職場の人間関係がうまくいかない本当の理由──それは、たった1つの“情報不足”でした。
人材育成がうまくいかない。部下との関係がギクシャクしている。 その問題、実はコミュニケーションではなく「情報の欠如」が原因かもしれません。 本記事では、鴨頭嘉人が企業研修・講演で伝えている“現場で使える人間関係改善の本質”を一部ご紹介します。
なぜ、人間関係の悩みは消えないのか?
解決しないのは、対処法ではなく「原因」がズレているから
17年以上にわたって、職場の悩みトップは変わっていません。 それは――「人間関係」。
もちろん、業務の負担や社内トラブル、評価制度の不満もあります。 でもそれらの多くは、「良い人間関係さえあれば、ほぼ解決する」んです。
にもかかわらず、なぜ多くの職場でいつまでも人間関係が崩れるのか? それは根本的な“原因”を間違えてるからなんです。
人間関係トラブルの“たった一つ”の原因
それは「情報不足」。それ以外は99%ない
人間関係が壊れる原因、それはただ一つ——情報が足りていないから。
例えば、病院の待合室で騒ぐ子どもにイライラしていたら、 「実はさっき母親を亡くしたばかりで…」と父親に聞かされて、怒りが一瞬で消える。 これ、まさに「情報が入ったから見え方が変わった」典型です。
つまり、「悪意」ではなく「知らなかった」ことがトラブルの正体なんです。
価値観の違いを知らない管理職は危険
「分かってない上司」は、今の時代ではリスク
部下が辞める理由、信頼を失う理由、チームが崩れる理由。 それもほとんどが“価値観のズレ”によるものです。
大切なのは「価値観は人それぞれ違う」という前提に立つこと。 それを無視して、「自分の当たり前」で指導しようとするから、うまくいかない。
現代の管理職が絶対に押さえるべきなのは、「価値観の違い=情報不足」だという理解なんです。
世代によって、価値観はどう違う?
“お金” “食べ物” そして“存在価値”
価値観は、育ってきた時代によってまったく違います。
– 70代以上:最大の価値観は「食べ物」 – 40〜60代:最も大事なのは「お金と安定」 – 20〜30代:大切なのは「自分の存在と承認」
つまり若手社員が大切にしているのは「私はここにいていいのか」「私は認められているか」。 この“存在承認”こそが、上司との信頼関係の土台になるんです。
「お金をもらってるんだからやれよ」は、もう通用しない。 その前に「あなたのことをちゃんと見ているよ」という情報を伝えることが必要なんです。
企業向け講演・研修のご案内
本記事でご紹介した「情報不足の本質」「部下との信頼構築」は、全国の企業研修・講演で非常に高い評価をいただいています。
もし、貴社の管理職研修やマネジメント層の人材育成でお悩みがあるようでしたら、ぜひ鴨頭嘉人による企業講演・社内研修をご活用ください。
- ✅ テーマ例:人材育成/チームビルディング/エンゲージメント向上/心理的安全性/リーダーシップ
- ✅ 対象者:経営層・管理職・若手リーダー・内定者研修など
- ✅ 講演スタイル:感情に響く“エンタメ型”×現場実践に落とし込める“即効型”
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