感じられるよね
だから全部言わなくても分かってよ
という文化なのです。

対して

『ローコンテクスト文化』

は、言葉で伝え合おう

という文化です。

共通の価値観が少ない状況では
しっかりと言語化しないと伝わらないよね
という文化なのです。

これは国によって全然違っています。

例えば

『ローコンテクスト文化

　＝言葉で言わないと分からないよ』は

アメリカ・フランス・イギリス・ドイツなど
欧米ではやはりローコンテクスト文化
ちゃんと言葉で伝えようぜ、という文化です。

日本が最も

『ハイコンテクスト文化＝
　言葉にしなくても分かってよ』

という文化なのです。

この2つをもう少し違う角度で表現すると

ローコンテクスト文化とは

『話し手が責任を取とろう』

『ちゃんと言わなきゃダメだよ』

という

話し手が責任を取ろう

という文化です。

ハイコンテクスト文化、日本は
『聞き手側が読み取ろう』だから
話し手の責任が低めなのです。

そのことによってコミュニケーションが
うまくいかないシーンが
増えてきているんじゃないか

というのが今回僕が
言いたいことなのです。

何が言いたいかというと
日本人はもともと単一民族で
しかも毎日同じ人と会っていた
農耕民族なわけです。

ほとんどの人がその昔は
農家で働いていました。

だから毎日

おじいちゃんとおばあちゃんと
お父さんとお母さんと子ども

という家族の単位で
コミュニケーションを取っていた。

だから

『言葉にしなくても分かる』

という、生活習慣だったのです。

だって毎日一緒に居るわけだから
言わなくても大体分かるじゃないですか？

「あれはどうなったかいのぉ、ばあさん」

「 あぁ〜あれはもう、大丈夫じゃわい」

みたいな感じの言葉のやりとりで
会話が通じたわけですよ……

それで話の内容が読めないのはおかしい！！
という文化です。

なので

ハイコンテクスト

＝空気を読む文化

は、聞き手が受け取るようにしよう
という文化になったのです。

では、現在の日本では
昔の農家のような
生活をしている人はいますか？

毎日同じ人としか会わない。

ないですよね……

移動・交通のインフラが整って
いろんな人にすぐに会いに行けるし
何ならスマートフォンをみんなが
手に入れたことによって

別に毎日会わない人、たくさんの人と
コミュニケーションを取るということが
地球上で当たり前の文化になったのです。

どういうことかというと

元々アメリカ、ヨーロッパのような
多国籍民族・多様性のある
コミュニケーションが必要な世界に
もう変わっているのです。

つまり

ローコンテクスト文化

＝言葉で伝える

　伝え合う文化

じゃないと現代社会では生きられないのです。

それにも関わらず、日本人は未だに

「空気読めよ」という

文化を引きずっているから

コミュニケーションの

ミスが多い

ということだと思います。

簡単に言うと

「言わなきゃわかんねーよ！！」

を、ちゃんと選んでいかないと
これからのコミュニケーションは
難しいよ、ということです。

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▼コミュニケーションはあなたの責任

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なぜ今回このことを伝えようと思ったか
というと、シャロン・ストーンさんの
記事を読んで「あぁ！！これ大事だな〜！！」
と思ったからです。

シャロン・ストーンさんは
アメリカの大女優の方です。

現在64歳なのですが、今でも
めちゃくちゃ美しい方です。

この方は知らない方のために
言っておくと、ありとあらゆる
映画で賞を取っている方です。

『トータル・リコール』『氷の微笑』
『カジノ』『キャットウーマン』
『ジゴロ・イン・ニューヨーク』

といっぱいあるんですけど
これまでに取った賞といえば

『MTVムービー・アワードエミー賞』
『ゴールデン・グローブ賞』
『ゴールデン・ラズベリー賞』

など数々の賞を取られている方です。

シャロン・ストーンさんが
少し特徴的なのは、2度ほど本当に
死ぬような大事故に合っていることです。

まず車に轢かれて脳震盪を起こしてしまい
3日間全身麻痺したことがあります。

奇跡的に復活しているんですけどね。

また2回目は自宅のキッチンで
雷に打たれて吹き飛ばされています。

そんな経験をしながらも
今も元気に活動している方ですね。

一度死を意識したことのある方なので
今どんな状態かを一言で言うと

『むちゃくちゃ自分を

　明るくしている』

とにかく明るい考え方を身につけた
ということで結構、自己啓発的な
発言も多い方なのです。

そのシャロン・ストーンさんの言葉は
少し英語の直訳なので
理解しづらいかもしれませんが
載せますね。

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「最近、自分にとってどうしても
　譲れない境界線について
　真剣に見つめ始めているところです。

誰かがその境界線を越えて
無理な要求をし始めたら、こう言います。

『私ができるのはここまでで、それは
　絶対に変わらない。

私が望む方向性はこう。

あなたの気分を悪くさせているものが
何であれ、それについて

私が何かできるなら

喜んでそうするけれど

はっきりと伝えてくれないと

何もできない。

私とコミュニケーションをとることが
あなたの責任。伝えてくれれば
助けられる。伝えてくれなければ
助けることはできない。

解決しようとしなければ
大変な思いをするのはあなただと思う』」

＝＝＝＝＝＝＝

この発言をシャロン・ストーンさんが
されていて、本当にそうだなぁと
思ったのです。

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▼伝えないと伝わらない！！

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例えばですけど
未熟な社員さんがいたとします。

その社員さんがどうも
仕事のモチベーションが上がらない
うまく自分を活かせないで
モヤモヤしていた時に

「何で上司は

　分かってくれないんだろう……」

と言って、勝手に落ち込む。

それは

あなたが悪い

ということなのです。

ちゃんと

言ってくれなければ

助けようがないよ。

もちろんこれが
小さなお子さんだったらそれは
難しいかもしれない。

小さなお子さんというのは
自分の気持ちとかを
言葉にすることがまだできないし
能力的に無理だからです。

でも社会人として働いていて
自分自身の気持ちがスッキリしないとか
上司の言っていることが
理解できてないとかいう時に

うちの上司がちゃんと
聞いてくれないと

心の中に溜め込んで勝手に
落ち込むのは間違いだよね

ということを
シャロン・ストーンさんは
言っているのだと僕は理解しています。

これが

ハイコンテクスト文化

＝空気を読む文化で

育ったことによる

日本人の依存体質

かもしれない。

少なくとも、この投稿を
読んでくださっているあなたは

現在は多種多様な人と付き合うのが
当たり前で、スマートフォンを
手にした時点で、相手の背景などの
情報があまり無い状態でも
コミュニケーション取るのが
当たり前になっている。

だから、日本人は

ハイコンテクスト文化
＝空気を読む文化ではなくて

ローコンテクスト文化である。

ちゃんと自分のことは

言葉にして相手に伝える。

相手と

コミュニケーションを

取ることは、自分の責任。

伝えればコミュニケーションできるが
伝えようとしなければ誰とも
コミュニケートできない、ということです！

そう自分自身に
言い聞かせるようにしたほうが

コミュニケーションの

悩みは減りますよ♪

というお話でございました(^o^)/

それでは今日という最高の1日に……

せーのっ！

いいねー♪(^o^)/