成果を出す人がやっている“準備された雑談力”の正体
雑談=ムダ話だと思っていませんか? 実は、成果を出す人ほど“雑談力”を戦略的に磨いているんです。 この記事では、鴨頭嘉人が自身の経験から語る「成果を生む雑談・潰す雑談」の違いと、誰でも実践できる“仮説質問力”の鍛え方を徹底解説します。
雑談なんていらない…!? 最初の直感
職場で雑談、必要ですか?
うちの会社、雑談してるメンバーはいません(笑) YAKINIKUMAFIA IKEBUKUROのあさみも、ヒロキングも、うちの社員はみんな「雑談=教育」って感じでやってるんです。
雑談っぽい掛け合いがあっても、それは全部お客様とのサービスの質を高めるためのトレーニング。 つまり“仕事”なんですよね。
うちの会社は、仕事で人を知る
雑談なしでも人間関係が深まる仕組み
うちの会社では、雑談なしでも社員同士のことをよく知ってます。
なぜなら——仕事で結果を出すプロセスの中で、自然に人となりが見えるから。
「チップを一番取るのは誰?」「イベントを一番開くのは?」「一番スベるのは?」 この答えをみんなが知ってる。それって、もう十分“人を知ってる”んですよ。
だからこそ、雑談の必要がない文化が育った。 これは組織風土の一つの理想形かもしれません。
なぜ雑談が必要な職場があるのか
本音が言えない環境にこそ雑談が必要
でもね、僕もマクドナルド時代を振り返って気づいたんです。 あの頃、雑談してなかったのは「仕事しか興味なかったから」じゃない。
本音を出せない雰囲気、話したら損するかもっていう空気があった。 だから、無意識にシャットアウトしてたんです。
そんな職場こそ、“本音を知るための雑談”が必要なのかもしれない。 相手が何に興味があるのか、どんな価値観で生きてるのか—— それを知るには、仕事以外の会話が入り口になることがある。
成果を生む雑談力とは?2つの条件
① 仮説質問力を持て!
雑談って、ただのムダ話じゃない。 本当に大事なのは「相手の興味を察知する力」なんです。
たとえば、初対面の相手がオシャレだったら「ファッション好きですか?」って聞いてみる。 パッと表情が明るくなったら、当たり。
この“仮説質問力”こそが、雑談力のステップ1。
② 雑談には“準備”が必要!
雑談が得意な人=事前準備ができてる人です。
例えば、相手がロレックスをつけてきそうな人だったら、その歴史や価格帯だけでも調べておく。 そうすると、会話が成立するんですよ。
「雑談は即興」と思い込んでる人、多いけど、それは違う。 雑談こそ、準備が9割なんです。
まとめ:雑談は「感覚」じゃない、「スキル」だ!
雑談って、苦手な人ほど「向き不向き」で片付けちゃう。 でも実際は、ちゃんと準備すれば誰でも成果を出せるスキルです。
✔ 相手の興味を“仮説”で見抜く質問力
✔ そのために“必要な知識”を仕込んでおく準備力
この2つを押さえれば、雑談はあなたの最強の武器になります。