本記事の動画はこちらから▶批判を受けても負けない「無敵のメンタル」の手に入れ方
世の中にたくさん存在している「矛盾」の数々
深い概念の話って禅問答のように矛盾して聞こえたりします。
そんなにシンプルじゃない話が多いんです。
特にビジネスで成功するための考え方って、結構矛盾して聞こえたりします。
例えばですけど、僕の話の中にたまに出てくる言葉がこういうのがあります。
「自己中心的利他」これ一瞬矛盾して聞こえません?
自己中心的利他って、自己中なんです。
でもそれって利他だよねって考え方なんです。
これ矛盾して聞こえません?
例えば僕は自分がやりたいことしかやってないです。
超自己中なんです。
僕はサービス業で働く人が自分の仕事の価値に気付いて、「最高だこの仕事!」って言って、打ち震える社会を作りたい、と僕が思ってるの。
ハッピーマイレージなんて誰も僕に作ってくれって頼んでいません。
勝手に作ったの。
そして勝手に売ってるの。
「買え」って言ってるの。
それで買った人に「配れ」って言ってるの。
超自己中じゃない?
でも結果的にそのことがサービス業で働く人が、イキイキと働くきっかけになるようになってるってこと。
これって一瞬矛盾して聞こえるんです。
だから、批判されたこともあります。
「矛盾」が生み出した鴨頭嘉人への批判
「お前、結局自分のためにやってるんだろ?」
僕の答えは「はい!」
例えば「私は自分の仕事が大好き大賞」っていうイベントを、もう6年間やっています。
パシフィコ横浜とかでやってるんです。
自民党総裁安倍晋三さんからも応援のメッセージが来るぐらいの。
経済産業省が毎年協賛してるようなイベントなんです。
これやってると、たまにお手紙いただくんです。
「鴨頭さんのイベントはすごい社会貢献活動だと思って来てみました。でも、がっかりしました。あのイベントは鴨頭さんがただただ自分がやりたいからやってるだけな、超自己中心的なイベントでした」って言うから、僕はメールに返信しました。
「その通りです。よく気がつきましたね。こんなの誰にも頼まれてないです。経済産業省にも頼まれてないし、阿部さんにも頼まれてない。僕がやりたくてやってます。そうするとなんだかみんなが協力してくれてるんです。あなたの言う通りです。あなたはとっても頭が良い人です。でも僕はやり続けますからね」って返したわけ。
そんなことで怯んだりしないです。
だってそうだもん。
僕自己中なんです。