鴨頭嘉人流の「超時間術」!仕事を最大化させるための秘訣[6]

超時間術

本記事は動画の【09:35】辺りから▶仕事ができる人の「超時間術」を解説します。予定ビッシリでもストレスゼロ!

鴨頭嘉人はマクドナルド時代から「超時間術」を実践していた!

 

今僕は一番極端な例言いましたけど、もう1個だけ。マクドナルド時代、僕店長やってました。

 

店長をやっている時、僕どうやってたかって言うと、No.2って言われる「もうすぐ店長になりたい」って子がいるわけですよ。

 

その子に…、「店長ワーク」ってあるんですよ、店長の印鑑を押さなきゃいけない書類っていうのが結構いっぱいあって超めんどくさいんです。

 

金庫の中のお金とか、管理しているものの枚数全部数えたりとか、なんか上司に提出する書類とか店長の印鑑が入らなきゃいけないのいっぱいあるんです。

 

邪魔くさいじゃないですか。

 

なので僕ね、No.2に「おいおい」って言って、「お前さあ、店長になりたい?」って言うと、

 

「あ、なりたいです。」

「じゃあ聞くけど、店長になるまで一切店長ワークを覚えないで店長になるのと、店長になる前から店長ワークを事前にやらせてもらって店長になるのと、どっちが良い?」

 

「いや、店長になる前に店長ワーク覚えたいっす」

「うんうん、OK」

 

って言って、印鑑渡してたんです。

 

「全部やって良い。責任は全部俺だから」だって鴨頭って印鑑渡してるんで。

 

「責任は100%俺が取るから、全部お前がやれ」って言って。

 

「え、良いんですか?」

「良いよ良いよ」

 

ってやってました。

 

時々この話をすると「いやいや鴨頭さん。そんな部下にやらしちゃってミスが起きたら困るんじゃないですか?」って言われるんですけど、はっきり言って良いですか?

 

僕がやってもミスなんて生まれるんですよ。部下がやってもミスなんて生まれるんですよ。

 

じゃあどうせ責任取るのは僕じゃないですか?じゃあ良くね?どっちでも。

 

それが僕の考え方なんです。

 

っていうかどっちかって言うと書類のチェックなんて別に誰がやっても一緒じゃん。

 

店長だから間違いが少なくなったりするの?一緒だろう?

 

だって100万円を数えたら、100万円になるの誰が数えたって一緒なんだろ?

 

でもさ、クリエイティブな仕事は俺が一番うまいわけさ。新しいセールス獲得のアイディアを生み出すとか、それを社員も含めてアルバイトに上手にモチベーション高くなるように伝えるとかは俺が一番得意なわけ。

 

そっちの仕事に鴨頭嘉人を使った方が全員にとってプラスじゃない?

 

だからこんな店長の責任のある仕事なんて僕がやる必要ないんですよ。全部やらせてました。

 

「今の自分しかできない仕事」に大切な時間をとことん費やそう!

 

だから今だってそうです。全ての仕事を僕ゼロにしてません。

 

話し方の学校の授業の内容だったりとか、講座の内容全部僕作ってますから。

 

PowerPointとかこの前「ビジネス実践塾2days」ってやりましたけど、178枚全部僕が作ってます。

 

それは誰にもやらせないです。

 

なぜなら講座のクオリティは僕が一番高くできるからです

 

でも僕の交通手配とか僕のスケジュールの管理とか、うちの会社のカウントなんて僕がやっても社員がやっても同じじゃないですか。

 

社員が間違っても、僕が間違っても同じなんで価値が。

 

でも講座は僕が作ったのと社員が作ったのではまるでレベル違うんです。

 

だから絶対に自分にしかできないことはやる

 

でも自分以外の人ができることは絶対やらない

 

そういうルールをマクドナルドの店長時代からやってました。

 

おそらくマックの社員で僕だけです。店長ワークを1個もやらない店長。

 

もちろんバレたら怒られます。

 

でもどうせ責任取るの僕なんです。

 

そういう考え方でやってきたので、みなさんも今の自分の立場の中で今の僕のやり方、考え方をどれぐらい転用するかっていうのは自分で考えていただいて、有効に自分の命の時間と才能を使った方が良いと思います

 

以上です。せーの、イイね!

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ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。