僕は政治の方向性が
経済に影響を与える
と思っていました
……が、
反省しました!
ドバイに来て気付いたのは、
経済から政治に
与える影響もある
ということ。
経済的な貧しさを
実感しているから、
国民は政治への
不満をもつんです!
<目次>
1.UAEの国民が政治不信にならない理由
2.自分以外に信じるものをもつ
3.これからもお付き合いしてください♪
本題に入る前に、お知らせです(≧∇≦)♪
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▼UAEの国民が政治不信にならない理由
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鴨頭
「ドバイシリーズ最終日(≧∇≦)♪
今日はゲストに
宇宙一のカミさん・明子さんがいます♪」
明子さん
「よろしくお願いします♪」
鴨頭
「3泊5日ということで……
前後は乗り換えが13時間くらい?」
明子さん
「はい!」
鴨頭
「フライトで1日使っていますが、
約3日間たっぷりと
ドバイやアブダビあたりを旅してきて、
一番印象に残ったことといえば何ですか?」
明子さん
「一番印象に残ったのは、
ツアーでご一緒した皆さんとの
個性的な会話♪」
鴨頭
「へぇ!そうなんだ!」
明子さん
「うん!楽しかった♪
毎日みんなの服装を見て
『おしゃれだな』と思ったり、
モスクに行く時に
それぞれがスカーフで
頭をくるんと隠していて、
その隠し方にそれぞれ個性があったり。
私と同じくらいか
もうちょっと上の年代の
女性の皆さんが楽しかったです」
鴨頭
「あまりあの世代の女性と
付き合っていないんじゃない?
明子さんは」
明子さん
「そうそうそう」
鴨頭
「俺もいっぱい刺激をもらったわけ。
昨日もお伝えしましたが、
ヤシの木の形をした埋め立て地
『パーム・ジュメイラ』を作って
人が住めるようにしたり、
そこに富裕層の人が来られるようにして
経済が回るような仕組みを作っていたり。
『経済によって
どのように
国を豊かにするか』
ということを
考えていることがほとんどで、
それが国中に溢れているんだよ。
そんな中よ!
ガイドさんがいたじゃないですか」
明子さん
「モハメッドさん」
鴨頭
「そう!モハメッドさんが
いろいろ説明してくれている時に、
衝撃的なフレーズが
入ってきたんです!
それは何かというと、
アラブ首長国連邦は7つの首長国が
合併してできた国じゃないですか。
実は首長国には選挙がなくて、
代々同じ家の子どもが
王室みたいな感じで首相になっていて。
なんと、
アラブ首長国連邦(UAE)の
大統領は選挙なしで、
アブダビの首長がそのまま自動的に
大統領になるそうです。
これだけを聞くと
『そんなのがあるのか』と思うし、
でもそれで
『政治不信に
ならないのか?』
とモハメッドさんに聞くと
『ならないんだ』
と言ったわけです。
何でならないかというと
『経済的に豊かになると
国民は
政治の不満をもたない』
と言ったのよ!」
明子さん
「言っていたね!」
鴨頭
「これは真理だなと思って。
僕たちって学生時代に
『政治経済』という単語で
勉強したじゃない?
あまりよく分かって
いなかったんだけど。
大人になってやっと
『政治』と『経済』は
バラバラじゃなくて
密接につながっている
というのをやっと知った!
なんなら
身をもって知ったのはコロナ禍でした。
あの時、
アメリカやヨーロッパでは
バタバタと人が亡くなりましたが、
日本は高齢者以外
ほとんど亡くなっていなかったのに、
日本政府は……
欧米諸国は1年で開国したのに、
日本は3年やっちゃったじゃない?
あれって完全にポリティカル
『政治的な問題が
経済を殺した』
という
大きな事実だったなと思っていて。
こんなにも政治って
経済に影響しているんだなと
思ったから、
たまにうちの
オンラインサロンの記事でも
『政治と経済は
つながっている』
と書いています。
『政治について語るのは
俺たちの役割ではないが、
政治と経済はつながっているんだから、
政府が言っていることは
ちゃんと聞いておきなさい』
というメッセージを出していたわけ。
『インバウンドを
2030年までに6000万人を呼ぶ』
と言っていたら、
ピッタリになるかどうかは
分からないけれども、
絶対そっちのほうに
向かうわけじゃないですか。
賃上げとか値上げとかに関しても、
だいぶ前から政府が言っていましたが、
みんな聞いていなかったんだよね。
でも絶対そっちに行くわけだから。
なんだけど!
あくまで政治経済……
『政治の方向性が
経済に影響を与える』
と思っていた
鴨頭嘉人は……
ひっくり返されました!」
明子さん
「ふふっ」
鴨頭
「違うとは言っていないんだけれども。
アラブ首長国連邦(UAE)の場合は、
なぜ政治不信にならないのか。
それは国民が
経済的に豊かだから。
すると
政治に対しての不満は出ない。
周りにはイラクやアフガニスタンがあるし、
モハメッドさん自身も他の出身なわけです。
ようは中近東の、
政治に対する不満が
非常に溜まっている国との比較で
言っているんじゃないかなと思ったわけ。
では、
なんであんなに政治に対して
不信感をもっているかというと、
経済的に貧しいからなんだよね。
だからこれってなんか……
今まで影響を与えるのは
『政治から経済』だけだと思っていた
鴨頭嘉人のことを反省して、
やっぱり
『経済から政治』は
あるんだという。
そう考えると、
今の日本は経済的に貧しいかといえば
そんなに貧しくはありません。
だってGDPでも一応世界第4位。
実質GDPは
もう少し下がっているとはいえ、
世界の国の中では
豊かなほうにあるわけです。
でも政治不信はすごいでしょう?」
明子さん
「うんうん」
鴨頭
「これは多分、
経済的な貧しさを
みんな実感していて、
その不満を
政治家や政府に
ぶつけているんだな
と思ったので。
でも実際は
『賃上げしろ!』とか
『値上げしろ!』とか
『インバウンドを
どんどん呼んで外貨を稼げ!』
とずっと政治では言っているのに、
抵抗しているのは民間なので。
真の原因は、
民間人が勉強して
いないことが
一番の問題だと思う!
だからこれからも
発信し続けようかなと。
特に
『賃上げ・値上げ・インバウンド』
みたいな。
だって賃上げする権限を、
政府や政治家はもっていないわけです。
値上げをする権限も
民間しかもっていないし、
インバウンドに来たお客様に対して
インバウンドの人が喜ぶ
サービス設計や価格設定は
民間にしかできないことだから。
民間の人がもう少し勉強して、
今、僕たちが
やらなきゃいけないことは、
世界標準価格よりも
3分の1安くなった
日本の値上げを
しっかりすることと、
その値上げの部分
ぴったりになるように
賃上げをしていけば
いいわけだから。
極端にいうと、
3倍の値上げをして
賃金を3倍に引き上げれば、
世界標準になるんです。
急激にできないことは
分かっているけれど、
でもやっていかなきゃ
いけないと思うので
この情報を発信し続けようと、
改めてドバイに来て思いました♪」
明子さん
「はい!」
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▼自分以外に信じるものをもつ
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鴨頭
「あと、
政治経済とくっついているのか
離れているのかは
俺にも分からなかったけど、
みんなお祈りしている!
1日6回お祈りしている!」
明子さん
「そうだね!熱心だね!」
鴨頭
「あれってさ、
自分以外に
信じるものが
あるわけですよね。
日本でも神様のことも信じたり、
仏様のことも信じていたり、
宗教もあったにもかかわらず、
なぜだかいつの間にか、
もしかしたら戦争に負けたからかも
しれないけれども……
『神事』、
神様を信じる心というのを
もたなくなってしまったがゆえに、
自分に自信がなくなって、
自分のことを
信じられなくなってしまうと、
依る(よる)べきもの、
頼る(たよる)ものが
なくなっちゃっている。
ひどい時には
それが自殺につながっていたり、
自分を傷つけるような
考え方や行為とかに
つながっている面もあるかもしれない。
今からいきなり
『宗教をしなさい』と言っても、
何百人、何百年、何千人とかけて
信心って作ったんだろうから、
そんな簡単なことじゃない
と思うけれども。
『自分以外に
信じるものをもつ』
というのは
いいんじゃないかなと思って。
極端にいうと、
お父さんやお母さんのこととか、
あとは自分の仕事とか、
自分が理想としている存在、
今であれば
インフルエンサーさんとかも
そうかもしれないし。
明子さんのお花畑サロンも、
そこでの話を聞いたり
文章を見たりしていると、
頼るものが見つかったから、
かえって自分のことを
もっと大切にするようになった人が
いっぱいいるわけじゃん」
明子さん
「居場所があると
楽ってことだよね♪」
鴨頭
「そうだよね。
礼拝所に行列をなして
礼拝をしたがっている
ドバイの人たちを見ていて、
やっぱり信じられるものが
自分以外にもあるって、
こんなに穏やかな
国民性になるんだなと思いました。
日本において宗教を広げるところまで、
僕は大きなことはできませんが。
個人個人でいいと思うので
『この人の言っていることなら
信じられる』
『この人が言ってくれたんだから
私って素晴らしいんだ』みたいに。
自分だけで
自分に自信をもつのが難しくても、
何か依るべきもの、
自分以外に
頼るものとか、
依存できる場所
みたいなのを
もっておくというのは、
すごく心が
平穏なんじゃないかな♪」
明子さん
「はい♪」
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▼これからもお付き合いしてください♪
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ということで、
ドバイの5日間連続レポートと、
ドバイに来て自分が感じたことを
お伝える『旅レポート』は
終了いたしました(≧∇≦)♪
また日本に戻って、
僕が感じたことや
ビジネスなどのヒントを
お伝えしていこうと思います。
これからまた日本で
バリバリとお仕事をしたり、
いろいろなことに挑戦して
気づいたり感じたりしたことを
皆さんにお伝えする活動を
続けてまいりますので、
これからもよろしくお付き合いのほど
お願いいたします♪
それでは今日という最高の1日に……
せーのっ!
いいねー♪(^o^)/
P.S.
今週の鴨頭嘉人のプレミアムVoicyは……
社員からの
「時間の捻出が難しい時、
どのような
取捨選択をしますか?」
という質問に答えています!
確かになんでも
「はい!」と受けていると、
スケジュールはパツパツになります。
でも、それでいいんです!
『はいの実践』の
本当の意味を知れば、
全てスッキリします♪