マクドナルドの人事考課制度!給料を左右する「業績評価」と「能力行動評価」とは
ほら、僕マクドナルド時代に、徹底的な人事考課制度を経験してるんですよ。
もう、これはこれは公平な 、「業績評価」と「能力行動評価」っていう2つの部門があって、「業績評価」っていうのは、言ってみれば、店舗で言うと売上だったりとか利益だったりとか、人材の採用だったりとか。
後はマクドナルドの場合は店舗運営レベルをQSCの、要はクオリティー・サービス・クリンリネス、おいしくてあったかいハンバーガーをどれだけ感じの良いスピーディーなサービスで、そしてどれぐらい衛生的なお店でっていう評価がちゃんとあるんで、そういうものがちゃんとカテゴリー別にあって、それぞれパーセンテージがあります。
“「今期の場合は売上っていうのが重要度が20%です。利益の重要度が15%です。人材の採用がすごく今全社的に課題だから、パーセンテージが25%高めです」“
とかね。
会社の方針によってそのパーセンテージが変わるんですけど、そんなふうにして業績評価があります。この業績評価の評価がどのように給料に反映されるかというと、ボーナス給とかに反映されます。業績評価は。
それと「能力行動評価」っていうのがあります。能力行動評価も最初から決まってるんですよ。要件が。
言ってみれば対人影響力だったりとか、あとは組織志向性だったりとかって言う、そういう元々固定の5項目があって、それぞれ 20%、20%、20%、20%、トータル100%ってなっていて、これはどっちかっていうと上がったり下がったりはしません。
だんだん上がっていくものですね。個人の能力なので、こっち(能力行動評価)は。業績って上がったり下がったりしますよね、もちろんね。その時によって。その両方の総合評価が基本給に影響します。
だから ボーナスは業績評価側ね。だからボーンと上がる時もあれば、バーンと下がる時もあります。能力行動評価っていうのは、そのままでは給与に反映されないです。その代わり昇給に影響するのはこっち(能力行動評価)、OK?
トータルが基本給に影響する、基本昇給に影響する、そういう仕組みを僕たちは運用していたので、すごく給与の支払いに関してのメソッドはいっぱい持ってます。
東京カモガシラランドには就業規則がない!その理由とは
今のうちの東京カモガシラランドはどのような給与体系をしているかというと、僕の好き嫌いで決めてます。はい、うちの社員みんなうなずいてますね。
完全に好き嫌いでございます。なので、社員は給料を上げたかったら、僕に気に入られることが仕事になっています。
それだけしか基準がないです。そもそも、うちの社員って、今ここにいる人、ちょっと手挙げてもらっていい?いるか、いるか。今日全員いるんだ、すごい、すごい。OKOKOK。
その中で
”「うちの会社に入社したらいくら給料をもらえるかを知ってから入社した」“
っていう方、ちょっと手挙げてもらっていいですか?
1人もいないですね。入社して1カ月働いて、25日 に初めて振り込まれて「あ、こうなんだ」っていうことを知るんだよね。
男性社員:「給料日も知らなかったです。ヒロキングに訊いた。」
そうかそうか、うちの会社あれなんですよね。一応今ここに「良い子はマネしないでください」っていうテロップが流れてるんですけど。
うちの会社はですね、就業規則がないですね。職務規定ないですね。履歴書を書いたことがある人います?ないですね。
履歴書書いてる人は全員不採用ですね。履歴書を書いたことがない人しか採用されてないんですけど、そういう会社になってます。
一応ですね、従業員が10人以上になったら、これは就業規則がないと違反になりますが、10名未満の場合はなくても違反になりません。なくていいんです。就業規則っていうのは。ただ、あると会社が守れます。労働争議のためにあるのが就業規則なんですね。
10人以上になると労働争議が起きるという定義なんです、日本は。全く従業員を信じてない国イエーイって感じですね。そうなんですよ。
うちは労働 争議がないっていうことを前提に会社づくりをしているので。はっきり言うと面倒臭いから作ってないんですけどね。「いらねえもんはいらねえんだ」っていうふうに思っているので、ないですね。
訴えられたらうちの会社は負けると思うんでお金払います。いいよ、訴えても、お金払うから全然問題ない。そういう会社なんですよ。