おはようございま〜す!
サービスハピネスクリエーターの
鴨頭嘉人です。
1週間が始まる最高の月曜日、
今週も最高の物語をつくっちゃいましょうね!
『口下手な人は
聞き上手はウソ・・・!?』
というテーマで「鴨め〜る」をお届けさせていただきます!
最後まで読んでいただけましたらぜひっ、
それでは、鴨頭嘉人の気づいちゃったメルマガ
「鴨め〜る」行かせていただきま〜す!
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「鴨め〜る」の読者にはお馴染みの
僕の師匠、鴨頭晴人(はるひと)は
今、7歳で小学校に行き始めたばかりです。
実は師匠にはお姉ちゃんがいて、
名前を一花(いちか)と言います。
ちょうど生まれた年がスマップの
『世界でひとつだけの花』っていう歌が世の中を席巻していた年で、
『人と比べるんじゃなくて、自分は自分のままでいい』
っていう歌の歌詞そのもののような子に育って欲しくて・・・
一花っていう名前をつけました。
一花は今、小学校4年生なんですが、
学校の話をしてくれて「すごく深いこと言ってるな~」って思ったので・・・
今日はそこからの気づきをシェアしたいと思いますっ!
一花の通っている小学校は色んな取り組みをしてくれている小学校で
『1分間スピーチ』っていうのをクラスでやっているそうです。
そのスピーチはちゃんとテーマが決まっていて
『最近体験した楽しかったこと』
『これから予定している楽しみなこと』
というテーマでみんなの前で1分間スピーチするらしいんです。
その話を聞いたときに興味が湧いて、
「みんな1分間もしゃべれるの?」
って一花に聞いたんです。
なんで興味があったかっていうと、
僕が今『 話し方の学校 』の講師をやっているから
話し方の学校をやってると
『自分の想いを伝えられなくて
苦しんでる人がこんなにいるんだ』
っていう現実に気づかされるんです。
しかも、ずばり言ってしまうと
世界中で日本人ほど伝え方の技術が未熟なことによって
苦しんでいたり・・・
損をしている民族はいないんです。
日本人は素晴らしい精神性、素晴らしい技術、
素晴らしい生き方や価値観を持っているにも関わらず、
『 伝える力 』
があまりにもないから
・・・広がらない。
そんなもったいない特徴を持っています。
その根本的な差は
教育にあると思っています。
アメリカ人がなぜ?
あんなにスピーチがうまいかっていうと
小学校からバンバンバンバンスピーチをやってるからなんですよ。
アメリカでは小、中、高、大学を通じて、スピーチの授業をやってます。
それに、授業はほとんどワークとアウトプットばかりです。
とにかく話すんです。
日本は・・・というと、座学ばっかりですよね。
それくらい教育が違うんです。
話し方の学校は
● 伝えたいことがあるのに
伝えられないで苦しんでる人
● コミュニケーションで仕事関係、
人間関係の悩みをもっと解決したい人
● 高い志や理念を持っていて、
それをもっと世の中に伝えたい人
● 会社の中の経営者とか
マネジメントやってる人が社員のために
どう伝えて言ったらいいか分からない人
そんな方が学ぶ『 大人の学校 』なんですけど・・・
先ほど伝えたような素晴らしい価値を有しても伝えられない
日本の立ち位置など・・・
突き詰めていったら、
教育が変わっていく
必要があるっていう想いが段々湧いてきて・・・
すぐに取り組めないんだけど、
『子供の頃からスピーチを教えてみたい』
そんな思いも持っていました。
だから、小学校4年生の娘が
1分間スピーチをやってるって聴いたときに
「素晴らしい♪」って思いましたし
「実際にやるとどうなるんだろう?」
ってすごく興味があったんです。
「みんな1分間もしゃべれるの?」
質問に対して小学4年生の一花はこう答えました。
「イチカは父ちゃんの子どもだから
しゃべれるのは当たり前なんだけど、
他の子たちは1分間スピーチ
全然できないんだよね~」
「どういう風にできないの?」
って聞いたら、
「1分間って言ってるのに
10秒くらいで終わっちゃったり、
テーマが
最近あった楽しかったことか、
これからある楽しみなこと
って言ってるのに、
全然関係ない話をし始めたり・・・
1分間だって言ってるのに、
全く時間を無視して
一人の世界に入って
ベラベラしゃべり
まくっちゃうんだよね~。」
って言っていて・・・
ちゃんと分析してるなぁって(笑)驚いたんです。
そして
「大人と一緒じゃん!!」
って思いました・・・。
『 全然関係ない話をし始めたり・・・
全く時間を無視して一人の世界に入って
ベラベラしゃべりまくる・・・。』
いかがでしょう?ほとんどの大人が・・・こうでしょ。
いやぁ・・・笑えないですね。
そして、もう1つ疑問があったので質問してみたんです。
「一花はなんでそう思ったの?」
この質問をした後の答えが・・・すごかったんです!
「それはね、
お友達が前に出て喋ってるときに
一花は聞く方にいるんだけど、
全く
目が合わないんだよね。
聞いてる人のことを考えたら
目が合うハズじゃん・・・。
聞いてる人の気持ちを
考えながらしゃべってないから
聞いてもらえる話が
できないんだよ。」
「えっ?!なんだ、そりゃ!?」
めちゃめちゃビックリしたんです!!
なぜ驚いたかっていうと、
話し方の学校第1期を4月からやってて
ちょうど5ヶ月が経ったんですけど、
学長の西任暁子さんと
副学長の僕が話し方の学校の生徒さんに
繰り返し繰り返し言ってることが
まさに一花の言ってる事だったからなんです!!
『聞き手の気持ちを考えて、
聞き手が聞きたいことを
聞き手に分かるように話す。』
スピーチの基本中の基本であり
繰り返し伝え続けているテーマ・・・。
なぜなら・・・
それができる人がいないから。
9割以上の人がこのことができなくて苦しんでるんです。
そして、
9割以上の人の中の多くが聞き手のせいにしたり・・・
聞き手に依存しています。
ハッキリ言いますが、
すべて話し手が悪いんです・・・。
それに気づかない限りはどれだけたくさん話をしても
聞いてもらえる時はきません・・・。
聞いてくれているフリはしてもらえますが・・・。
『聞いてる人のことを考えないから
聞いてもらえる話ができない。』
そのことを小学校4年生の一花が
ずばり言葉にして説明してきたときに、
けっこう衝撃を受けて・・・
原理原則は年齢問わず、
場所を問わず一緒なんだなって
気づきがありました。
また、話すことができる人っていうのは実は、
聞き方もスキルが高いんですよ。
『 口下手な人は聞き上手 』
とかいう本があるけど、
・・・あれはウソなんです。
話上手な人は
聞くのがうまいから話せるんです。
だって、聞き手の氣持ち、
聞き手に関心があることを考えて話さないと、
相手に伝わらないから。
だから、ベラベラたくさんしゃべる人が
話がうまいわけじゃないんです。
本当に話がうまい人というのは
聞き手の頭の中を想像しながら話す人。
これが本当の話上手。
つまり、
本当の話し上手は超~聞き上手なんです。
一般的に話すのが下手な人は
本当はちゃんと話が聞けていない人です。
それくらい聞き上手と話し上手は本当は一緒なんです。
一花はそのことを教えてくれたなぁって思いました。
あと、もう1つ気づいたのは、
セルフイメージっていうのは、
『 思い込み 』
なんだということ。
そして『 思い込み 』は
環境から来るんだってことです。
だって、小学校4年生の一花が
「一花は父ちゃんの子だから、
話せるのは当たり前だけど・・・」
って言う根拠は、一体何なんでしょうか?
これって・・・
『 思い込み 』ですよね。
そして、その思い込みを作ってる元は
環境なんだって
・・・改めて感じました。
つまり、
うちの子が素晴らしいのは、
全て・・・
うちのかみさんが素晴らしいから
そう改めて思いました。
うちのかみさんは僕が家にいるときも家にいないときも
「父ちゃんは話が上手だから
お仕事をさせてもらえるんだよ」
「父ちゃんは話すのが上手だから
たくさんの人に
幸せになってもらってるんだよ」
「父ちゃんは話すのが上手だから
周りにいっぱいお友達がいるんだよ」
ってかみさんが言ってるから、
娘の一花のセルフイメージが高い。
それがセルフイメージをつくっているんだなって思います。
セルフイメージをつくってるのは環境なんです。
まさに、うちのかみさんがうちの子の素晴らしいところを
聞き出し、引き出し、伸ばしてるんだなぁって感じて
改めてかみさんに感謝の気持ちが湧いてきました。
『聞き手の気持ちを考えて、
聞き手が聞きたいことを
聞き手に分かるように話す。』
『 本当の話上手は・・・聞き上手』
『 セルフイメージは環境がつくる 』
一花の話を聞いていて、
3つの気づきがあったので
シェアさせてもらいましたっ。
師匠もそうですが、子どもから学ばせていただくことって
ホント多いなぁ~って思います!!
ぜひその第一歩として、
話し方の学校入学講座に来てみて下さいっ!
http://ptix.co/151Z6Su
今回の「鴨め〜る」は
『口ベタな人は
聞き上手はウソ・・・!?』
というテーマでお伝えさせていただきました。
何か伝われば嬉しいです!