【悩める上司必見!】主体的に動く部下を育てるためのマネジメント法|鴨頭嘉人公式⑦

アルバイトスタッフの誰一人として、信用することができない。そんな気持ちがさらなる厳しい指導に繋がる

で、僕ね誰のことも信じてなかったんです。

マクドナルドって仕組みがあるんで、スタッフが何やってるかわかるんですよ、データ見たら。


例えばこの店のスタッフは社員がいない時には、厨房の奥の方でアルバイトスタッフ限定ドリンク飲み放題キャンペーンを開催します。

あと、あの厨房の中で社員がいないときに、新商品の開発を自らし、自ら試食会をやるんですよ。

あとはレジからお小遣いを持って帰る子も。

最初は1,000円、次は5,000円、次は1万円、ステップアップシステムですね。

全部データ見たら分かるんです。

だから僕ね、誰のことも信じてなかった。

だからよく引っ掛けてました。

例えば、夜の8時くらいに夜のシフトのアルバイトマネージャーに嘘をつくんですよ。

俺ちょっと今日予定あって帰んなきゃいけないから頼むな、つって。

通りの向こうから店見てんすよ。

で、不正するスタッフ見つけたら「おい!今やっただろお前!鍵返せ!もう二度と来るなっ」つって首切ってました。

そこまでスタッフを信用してなかった。

だから、スタッフは全員こう思ってました。

あの店長俺たちのことまったく信じてないって。

信頼関係がまるでなかったんです。

最後は、アルバイトスタッフから無視され、お店にも行けなくなり、仕事もできなくなった

だからどんどんどんどんお店は雰囲気が悪くなって、ついに僕はこの店に着任して10ヶ月が経った頃、アルバイトスタッフ全員から無視されるようになります。

「おはよう!今日も頑張ろうね」って挨拶をしても、みんな無視をして僕の前を通り過ぎて勝手にポジションについて働き始めます。

僕だって人間です。

感じる力ぐらいはありました。

こんなに俺は頑張ってるけど誰も受け取ってくれてないって、わかるんです。

そのうち今度は僕に変化が現れます。

だんだん口数が減ってくるんです。

着任当初は「こうやろう。ああやろう。理想の店作ろう。頑張ろう。」って言ってたのに、とうとう僕は10ヶ月か経った頃、一日中無言でポテトを一人で揚げたり、一日中無言でカップやストローの補充をしたり、倉庫の整理をして帰ってしまう。

そんな店長になります。

そしてついに僕は自分のお店に出勤をしてあのMマークの看板を見て、足が震えるようなり、お店に入れなくなってしまいます。

その時、僕の上司であるスーパーバイザーがお店に行ってきてはっきり言われました。

「鴨頭お前はもう限界だ。来月から青森県弘前市の店に転勤させることを決めた。今すぐ引っ越しの準備をしろ。」と言われて、2週間後に青森に転勤でした。

「左遷」を経験。悔しかったけれど、環境を仕切り直すことができた

その時は本当に悔しかったし、なんでこんなことになったんだって、思ってました。

なぜならば、僕は正しいことを言ってたからです。

そして、全力で働いてたからです。

会社に言われたからじゃない、自ら進んで1日12時間、3ヶ月に1回しか休まずに自ら進んで働いた。

なんでか。

良くしたかったからですよ。

いい店作りたかったからですよ。

お客さまの期待にも応えたかった。

アルバイトスタッフも育ててあげたかった。

だけど僕は原理原則外したんですとにかく人を変えようとしました

そのことによって結果的に、人間関係が崩壊して、僕は会社に行けなくなって左遷されることになります。

でも僕はラッキーでした。

いやラッキーだとよりも、マクドナルドという会社、組織やっぱ素晴らしかったんだと思います。

僕を飛ばしてくれたからです。

仕切り直すことができたということです。

とても僕はその店で仕切り直すことができない状態だった。

でも青森県まで行けば、仕切り直すことができたんです。

次回:8)違う店舗に行くことになった鴨頭。2度と同じ過ちを繰り返さないための「たった一つのある行動」とは?

ABOUTこの記事をかいた人

人材育成・マネジメント・リーダーシップ・顧客満足・セールス獲得・話し方についての講演・研修を行っている日本一熱い想いを伝える炎の講演家。 「良い情報を撒き散らす」社会変革のリーダーとして毎日発信しているYouTube(通称:鴨Tube)の総再生回数は1.7億回以上再生され、チャンネル登録は100万を突破。日本一のYouTube講演家として世界を変えている。 また、著者としてもリーダー・経営者向け書籍を中心に15冊(海外2冊)を出版する作家としても活躍している。