鴨頭嘉人は講演の打ち合わせが一切ない!?他の講演家にはないオファーのされ方
3000人のホール埋められる講演家僕しかいないので。
鴨頭嘉人
西野亮廣
確かに。
でもそれは僕の講演のスキルとかノウハウとか人間力の高さでぶっちぎり日本一になったんじゃなくて、やっぱり講演業界じゃないところからちゃんとお借りして。
鴨頭嘉人
西野亮廣
なるほど。
新しいことを取り組んだからだと思っているので。
だから僕なりには、ちっちゃいアナロジーができた1つの例なわけですよ。
鴨頭嘉人
西野亮廣
何かそれってあるんですか?YouTubeに上げられたその1時間半のお話を実際にしゃべられることもあるんですか?
ありますあります。
鴨頭嘉人
西野亮廣
やっぱりあるんだ。
何でかっていうと、一番依頼が多いのは「あの話をこの人にしてください」「うちの社員にしてください」「あの話をうちの団体にしてください」なんですよ。
鴨頭嘉人
西野亮廣
じゃああの話を…。
新ネタやられると(相手が)へこむんです。
鴨頭嘉人
西野亮廣
そういうことですね。
だって「津軽海峡・冬景色」が大好きでファンになったのに、その人を呼んだら「津軽海峡・冬景色」を歌わなかったらクレームになりません?
鴨頭嘉人
西野亮廣
つらいですよね。
そういうことです。
鴨頭嘉人
西野亮廣
はいはい、なるほど。
だから講演の依頼とか一番多い時で年間330本から340本あったんですけど、全部打ち合わせなしです。
メールで「YouTubeでこれをしゃべってください」って来るんで、オーダーが。
鴨頭嘉人
西野亮廣
なるほどな。
だから何の打ち合わせもなく話す内容は決まってるし、工夫もしないでただ指定された曲を歌いに行くだけ。
鴨頭嘉人
西野亮廣
でもオファーもしやすいですよね。これっていうものがあるからオファーする側も。
何なら他の講演家とかセミナー講師って、プロフィール写真と文章しかないから。
鴨頭嘉人
西野亮廣
いや怖すぎますよね。リスク高すぎるじゃないですか。全然おもろない場合もあるってことですよ。
YouTubeの動画がプレゼン資料に!企業講演が取れ続ける仕組みとは
企業講演でいうと周年記念イベントで、その基調講演の講師を選ぶ時に、
大体の担当者が社長に「今年誰にするんだ?」って言ったら、(部下が)「実はこういう方がいて」とか言って、「お前聴きに行ったのか?」「いやこれからです」みたいになるんです。
鴨頭嘉人
西野亮廣
なるほど。
ところが僕の場合は違ってて、「今年誰にするんだ?」って言ったら「あっ、ちょっとこれ観てもらっていいですか」って動画を流せば。
社長は、全部は聴かないと思うんですよ、忙しいから。でも最初にもうちょっと聴いて「いいんじゃないか」って決まっちゃうんですよ。
鴨頭嘉人
西野亮廣
なるほどな。
だから即決力も半端なくて。
結局企業の場合は決裁者が上司なので、でも提案者がプレゼンする資料が必要なものを動画というプレゼン資料があるからすぐ決まっちゃうっていう。
だから企業講演もすぐ取れるようになったんですよ。
鴨頭嘉人