Voicy緒方社長が「迷走してました」「大失敗でした」と発表した姿に感動

Voicy代表の緒方さんが、

包み隠さず、率直に、

すべてをお話しされている姿を見て……

「正直な経営者・

 リーダーでいよう!

 嘘はやめよう!

 ごまかしはやめよう!」

 

そう深く感じました。

 

僕はVoicyが大好きです!

 

一緒にVoicyを

盛り上げていきましょう♪

 

<目次>

1.みんなに知っていてほしい想い

2.Voicy代表・緒方さんの想い

3.正直な経営者、正直なリーダーでいよう!

 

 

本題に入る前に、お知らせです(≧∇≦)♪

 


 

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▼みんなに知っていてほしい想い

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今日は音声配信プラットフォーム
『Voicy』について
お伝えしたいことがあります。

 

 

Voicy代表の

緒方憲太郎
(おがた けんたろう)さんが

noteに綴っている長文

があるのですが、

これはVoicyパーソナリティさんは
絶対に知っていてほしいし、
リスナーさんも一緒に
Voicyを盛り上げてほしいと
僕は本当に思っているので
この言葉をやっぱり伝えたいなと。

 

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少なくとも『鴨頭嘉人の朝礼』を
毎日のように……
たまにという人もいるかもしれませんが
聞いてくださっているリスナーさんには

緒方さんの想いは

知っていてほしいな

と思ったので、
今日は僕が
緒方さんのnoteに書いてある内容を
お伝えさせていただきます。

 

 

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▼Voicy代表・緒方さんの想い

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【Voicyが

 新規事業に失敗して、

 へこんでいた2年間と、

 現在の状況について

 書きます】

 

株式会社Voicy代表の緒方です。

今日は、皆さんに
お伝えしたいことがあります。

 

それは、Voicyが2022年の
大型資金調達以降に経験した、
長く苦しい「迷走」の時期、
そこから得た学び。

そして、ようやく見えてきた
「復活」への道のり、
さらに私たちが目指す未来についてです。

 

包み隠さず、率直に、
すべてをお話したいと思います。

 

なぜ、この記事を書くのかというと、
まずこの記事を読んでいただきたいのは、

 

・Voicyで発信してくださっている、
 大切なパーソナリティの皆様

・Voicyで放送を楽しんでいただいている、
 リスナーの皆様

・いつもVoicyを支えてくださる、
 株主の皆様
 
・苦しい時期も共に歩んでくれた、
 Voicy社員のみんな

・そして、Voicyへのジョインを
 考えてくださっている、
 未来の仲間たち

 

といった方々です。

 

それぞれの皆さんに思いを伝えたい。

今のVoicyの姿を知っていただき、
ともに未来を創っていきたいからです。

 

少し長くなりますが、
最後まで
お付き合いいただけると嬉しいです。

 

 

<27億円の調達、

 焦燥と迷走>

 

2022年4月、Voicyは27億円という
大型資金調達を発表しました。

toCサービスとしてはかなりの規模です。

大きな期待を背負い、
新たなスタートを切った、

 

ーーはずでした。

 

しかし、現実は
思い描いていたようには進みませんでした。

調達が完了し、
「さあ、これからだ」という時、
僕は大きな落とし穴に
はまってしまったんです。

 

それは一定の規模の会社になるからこそ
期待される「数字」という
目に見える成果を追い求めるあまり、
Voicyが本来大切にしてきた
「パーソナリティファースト」
という価値観を見失ってしまったことにも
つながります。

 

これまでVoicyは、
「北風と太陽」で例えるなら、
太陽のような存在でありたいと
思っていました。

温かく、優しく、ユーザーに寄り添う、
みんなが関わりたくなる。

そんなプラットフォームを
目指してきたはず。

「xxxをさせる」みたいな強引な手法より
「xxxしたくなるようにする」には
どうするかを創業以来
ずっとこだわって作ってきました。

 

しかし、2021年からの
資金調達に向けた動きの中で、
僕たちはまるで北風のように、
強引な手段でユーザー獲得、
数字の積み上げに走ってしまいました。

 

たとえば、
世の中のインフルエンサーや著名人に、
「Voicyで発信しませんか?」
とスカウトメールを大量に送ったこと。

もちろん、その中には
Voicyの理念に共感してくださる方も
いらっしゃいました。

 

しかし、多くの方にとっては
突然の一方的なオファーです。

 

一時的にパーソナリティの数は増え、
放送数や課金額も増加しましたが、
その結果、どうなったか。

スカウトに応じてくださった
パーソナリティへのケアは当然、
行き届きません。

 

だんだんと放送の継続率は低下し、
Voicyで発信したいと
思ってくださる方の数も
減ってしまいました。

まさに将来の成長を前借りし、
そのツケを後で払う形に
なってしまったわけです。

自分が得意としている
Give firstからの循環が
逆流しているのを
歯痒く見ていました。

 

また、リスナーへは、
新しい放送へ出会ってもらって
更にフォローを増やしてもらう目的で、
アプリのトップページで
今まで触れてない放送を
紹介していきましたが、
大きな効果が出ないまま、
リスナーさんからすると
興味のない放送ばかり
マッチングされるという
体験の悪化に繋がりました。

 

 

<組織の機能不全も>

 

組織体制にも大きな問題がありました。

資金調達を機に、
「もうフェーズが変わったんだ。
 各担当者に責任を委ね、
 裁量を持って動いてもらおう」
という方向性をうちだし、
権限移譲を進めました。

 

しかし、これもまた
理想と現実は
大きく異なっていました。

 

メンバーに新規事業の立ち上げや
重要なKPIの設定を任せ、
私自身も
「細かいことまで口出しするのはよくない」
「優秀なメンバーに任せておくことが
 きっといいはずだ」
と言い聞かせ、
リーダーシップを発揮することを
怠ってしまったのです。

権限移譲をするときに
抑えるべきポイントを
押さえないまま実行をしてしまい、
トップとしての統制力を失い、
社内からの
リスペクトを失っていきました。

日に日に思い通りにいかないサービスと
影響力を失う組織に焦りながら、
それでも任せる経営ができない自分に
問題があると思ってました。

 

そんな自らの力不足により、
組織は機能不全に陥りかけていました。

会議は進まず、
経営メンバーのコミュニケーションも
なくなっていました。

そして、この状況をさらに悪化させたのが、
ボイスドラマ事業への参入だったのです。

 

 

<ボイスドラマ事業

 の背景>

 

2022年7月、
僕たちは新たな成長戦略として
「ボイスドラマ」事業を開始しました。

 

この決断には、いろんな背景がありました。

まず資金調達後、当然のことながら、
さらなる成長を求める声が強くなりました。

「もっとユーザー数を増やせないのか」
「新しい収益の柱が必要だ」
というプレッシャーは
日増しに大きくなっていきました。

 

そして、僕自身、
短期的なグロース戦略が裏目に出て、
成長が鈍化していることに
強い焦りを感じていたのもあります。

「何か新しい手を打たなければ」
「このままでは、期待に応えられない…」
という思いが常に頭にありました。

 

そんな中、
世の中のトレンドに目を向けると、
10代~20代の若年層を中心に、
ショート動画や漫画アプリの
人気が高まっていました。

 

これらのコンテンツは、
無料で手軽に楽しめることが
若者たちのニーズに刺さっていました。

さらに漫画アプリの課金の仕組みが、
ビジネス的にも
大きな成功を収めていることもあり、
「音声版の漫画アプリを作れば、
Voicyも大きく成長できるはずだ」
と考えたわけです。

(海外で近い事例や
 国内の漫画アプリの成長もあることから、
 成長を見込む事業計画も描きやすい
 ということもありました)

 

このアイデア自体は
間違っていたとは思いません。

主導してくれたスタッフも
一生懸命で優秀な人が揃っていました。

 

ただ、他のビジネスモデルを踏襲し、
音声コンテンツに置き換えることで
同様の成功を収められると
短絡的に判断してしまった。

これがVoicyの本質を見誤った、
大きな過ちの始まりでした。

 

 

<失敗の要因は3つ>

 

そして今振り返ると、
このボイスドラマ事業への参入には
多くの「失敗の要因」が潜んでいました。

 

1)まず、「ボイスドラマ」という
アイデアが、本当にユーザーに
受け入れられるのか、
市場調査やユーザーテストを
ほとんどおこなっていなかった。

もちろん日本にないものを作るものの、
株主が勧める海外での事例を
鵜呑みにしてしまいました。

ユーザーのニーズを深く掘り下げず、
表面的なトレンドに
飛びついてしまったんです。

 

2)さらに、
「1つ目のヒットコンテンツを
生み出す」という、
新規事業において最も重要なことを
後回しにしていました。

本来であれば、まずは魅力的な
ボイスドラマを制作し、
ユーザーの反応を見ながら
改善を重ねていくという
地道なプロセスが必要でした。

そしてその上でニーズが顕在化してから
ITとして仕組み化するべきでした。

 

しかし、
私たちはコンテンツの検証よりも、
制作体制の構築や
アプリの課金機能の開発を
優先してしまった。

まさに「箱」から作りにいったんです。

しかもコインやチケット、
「24時間待てば無料」などの機能は、
それまでVoicyになかったものかつ、
決済に関するものなので
かなり大掛かりな開発となりました。

 

本来やるべきは
「こんなのが無料でいいの!?」
と驚かれるような面白いボイスドラマを
どんどん制作することです。

それらをPodcastや
YouTubeに出してみて、
めちゃくちゃ人気になってから
初めてVoicyに組み込めばいい。

でもそれができなかった。
地道なステップを
踏んでいなかったんです。

 

3)そして、
何よりも大きな問題は、
私自身が
「新規事業は優秀なメンバーに
 任せればうまくいく」と思い込み、
事業に直接関与せず、
権限委譲という言葉のもとに
人任せにしてしまったことです。

どのベンチャーでも
当たり前になってますが、
新規事業は社長が
本気でコミットする必要があります。

 

結果として現場の状況を把握できず、
適切な指示を出すことも、
軌道修正をすることもできませんでした。
これらが
ボイスドラマ事業の失敗を招いた
大きな要因だと思います。

 

 

<失敗を認め、

 事業縮小を決断>

 

ボイスドラマ事業は、
開始から1年以上が経過しても
目立った成果を上げることが
できませんでした。

多額の資金を投じ、
多くのパートナーの協力を得ながら、
社員が懸命に努力してくれたものの、
ユーザーの心には
広く響かなかったのです。

 

僕自体、ボイスドラマのジャンルには
まだまだ可能性を感じていて、
ドラマの未来は
全然あると思っています。

ただ、あまりにも、
ビジネスモデルと
事業開発の戦略が悪かった。

ご一緒させてもらった企業や
制作に関わった方には
大事なコンテンツをいただいているのに、
ちゃんと活躍できない土壌で
挑戦し続けてしまったことが
大変申し訳ないと思っています。

 

事業計画上は、
制作したボイスドラマの本数、
アプリのダウンロード数、
課金ユーザー数など、
一見すると目標を達成しているように
見えました。

しかし表面的な数字だけを
取り繕ったものにすぎず、
実際にボイスドラマを
聴いてくれているユーザーは
ごくわずか。

多くのリスナーは
興味のないボイスドラマを、
アプリのトップページやプッシュ通知で
何度も勧められ、
不快な思いをしていたと思います。

 

この状況を放置することは
Voicyの好感度をさらに傷つけ、
ユーザーの信頼を失うことにつながる。

そう考えて、
2024年夏に入ってようやく
ボイスドラマ事業の縮小を決断しました。

漫画アプリ的な、
コンテンツの大量生産・広告集客による
展開の戦略をやめることにしました。

 

これは本当に苦しかったです。

社内にはまだボイスドラマ事業に
可能性を感じているメンバーもいました。

「もう少し時間をかけてやりきれば、
 きっと成功するはずだ」
「ここで諦めたら、
 これまでの努力が無駄になる」
という声も、たくさんありました。

 

株主からは、
「やめて、どうするつもりだ」
「他に成長戦略はあるのか」
「社長がここで覚悟してドラマに
 コミットするべきなのではないか」
と、厳しい指摘をもらいました。

 

しかし、僕は、
「このまま続けても、
 既存のドラマ戦略で
 成功する未来が見えない」
「本来作りたかった
 Voicyからズレてるし、
 この戦略がなくても
 もっといいサービスになって
 成長すると信じてる」
と、正直な気持ちを伝えました。

最終的に株主からは落胆されながらも、
僕の決断は受け入れられ、
Voicyはボイスドラマ事業を
縮小することになりました。

いまでは
放送カテゴリのひとつとして、
小さく展開をしています。

 

完全な失敗だったと思います。

社運をかけた新規事業で
派手に失敗してしまいました。

もともと10打数2安打くらいで
どんどん打席に
立ちまくってきてたんですが、
自分がコミットできてないところで
大振りをしてしまいました。

 

しかし決してすべてが
無駄だったとは思いません。

この失敗があったからこそ、
僕たちはVoicyの
本質的な価値を再認識し、
進むべき道を定めることができました。

今回の学びは今後のVoicyの事業に
必ず活かしていきます。

 

 

<組織改革、

 そして復活へ>

 

2024年9月。

ボイスドラマ事業における
漫画アプリ的展開戦略の撤退と同時に、
組織体制を
大きく変えることを決めました。

 

大きく変えたのは以下の点です。

 

・再びユーザーファーストの
 体験重視のサービスに回帰

・分散型の権限移譲組織から、
 トップダウンの体制へ

 

事業範囲を定め直して、
私が事業を直接見ることで、
やるべきことが明確になりました。

反省を活かし、
事業のすべてにコミットする体制に
変更しました。

 

これまでのVoicyは権限移譲を進めて、
各担当者に責任を委ねる、
いわば「分散型」の組織でしたが、
この体制は迷走期においては
ほとんど機能していませんでした。

 

また多くのtoCのプラットフォームを
やってきた経営者を勉強しました。

サイバーエージェント、
楽天、ZOZO、DeNA、
グリー、Mixi、ドワンゴ、
どこも社長の直感と突破力や
発想を大事にして、
チーム一丸となるトップダウン体制で
世に新しいものを生んでいました。

 

市場から道なき道を作るVoicyも
トップがどれだけとがって
未来をつくれるか、
そしてをそれを同じ方向を見て
賛同してくれるチームが作れるかが
何より大事だと再確認しました。

 

そこで再び
トップダウン型の組織へと
舵を切りました。

 

自分が先頭に立ち、
すべての事業を牽引していく。

各部署の状況をきちんと把握し、
迅速な意思決定をおこなう。

そして社員全員が同じ目標に向かって、
一丸となって進んでいく。

そのような組織に作り変えています。

 

補足しておくと、
トップダウン型というのは
ワンマン経営とは違います。

ボトムアップ的な
動きがないわけではありません。

要はメンバーが自律的に動きながらも、
大きな戦略面は代表である私が
責任を持って統率していく、
ということです。

トップダウンをうまく機能するには
トップがリスクを取って
大胆に決めた方向性に対して、
自律的に動いてくれるメンバーが必要です。

今機能的な組織になっているのは、
直下になった優秀なマネージャー陣が
自律的に動いてくれていることが
大きいです。

 

※Voicyの考える
「トップダウンの自律的なチーム像」
については別途、記事にしたいと思います。

 

また、経営陣については
これまでは数字を追う
経営指標重視の体制でしたが、
緒方以外の全員を交代し、
ユーザーに向き合うプロダクトと開発を
重視する経営体制に変更をしました。

 

そして組織改革から約半年たった今
2025年3月末。

社員数もガクッと減り、
めちゃくちゃ忙しく走り回りました。

今社内は去年の夏までの2年間では
信じられないくらい一丸となり、
社員エンゲージメントも
高くなっています。

大胆に切れるものを切っていき、
ユニークな体験や
大胆なインパクトがあるものを
積極的に取り入れ、
今、Voicyには、
ようやく良い兆しが見え始めています。

プレミアムリスナーなど
リスナー課金者数、
サービス内流通総額はこの数ヶ月、
過去最高値を更新し続けています。

声の市場を切り開いてきた
Voicyの成長がまた始まりました。

 

自分でも驚きなのは、
組織が一丸となりコミットすると、
社員数が半分になっても
倍以上のアウトプットや
結果が出ることを
目の前で実感したことです。

 

そして何より、
パーソナリティの数が増え、
「Voicyで発信して良かった」
という喜びの声が
再び聞かれるようになったことが、
本当に嬉しいです。

「自分もやってみようかな」
というパーソナリティさんが、
毎月かなりのペースで増えてきています。

 

一方でこれまでの2年間の迷走で
蓄積された負債も実感しています。

プロダクト面でも、ビジネス面でも、
ユーザー心理の面でも、
もう一度考え直して、
土壌作りから積み上げていく必要性を
感じています。

厳しい言葉は全部届いていて、
凹んだり悩んだりしつつも
真摯に向き合って改善しています。

 

とはいえ、
大胆な戦略というのは
流れを変えるものでした。

昨年9月の体制変更以降、
成長を示すグラフは
大きく変化しています。

あらゆる指標を見ても、
この半年間の成長が
過去2年間で最も顕著です。

 

 

<声の可能性を

 信じている>

 

一連の変化はVoicyにとって
「第二創業」と言ってもいい、
大きな方針転換です。

今年に入ってからは
会社のミッション・ビジョンも
刷新しました。

 

——————————

 

【ミッション】

旧:音声 × テクノロジーで
  ワクワクする社会をつくる

新:音声 × テクノロジーで、
  豊かな日々をつくる

 

——————————

 

 

方向性の解像度をあげました。

「ワクワク」から「豊か」へ、
「社会」から「日々」へと変更し、
もっと人のより生活に密着した
価値提供を意識しています。

そして、
稼ぐことや大きくなることよりも、
ユーザーさんの日々が豊かになることに
何よりコミットした会社になろうと
決めました。

それが僕たちの得意なことだし、
他のサービスにはできないことだから。

 

 

——————————

 

【ビジョン】

旧:音声で社会をリデザインする

新:人の声を産業にする

 

——————————

 

 

そして人の声のコンテンツを、
事業として成立させるだけじゃなく
他の企業も参入し
ビジネスサイクルを生む
「産業」にしていきます。

そして自分たちだけじゃなく
多くの企業さんが関わり、
声で稼いだり
メリットを生むようにする。

僕たちは新しい文化を作り出してきて、
これを自分たちの事業のみならず
日本の一つの産業にするところまで
持っていくことを目指しています。

もちろん、自分たちVoicy社も
ビジネス的に赤字続きでは、
みなさんが応援したいと思ってくれても、
「ここに音源を預けて大丈夫だろうか」
という不安が生まれるでしょう。

実際キャッシュはかなりあるので
このままでも5年以上は続きますが、
事業としてより健全に回っていることを
示す必要があります。

 

これらの変更は、
単なる言葉遊びではありません。

 

Voicyが
「本当に実現したい未来」を
明確に表現したものです。

僕たちは、「声」には、
人々の生活を豊かにする力があると
信じています。

そして、
「声」を一つの産業として確立し、
誰もが安心して声で発信し、
声で楽しめる世界を作りたいと
考えています。

 

 

<今後の展望、

 たくさんの発表を控えて>

 

この2年間で学んだのは、
価値あるものに長期的な視点で
投資することの重要性です。

短期的な数字の追求よりも、
ユーザーに喜んでもらうことが
最終的に良い結果につながるという
強い実感があります。

これは何と言われようとも
信念として持ち続けるつもりです。

 

こうした決断をする上で、
大きな後押しとなったのが、
友人であり、
Voicyのパーソナリティでもある
西野亮廣さんの言葉でした。

 

西野さんは最近、
こんなことを語ってくれました。

「緒方さんの求心力が
 下がっているんじゃないか」

「もっとリーダーとして
 前に出て引っ張っていくべきだ」と。

 

正直、グサッと来ました。

半年前までの2年間、
自分でもリーダーシップを
発揮できていないことを
痛感していたからです。

 

現在のVoicyは
まさにV字回復のさなかで、
さまざまな新しい施策を
仕込んでいます。

今後も多くの発表を予定しており、
特にパーソナリティに
喜んでいただける機能を
次々と投入していきます。

 

収益基盤を確立するために、
将来的にはプラットフォーム全体への
課金導入も検討しています。

これによってVoicyの黒字化を実現し、
持続可能なプラットフォームとしての
安定を目指します。

 

さらに、
パーソナリティとリスナーの
密な関係性を構築できる機能を
強化していきます。

そして、
映像やテキストでは表現できない、
声だからこそ伝わる、
温かく、人間味あふれるコンテンツを
大切にしていきます。

 

社内にはやりたいことが山積みで、
すでに停滞感はまったくなく、
前向きな「やってやるぞ!」という
雰囲気が広がっています。

この半年での会社の激変ぶりには
社員もびっくりしてるし、
僕もここまでできるのかと
驚いています。

一方でやりたいことが増え、
全然人が足りません笑

 

先日からVoicyへの
音源アップロード機能が実装されました。

ポッドキャストなどに公開した音源を
そのままVoicyにも
アップロードできるようになっています。

 

これによりVoicy上のコンテンツは、
従来の
「無編集収録」と「遠隔対談収録」
「生放送収録」に加えて、
「編集音源アップロード」という
4つのパターンで
展開できるようになりました。

 

こういったさまざまな
アップデートを通じて、
Voicyを、
「隙間時間に、声で気軽に発信したい」
「声を通して、誰かと温かく繋がりたい」
そう思う人々にとって、
なくてはならない
プラットフォームにしていきます。

 

 

<最後に>

 

この2年間、
本当にいろいろなことがありました。

期待を裏切ってしまったことも、
たくさんありました。

迷走し、遠回りをして、
多くの人に迷惑をかけてしまった。

本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

それでも、
Voicyを信じて支えてくださった
皆様がいたから、
今の僕たちがあります。

パーソナリティの皆様、
リスナーの皆様、
株主やパートナー企業の皆様、
社員のみんな、
感謝してもしきれません。

 

だからこそ、僕はもう一度、
みんなと一緒に
Voicyの未来を創っていきたい。

 

「声」を通して、人々の日常を豊かにし、
「声」を一つの産業として確立する。

 

そのために我々は
ユーザー体験を徹底的に向上させ、
パーソナリティとリスナーがもっと深く、
もっと温かくつながれる場を創ります。

海外だけでなく日本でも
ポッドキャストが伸びてきました。

そして、彼らと競争するのではなく、
共存しながら
Voicyだからこその価値を提供して
産業を大きくしていきます。

 

これからのVoicyに
どうか期待してください。

今後もいろいろ新展開を
発表していきますので
楽しみにしててください。

 

皆様の応援が本当に力になります。

ぜひ応援メッセージや拡散、
Voicyの課金、
採用の支援なんでも嬉しいです。

一緒に声の文化作ってください!

 

===============

 

▼noteより引用
『Voicyが新規事業に失敗して、
 へこんでいた2年間と、
 現在の状況について書きます』
 緒方憲太郎(Voicy代表)

(※こちら→) https://note.com/ogaken/n/n85f5781e443a

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼正直な経営者、正直なリーダーでいよう!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

今日はVoicy代表の緒方さんが
noteで綴っている発表を
お伝えさせていただきました。

 

これを発表できるってすごい……

できますか?経営者の皆さん、
これをテキストで出すことができますか?

 

しかも資金調達を
してしまっているから……

第2回目の資金調達で27億円でしょう?

 

僕はそのニュースを
もちろん聞いたり見たりしていました。

「どんな気持ちなんだろう、緒方さん」

とずっと思っていました。

 

 

数字は曖昧ですが、
Voicyが立ち上がって
5年目くらいから、
第2回目の資金調達に
緒方さんは1人で
動いていたはずです。

 

その時まで赤字なんです、ずっと。

一度も黒字化していないんです。

 

だけど、

そのVoicyに

27億円の期待が

集まっていた

ということ。

 

 

そのお金を出してくださった
出資者の皆さんに、
なんとか返さなきゃいけないという
プレッシャー……

27億円分の

プレッシャーを

背負っていたんです。

 

 

もちろんこれは
僕の個人的な意見でしかありませんが、

そのプレッシャーの中で
株主さん、出資者、パーソナリティ、
ユーザーさん、全ての人のニーズを
完璧に整えるなんて
不可能だと思うんです。

 

 

でも、
そのプレッシャーによって
偏りみたいなものが出たということを、

緒方さん自身が

ちゃんと言葉にして

届けている姿

に、レベルは違いますが
同じ経営者として、
本当に思っていることを
ちゃんと言うことを……
いいことはみんな言えますから。

 

未来のまだ達成してないことなんて
誰も否定しようがないから
言えるけれど、

過去の自分の判断ミスとか、
過去の自分の戦略ミスとか、
過去の自分の人事政策など
社内のことなんて

言わなきゃバレない

じゃないですか。

 

 

でも、
そこまでさらけ出しているんです。
こんな大きな
プラットフォーム会社の社長が。

 

 

もうね……その姿に

「僕ももっと、ちゃんと、
 本当に思っていることを、
 社員だったりお客様だったり
 関わる人にちゃんと伝えていく、
 そんな正直な経営者でいよう」

と思いました。

 

 

どう考えても
僕は自分自身のことを
完璧な経営者になる日は
来ないと思っています。

 

だけど、
正直な経営者には
なれるかもしれません。

 

いや!なれる!

 

だって

「正直になる!」って

自分自身が

決めるだけだから。

 

 

優秀かどうかは様々な数字……
1割バッター
2割バッター
3割だったら
超優秀なわけですから。

 

失敗のほうが
多くなるのは間違いないので、
これからも
いっぱい失敗すると思います。

 

 

でも……

 

正直な経営者、

正直なリーダーでいよう。

嘘はやめよう。

ごまかしはやめよう。

 

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それを深く感じさせてくれる
Voicy代表の緒方さんの発表でした。

 

 

僕はVoicyが

大好きです!!!

 

 

大好きな理由は、
すごくたくさんのメリットを
感じているからです。

 

パーソナリティとして

自分の想いを

毎日発信できるなんて

すごい!

 

僕は今もベッドの上で喋っています。
これはYouTubeだとできないこと。

 

毎日毎日ベットの上で
気楽に配信できる。

 

旅先でも
ホテルのベランダなどで発信できる。

 

歩きながらだって、
ちょっと音の雑音が
入るかもしれないけれど発信できる。

 

こんな

パーソナリティに

優しい機能は

他にはないと

思っています。

 

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もちろん
「編集作業ができない!」
と言う人がいますが、

僕は

『編集しない音声』

を届けたい

と思っているので、
Voicyのプラットフォームに
僕ほど合っている人間はいないと
思っています。

 

 

そしてVoicyがなかったら、
僕のオンラインサロン鴨Bizは
180名から1800名、

10倍という成長は

絶対に起きなかった!

 

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Voicyを聞いてくださっている人が

「自分の生活の佇まいくらいは
 自分で何とかしなきゃ!
 学ぼう!」

そう決断してくださって、
オンラインサロン鴨Bizに
入会してくださっています。

 

 

経営者よりも
会社員の人が学んでいるんです。

 

「日本の会社員は本当に学ばない」

と叫ばれている中、

僕の

Voicyリスナーさんは

自分の生活の佇まいは

自分で何とかする

という決断をもって
ちゃんと学んでいるんです。

 

これはVoicyがなければ
起きなかった現象だと思っています。

 

 

僕はこれからも
Voicyパーソナリティという立場で
このVoicyを盛り上げていきます!

 

いいコンテンツを
できるだけ
たくさん生み出しまくります!

 

YouTubeを
聞いてくださっている人に

「Voicyも聞いてね」

という誘導をします!

 

Voicy_kamo.jpg

 

▼鴨頭嘉人の朝礼(Voicy)
(※こちら→) https://voicy.jp/channel/1545

 

 

たまに見るYouTubeよりも
毎日聞くことができるVoicy♪

 

 

あなたと僕の関係は

Voicyが一番深いところに

導いてくれています。

 

それを実感しています。

 

 

これからもVoicyを盛り上げたいので、
僕のVoicyリスナーの皆さん!

Voicyを盛り上げて

いきましょう♪

 

 

Facebookにリンクを張ると
削除されることはあるけれど……
頑張ってできるだけ、
口コミでいいです。

 

仲間とか家族とか同僚とかに

「Voicyを聞いてみて♪」

とおすすめしてくれたら嬉しいです♪

 

1人1人の小さな一歩で、
Voicyが作りたいきれいごとの社会を
作っていきましょう♪

 

 

それでは今日という最高の1日に……

せーのっ!

いいねー♪(^o^)/

 

 

 

P.S.

今週の鴨頭嘉人のプレミアムVoicyは……

 

「部下が増えた時に

 コミュニケーションの

 時間が足りない!」

 

を解決する唯一の方法を

鴨頭嘉人が伝授しております!

 

 

Webから申し込むと……

たったの1500円!しかも初月無料です!!
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Voicy_salonButton2.jpg

東京カモガシラランドの生々しい
社員ミーティングを毎週お届けいたします!

 

 

 

 

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。