本記事は動画の【11:19】辺りから▶ビジネスで結果を出し続けるリーダーは何を考えているのか?【超一流の思考回路】
経営がうまくいかない原因をきちんと正確に分析することが成功のカギ
いやーライバル店がオープンしたからとか、最近は消費の冷え込みが激しいからとか、人が集まらない理由をこんな風に言う会社があるんですよ。
少子高齢化だからって言うんですよ。
少子高齢化を人不足の原因に言える会社は、2万人以上の社員がいる会社だと思いません?
違います?
日本マクドナルドは社員が5000人くらいでアルバイト17万人なんですね。
1年間にアルバイトの採用人数がだいたい6万人なんですよ。
少子高齢化の影響を受けますね。
そりゃそうですよね。
6万人採用しようと思ったら。
皆さん6万人とか採用したことあります?1年間で。
皆さんのお店1年間で何人採用すれば回りますか?
1年間に100人以上を採用してる店あります?
1年間に10人とかでしょ。
もしかしたら、ちっちゃいお店だったら年間に必要な人数って3人、4人じゃないですか。
それ少子高齢化関係あります?
根本的にズレていたら絶対に問題は解決しないということです。
原田泳幸氏が2014年にたくさんのマクドナルドの頭のいい人たちがあげた報告。
お店を作りすぎたから経営が苦しくなったと言う事を真に受けて、あそこで店舗をクローズしていたら今の日本マクドナルドはないです。
それが経営判断です。
そして現場が正しい認識をしていないと危険なことが起きるということです。
この例は、現場は間違った分析をした。
ただ原田泳幸氏だけが正しい判断をしたから日本マクドナルドはそん時に倒れなかったという事例です。
間違った経営判断をしていたら今のマクドナルドはなかったかもしれない
もし現場が間違った方向したのをトップが受け入れたら、今日本マクドナルドはないです。
だって赤字だったんだから。
5000億企業が赤字っていうと、いくらぐらいの赤字になるかわかりますよね?
とんでもないことが起きたんです。
本当にあの当時マクドナルドを買おうとしてた会社がありましたから。
マクドナルドっていう看板残すかもしれないけど、経営母体は変わってた可能性がありますということです。
たまたまこの事例は、社長が判断を間違えなかったからセーフだったって話。
でも現場が間違った情報を上げリーダーが間違った判断をすれば、会社なんて一瞬で吹き飛ぶということです。
たとえ17万人が働いている会社であっても5000億売っていても、確実に会社は潰れます。
それぐらいリーダーの判断とそして現場の人の能力アップが会社の未来を決めています。
日本マクドナルドが今あるのは店長の人材育成という、すべての店舗ビジネスに当てはまる原理原則を守ったからなんです。