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聴き力が高い人は「有意識有能」または「無意識有能」で本当に聴いている!
やっぱりあの僕は講演家っていう仕事をやっているのでありがたいことに、いろんな講演家の人ってやっぱ出会いますけど、講演家の人やっぱ聴き力がすごい人しかいないね。
人の話を聴けないけど売れ続けている講演家って一人もいない。みんな聴き力がすごいですね。
あとは講演家だけじゃないかな。
僕、経営者の団体でもよくね、しゃべるんでよく思うんですけど、あの、本当に人が集まってくる経営者って聴き力が高い。
あとはリーダーとかマネジメント研修もよくやるんですけど、結局部下に慕われてる人って聴き力が高い。子ども、子育てが上手なお母さん、聴き力が高い。
やっぱね、聴き力ってパブリックスピーキングだけじゃなくて、人生の豊かさのね、一番ベースのスキルかも。
結局人が離れていく人とかはね、人の話聴けてないんですよ。聴いてると思ってるけど。
だから、無意識無能か有意識無能です、聴き力について、人が集まらない人とか人が離れていく人って。
やっぱね、人が集まってる人ってね、聴き力について有意識有能か無意識有能になってるんですよね。
耳で聞いてんのとは違いますよ、本当に聴いてるってことですよ。例えば相手の人が喋ってる途中に口を挟まないとか。
自分の思い込みで答えを出してしまったら、それ以上相手の話は「聴けない」!
極端なこと言いますよ。相手の人が話しているときに頭の中に答えが出ない聴き方です。
はっきり言いますよ、神レベルですね。
たとえば働いてて自分の部下とかが、うーんとイメージしてね。
管理、管理職の人が課長さんとか部長さんとかが、5月とか6月になると新入社員が「あのー」とかって言ってくるわけですよ。(管理職の人が)「どうしたー」とか言って。
「いや、ちょっとなんか、最近モチベーション上がんなくって」「おお、どんな状態だ」とかって、本人がしゃべり始めると(管理職の人が)「ああ、五月病や」。
これもう聴いてないんですよね。もう自分の頭の中に答え出っちゃってるもんね。
こういう、自分の中で『ああ五月病や』って言った瞬間ね、頭の中でね、部下の話うんうんって言いながらね、他のこと考えてるんですよ。
「どのパターンで言ってやろうかな」「俺の体験談、あれ十八番だからあれでいこうかな」とか、「あっでも、彼の場合だったら、あの入社3年目のカツラギ君のエピソードがいいかな」とか。
もうほかのことを考えてるんですよ。こういう時ってね、聴いてないんです。