今回は僕のプライベートな過去を大暴露しちゃいたいと思います。
それは、かみさんとの馴れ初めですっ。
非常に恥ずかしいですが、思い切ってお届けすることにしちゃいました。楽しんでいただけたら嬉しいです。それでは、いっちゃいま~す!
僕はたびたび「6回生まれ変わってもお前としか結婚しない」ってかみさんに伝えているんですが、その度に「1回で勘弁してください」って言われちゃいます(笑)むしろ、「なんで私って国から表彰されないんだろうね?」って言われちゃって僕が「なんで?」って聞くと「だってあなたの奥さんやってるんだよ?」「なるほど~!」みたいなやりとりがあったほどです(笑)
そんなかみさんなんですが、初めて出会ったのは僕の著書にも出てくるマクドナルド仙台沖野店でした。僕はそのお店に店長として赴任するのですが、彼女は入社してまだ日が浅い社員でした。
彼女は、はっきり言うと男みたいな人で、髪がすごく短くて、性格もすごくあっさりさっぱりしていて、竹をぱっかーんと割ったような性格。
僕はそのとき結婚とか恋愛したいとはまったく思ってない時期でした。仕事が面白くて面白くて、休みの日も色んな店を車で回りまくるようなマクドナルドだらけの日々。アルバイトのマネジャーや社員マネジャーとたまたま休みが一緒になったときには、休みの日の僕の唯一の趣味であるストアツアー(他の店舗を回る)につき合わせていました。「お前休みか、じゃあ行こう!」みたいな感じです。
そのレパートリーの中にうちのかみさんがいて、よく考えたら宮城県内のお店はほとんど行きましたし、それだけじゃなくて岩手県、福島県、山形県、一番遠いところでは青森にも行っていました。
もちろんそれはデートっていう感じではなく、バリバリにビジネスアンテナ立ちまくりでした。「このPOPのレイアウトが。。。」「どうやったら売り上げあがるんだ」といったトレーニングか売り上げの話ばかり。
で、結果的に付き合うことになるのですがそのきっかけとなる人がいます。それは、当時の上司だったスーパーバイザーでした。
その人は家族ぐるみの付き合いが大好きな人で、仲がよかった他の社員と家族ぐるみでバーベキュー大会とかクリスマスパーティをやっていたんです。僕は、そこに誘われていたメンバーの中で唯一の独身社員でした。そんな僕の事も、いつも呼んでくださるので「はい!」って言ってどこにでもいってたんですが、あるとき、その上司の奥さんが「うちのクリスマスパーティは男女同伴じゃないと参加できないのよ」と言いました。
今考えたら見え透いた罠なんですけど、当時の僕は全く気が付きませんでした(笑)「マジですか!わかりました!!」そのときに…たまたま誘ったのが、今のうちのかみさんだったんです。
誘って連れて行ったら、やっぱり上司の奥さんが「2人付き合っちゃえばいいじゃん!」みたいな、恋のキューピッド的な発言が出てきて、初めて部下じゃなくて『女性として』意識したんです。
そして、その日の帰りにみんなでカラオケに行きました。カラオケが終わって、送っていくために駐車場で2人きりになって、「付き合おう」って遠まわしに言って付き合うことになりました。
実際に付き合うことになって2週間後…
車の中で「オレたち結婚するんだよ、知ってた?」って言いました。
「え?そうなの?」
「うん、そうだよ。」
「じゃぁ、親に挨拶いかなきゃね」
彼女がそういったので、早速次の月に彼女の実家に行くことになったんですっ。
僕のかみさんの実家は宮城県の石巻にあって、お義父さんは漁師をしています。実は、、、僕は子供のころから今でも、まったく『魚介類が食べられない』んです。そして、『酒が飲めない…。』
でも漁師さんって…
魚介類に晩酌っていうのが普通の生活なので、生活習慣が間逆~なんです。ヤバイでしょ(笑)そんな僕がとうとう…ご両親に挨拶する日になりました。お父さんが自分で海でとってきた魚をさばいた刺身がテーブルに『ドン』って置かれていてで、「食え!」って言われて「食べられません」って答えるしかなくて…「なにー??じゃぁ、お前とりあえず飲め!」って言われてそれでも「飲めません」そう言っちゃったんです…。
はい!
漁師さんに向かって
「魚食べれません」
「お酒飲めません」
は、最悪ですよね~(笑)
お義父さんは顔を真赤にして…こう言いました。
「お前は魚もくえねぇ酒ものめねぇのに漁師の娘を嫁にくれって言うのか?」って言われて…僕は「はい、そうです!」っていう感じでした(笑)
そんな会話をしてる時に…隣でさしみをパクパク食べ酒ごくごく飲みながら「お父さん、殴ってもいいよ~」って軽口叩いてたのが…うちのかみさんです。素敵でしょ♪ 笑で、結局そのときも向こうのお母さんが「じゃぁ結婚するなら早いほうがいいね、5月、5月♪」っていうノリになって最終的には付き合って3ヵ月後に結婚ということになりました。
かなりのスピード婚でしょ♪
その後、 誘ってくれた上司に報告しました。
うちのかみさんはもともと伊藤って言うんですが「僕、伊藤と結婚することになりました。」
「は…?マジおもしれーな、お前。」まったく信じてもらえなくて、
「マジです。マジで結婚します。」って言ったら
「う、うそ!??…い、いつ?」
「来月です。」
「は?いつからそういう話になったの?」
「今月です。」
みたいな感じで(笑)めちゃめちゃ驚かれましたっ!!そんな風にトントン拍子で結婚したのが僕とかみさんの馴れ初めです。それから10年間の結婚生活は本当にあったかい愛情に包まれた毎日です。
…ホントです(笑)
10年間で夫婦喧嘩は…なんと!1回だけ…!!それ以外はず~っとラブラブです♪付き合った期間とその後の結婚生活の質とは…何の関連性もない!!
この話には後日談があって…結婚してからしばらく経ってたまたま夜中にお父さんと僕が2人きりになって、お父さんが晩酌しながら…ぽろりと寂しそうに言ったんです。
「うちの明子は(僕のカミさんの名前)オレが若いときに酒ばっか飲んで、やんちゃなことばっかやってたから…酒飲めないよしひとと結婚したんかなぁ…」
「お父さん!そんなこと考えてたんですか!ぜんぜん関係ないと思いますよっ。
うちのかみさんは…お父さんの事…大好きなんですよ!!たまたま酒が飲めない魚も食べられない僕みたいなのと出会っちゃっただけですよ~!」って伝えたんです…。
でもお父さんはずっと…そんな風に思ってたんだなぁて思って 、男親と娘って…すごく愛し合ってるけど「言葉にしてそれを表現しない」かわいい関係なんだなって思いました。
僕にも一花(イチカ)っていう長女がいますけど…言葉で伝え合える関係でいられるのかな~?ってそんな事も考えちゃいました♪
どんな人間関係においても「言葉で想いが伝えられたら…」それだけで幸せですよね~♪
だって人は本質的に…
『繋がりたい』
そんな存在だから…会話が大切なんですよね~♪
これが僕ら夫婦の馴れ初めです。いかがだったでしょうか?最後まで読んでいただき、ありがとうございましたっ!