ライト兄弟の乗っていた
この飛行機
ライトフライヤー号
バズ・ライトイヤーみたいな
バズ・ライトイヤー ここから
きてるんだと思うんだけどさ
このライトフライヤー号って
一回イギリスの博物館に
収められたらしいんですけど
アメリカが買い戻したって
いう話なんですけど
今 アメリカの
博物館にあるんですよ!!
この飛行機 今のどんな
先進科学技術で分析しても
飛ばない
絶対 飛ばない
空力実験何回繰り返しても
これは飛ばない飛行機だと
じゃあライト兄弟は
飛んでないのか
ちゃんと記録が残っています!!
飛んだそうです!!
じゃあ何でその物理的に
飛ばない飛行機が
飛んだかっていうと
ライト兄弟だけが
この飛ばない飛行機を
飛ばすことのできる
類いまれな運転技術を
身に付けた2人の兄弟
だからライト兄弟以外が
乗ると落ちるんですよ!!
だって飛ばないんだから
でも むっちゃうまいわけ
なぜなら世界一落ちた
兄弟だからです!!
何度も何度も
作っては落ち
作っては落ち
作っては落ちを
繰り返していたということです!!
もちろん周りから
こう言われたはずです!!
「何無駄なこと
やってるんだ」
「飛べるわけねーよ
そんなので」
でもライト兄弟は
「えっ?飛べるしー」
と言って
何度も作り変えて
丘の上から走って
ビューン ボーン
ブーン ボーン
周りからは
「あいつら頭おかしい」
って言われて
でも
「飛べる」って
言って繰り返して
やがてすごい技術で
飛んでしまったということです!!
結果的に何が起きたか
ライト兄弟が
飛行機 有人飛行ね!!
人が乗った飛行機を
飛ばしたことによって
次の年にはアメリカに
2社の航空会社が
生まれたそうです!!
飛べると思ったからです!!
だから私たちは今こうやって
会いたい時に会いたい人に
飛行機に乗って
会えるような世界に
早く住むことができています!!
もしライト兄弟が
このタイミングで
飛んでいなかったら
航空会社ができる
タイミングはもっと後です!!
つまり虚が実を作り
その実が会社を作り
私たちの生活を
変えてるということ
OK?
これがどんな時にも
起きているよということです!!
ガンディーなんて
国作ったんですよ!!
国よ
しかも
ガンディーがね
もしもインドで自分が暴力を受けて
悔しくてやったならわかるけど 違うよ!!
ガンディーって
エリートだから
弁護士だからね
ガンディーって
だからビシッとスーツ着て
ハットかぶって
ある時 一等車両
グリーン車に
乗ってたわけだ
そうしたらある
イギリスの国で駅員が
「おい お前インドの
人間だろ」
って言ったわけだ
「インドだから何だ?」
「インドの人間が
乗ってんじゃねえ
一等車両に」
って言って
突き落とされたんですよ!!
「何だよ
おかしくねえか?
それ」
って言って
ガンディーはやっと
勉強し始めたんですよ!!
自分エリートだから
あんまりそれを思ってなかったから
いろいろ調べていくと
インドの人間は
イギリス人と
同じ道を歩いていると
警察官に殴られて
殺されているということが
わかってきたわけですよ!!
ガンディーは
「これヤバくねえ?」
って言って
変えようとするんだけど
なかなかイギリスに
言っても変わらないから
今度はインドの人たちに
演説をするようになったんですよ!!
スピーチで変えようと
こう言ったんですよ!!
「みんな いいか
インドで生まれても
人間なんだ
インド人もイギリス人も
同じ人間なんだ」
こんなの僕らが聴いたら
当たり前だと思うけど
それまでインドの人は
「私たちはイギリス人と
同じ道を歩いては
いけない」
って
教育されてるから
同じ人間じゃないと
想ってるんですよ!!
「私たちは
生まれながらの
奴隷だ」
と想ってるわけ
わかります?
そう想ったら
そうなんですよ!!
だからインドに生まれた時に
「私たちは一生
奴隷なんだ」
って決めて生きてきた
それをガンディーは
「違う同じ人間だ
同じ道歩いて
いいんだ」
って言ったわけ
みんなが
「マジかー!」
ってなった
でも それで終わりじゃない
それで終わりだと
単なる妄想家
ガンディーは具体的な
戦略を授けたんです!!
そこがガンディーのすごさ
じゃあインドの人たちに何て言ったか
「いいか 暴力には
非暴力だ
殴られたら一歩踏み出して
もう一度殴られろ
二度殴られたら
もう一歩踏み出して
さらに殴られろ
そうすれば世の中から
暴力がなくなる」
っていうのを
説き始めたんですよ
キチガイでしょ!
でもインドの人たちは
このまま…
親が殴られて死んだりしてる子も
いっぱいいるわけ
「ガンディーの言うことを
信じてやってみよう」
って言って
いよいよインド人が
殴られても
もう一回殴られるって
ことをやり始めたわけ!
イギリスの軍人たちは
それを殴らなきゃいけないわけよ!!
警察官も軍人も殴るんだよ!!
でも警察とか軍人になる人って
元々どういう人?
正義感あふれるんですよ!!
でも命令には絶対服従だったわけ
だから「殴れ」
って言われてるわけよ!!
でも殴ってるうちに
どんどん来るわけ
血まみれになっても
歩いてくるわけ
それを殴りながら
イギリス人たちは
「俺たち何やってるんだ」
ってなるわけ
そんな時
ガンディーは
イギリスの新聞社と
手を結んでいるから
イギリスの新聞社が
イギリスの軍隊は
何の罪もないインドの人間を
殴って殺してるっていうニュースを
バッと流したわけ
その時 軍人
不安に思ってるからさ
「本当にいいんだろうか?
俺たちは
こんなことして
いいんだろうか?」
って思ってる時に
いきなり新聞でブワーッと出るわけ
そうするとイギリス軍が
「ヤベえこれ」って
これ軍隊が骨抜きにされるって思って
「引き上げろ」
って言って
イギリス軍は
本土に戻って
インドという国が
できたんです!!
すごいよね!!
だからたった一人の
思い込みでできた国
それがインドです!!
人の想いは
国も作れるんです!!