あるニュースの中で
スゴイ子ども達を紹介する
コーナーがあったんです!
その日は、
愛ちゃん
っていう小学校5年生の
【ウエイトリフティングの選手】
が紹介されていました。
愛ちゃんは小学生なんですが、まさに
「ウエイトリフティングやってます」
っていうガッチリした身体つきなんです!!
また、愛ちゃんは
「遊びに行くよりも練習が好き」
っていうすごい子で、
インタビューアーの人が
「ウエイトリフティングの
魅力はなんですか?」
という質問を小学校5年生の愛ちゃんにすると…
「できなかったことができるようになる!
限界を超えるよろこびです!」
なんて言っちゃうんです!!
大人がなんか
「あー!ごめんなさいっ。そういうの忘れてました!」
っていう気持ちになるようなことをさらっという子で
さらに、
「日常の中で
意識してることはなんですか?」
って聞かれたときには…
「できるだけ、上腕二頭筋を感じることです!!」
なんて答えちゃうような完全に
アスリートなんですっ。
それを、人にやらされてるという感じは微塵もなくって…
楽しんで取り組んでいるコトが伝わってくるんです!
インタビュアーが
「夢は何ですか?」
って聞いたときに…
「オリンピックに出ることです!」
って言ったんですね。
続けて、
「愛ちゃんの元気の源は何ですか?」
って言ったら、
声のトーンが一気に変わって…
「嵐の櫻井くんっ!」
って言ったんです。
そう、愛ちゃんはジャニーズの嵐のメンバー
櫻井 翔くんが大好きなんですね。
インタビュアーが
「そうなんだぁ。」
って答えたら、
「あ!もう1つ夢があった!!」
って愛ちゃんが言って
「どんな夢なの?」
って聞いたら、
「オリンピックに出て金メダルをとって…
櫻井くんにインタビューしてもらうこと!」
って言ったんですね。
愛ちゃんは眼をキラッキラさせていて、
「オリンピックに出るのが夢です」
って言った時よりキラキラしていました!
それを見て僕は思ったんです。
なんで彼女が
あんなに頑張れるか…?
オリンピックに出場するよりも…
金メダルを獲得するよりも…
金メダルをとった後に…
『嵐の櫻井くんにインタビュー
されたときのことをイメージしている!』
からなんですよねっ!
その気持ちを味わいたいから彼女は頑張ってるんです!!
このイメージングってすごいんですよね。
イメージングって思ったときに
かの有名なミスタージャイアンツ
長嶋茂雄さん
がインタビューで言っていた言葉を思い出しました。
すごく重要な優勝決定戦の
9回の裏、
1対0で自分たちが勝っている。
でも、
2アウトランナー満塁という大ピンチの状況・・・
一打逆転が大いにありえるとき、
守っている選手はどう感じていると思いますか?
・
・
・
いわゆる普通の選手というのは、
「オレのところに飛んで来ないでくれ…。」
って思うんです。
しかし、
「オレのところに飛んでくるな」
って思っている時にこそ飛んできて、エラーが起こったりしちゃいます。
これは、ビビって筋肉が収縮しているからなりやすいんですよね。
でも、そんなとき長嶋さんはどんなイメージをしていると思いますか?
・
・
・
長嶋さんは普通の選手と違うはず。
ということは、
「オレのところに来い!」
って思ってるんじゃないか?
普通はそう思いますよね。
でも、
長嶋さんは違ったんです。
実際の試合。
長嶋さんの華麗なファインプレーで試合が終わった日がありました。
インタビュアーが
「その時…どんなことを考えているんですか?」
って聞いたとき、長嶋さんはこう答えたんです。
「あー、あの時は…僕のところに、
とびきり難しい打球が飛んできて…
それを華麗にさばいて…
ヒーローインタビューを受けた後にね…
銀座のスナックのママに僕の華麗なプレー話を
しているシーンを思い浮かべていましたね〜」
って言ったんです…!!
すごいですよねっ!
そのあまりの鮮明さに僕はビックリしちゃいました!!
これがイメージングの力なんです。
超~具体的ですよね!!
勝ちたい…。
とか、
上手く守りたい…。
とか、
全力を尽くしたい…。
ではなく…。
銀座のクラブのママに
「まぁ~!ステキ!!」
って言われてるシーンを思い浮かべてるんですから!!
鮮明に思い浮かべる程、イメージ通りのコトが実現すると言われています。
これは、迷信やスピリチュアルな話ではなく
脳科学の分野でも証明されていて…
スポーツの世界では常識です。
だから、
「いつか成功したい」とか
「いつか歌手になりたい」とか
言ってるんじゃ…
いつまでたっても…
なれないんです。
明確なイメージングが大切なんですっ!
オリンピックで金メダルをとりたい…
じゃなく。
「金メダルをとったあとの
櫻井翔くんのインタビューで
自分が何と答えているか…
その時の櫻井翔くんの表情!!」
そのシーンを鮮明に思い浮かべてるから…
練習など何も辛くないって価値転換されてる!!
そのイメージの方が遥かに上回ってる!!
日常の辛い練習が、辛くないっていうギャップが生まれてるんです。
長嶋茂雄はピンチの時…
「ボール来い」
じゃなく
「難しい球来い!」
って思ってるんです…!!
あらかじめ高いハードルを設定しているんです。
だから…
自分の想定内の出来事なんて
難なくこなせるようになるんです…!!
これがイメージの力
なんだなぁって痛感しました!!
僕もどんどん鮮明なイメージ…
活用していこうって思いました。
ぜひイメージしていっちゃいましょうねっ!!