いくら考えても
解決方法が分からず、
このままじゃ潰れる
と思って
胃がキリキリと傷む。
経営者というのは
それでも
逃げちゃならない。
考え続ける。
今回の
『場末のまんじゅう屋』
の話は、
心が震えないわけが
ありません!
<目次>
1.『場末のまんじゅう屋』の例え
2.鴨頭嘉人が代弁者になる!
3.経営者は常にお金に囚われている
本題に入る前に、お知らせです(≧∇≦)♪
【ビジネスオンラインサロン鴨Biz】
『鴨Biz』は毎月1日、2日、3日の
3日間だけしか入会できない
オンラインサロンです!
順番待ちLINEに登録して、お待ちください♪
▼オンラインサロン【鴨Biz】
(※こちら→) https://kamogashira.com/kamobiz/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『場末のまんじゅう屋』の例え
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今日はプロ経営者
玉塚元一(たまつか げんいち)さん
のストーリーを
皆さんに共有いたします。
玉塚さんは
ユニクロ(ファーストリテイリング)の
社長をしたり、
ロッテリアの社長として
企業再生に取り組まれたり、
ローソン(デジタルハーツ)など数々の
すごい企業の社長や会長をされている
プロ経営者中のプロ経営者です。
この玉塚さんはプロの経営者として
『会社がヤバい時』に呼ばれることが
多いわけですが、
それをどうやってクリアしていったかが
やっぱりすごくて!
本当に生々しいストーリーが
いっぱいあるのですが、
そのうちの1つ……
玉塚さんは2021年に
ロッテホールディングスの社長に就任して、
会社が苦しい状況の中、
それを改善するために
社員150人
ひとりひとりと
話をしているんです。
なぜかというと、
その中でしか
拾い上げられないものが
あることを
知っているから。
例えば、
玉塚さんと女性社員が喋っている時に、
その女性社員が
こんなふうに言ったそうです。
「この社員の中でビズリーチという
転職サイトに登録している人が
何人くらいいると思いますか?」
玉塚さんは
「いやぁ、分からないけど
半分くらいいるのかな?」
と返したら
「全員登録していますよ」
と教えてくれたそうです。
つまり、
何に問題があったかというと、
価格とか
マーケティングとか
流通とか、
そういう今問題が
現れている場所ではなく……
『働いている人が
自分の会社を全く愛していない』
『いつだって辞めようと思っている』
その状態でシステムを改善しても、
この会社は立ち行きません。
つまり、経営コンサルタントみたいに、
いきなりソリューションを描こうとして
「解決方法をこうやってやれ」とか
「この仕組みを導入しろ」とか言っても
絶対にこの会社は上手くいかない、と。
だから、
社員ひとりひとりと
まず会話をしてから
解決していく。
玉塚さんはロッテ再生の準備に
半年かけたそうです。
つまり、
すぐに解決に動かず、
半年間徹底的に
原因追求をしてから
再生をしていったのです。
なぜそんな考え方になったかというと、
玉塚さん自身が若い頃、
鼻っ柱をボキボキに
へし折られたことがあるからです。
ファーストリテイリング、
今のユニクロに
日本IBMの営業マンとして
プレゼンテーションに行った時、
柳井正(やない ただし)さんに
ボッコボコにされたのです。
実際には、
玉塚さんがプレゼンをしている時、
「中国の工場との距離をもっと縮めて、
需要予測をしっかりとしたうえで」
みたいな話をしている時に、
柳井さんは一言も喋らずに
ほぼほぼ目を閉じていたそうです。
他の右腕の人たちが
どんどん玉塚さんのプレゼンの穴や
薄っぺらさについて質問しまくって、
最後は玉塚さん本人も
「俺はなんて
薄っぺらいプレゼンをしているんだ」
と言って幕を閉じました。
たまたまそ
のファーストリテイリングに、
玉塚さんの前の職場で一緒だった
5歳年上の兄弟分の
澤田貴司(さわだ たかし)さんが
いらっしゃったそうで、
その澤田さんがそのプレゼンの後
「タマ、おまえちょっとここに残れ」と。
「アメリカのビジネススクールで
何を勉強してきたんだよ。
カタカナ語だけ覚えて帰ってきたのか?
そんなものは現場では通用しないぞ」
……と説教され、
何も答えられなくなってしまったそうです。
その後、先輩の澤田さんから
「お前は結局、何をやりたいんだ?」
と聞かれた時に
「俺は将来、経営者になりたいんです」
と玉塚さんは答えます。
そして澤田さんは、
その時に驚きの発言をしたそうです。
「そうか。だったら、うちに来いよ」
なんと、薄っぺらい、
どうしようもない
プレゼンをしたことによって、
ファーストリテイリングに
スカウトされたそうです。
ただ、柳井さんは玉塚さんのことを
全然認めていなかったので、
入社にあたって
その時に訓示を述べたそうです。
その時に言ったのが……
「MBA(経営学修士号)で
習うようなことも
必要かもしれないが、
商売はMBAの理論だけで
できるものじゃないんですよ」
そこで、
柳井さんが例に挙げたのが
『場末のまんじゅう屋』
の例えだったそうです。
精魂を込めてつくったまんじゅうを
店先に並べても客が来ない。
値段が合っていないんだろうか。
場所が合っていないんだろうか。
看板が小さすぎるのか。
看板の見える角度が悪いのか。
もっともっとチラシを配るべきなのか、
接客なのか、付け合わせのお茶なのか、
取り合わせなのか、セットメニューなのか。
そうこう真剣に
考えている間に
どんどんお金が
なくなっていく。
そうなると
「このままじゃ潰れる!」
と思って、
胃がキリキリと痛むんです。
経営者というのは、
それでも
逃げちゃならない。
考え続ける。
そういう経験をしないと、
絶対に経営者にはなれません。
玉塚さんは後々、
いろんな会社の社長や会長を
歴任していきますが、
そのたびに柳井さんの
この『場末のまんじゅう屋』の
例えを思い出す、
そんな経験をすることになるそうです。
そうです。
お客様が来なくて、
上手くいかなくて、
どうしようもなくて、
いくら考えても考えても
解決方法が分からなくて……
そうこうしているうちに
お金がなくなっていって、
胃がキリキリと痛む。
それでも逃げられない。
それが『経営者』という
仕事だということ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼鴨頭嘉人が代弁者になる!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
一応確認ですが、
今回の話を玉塚さんにしたのは
ユニクロの創業者柳井さんです。
ユニクロといえば、
2023年8月期の売上は2兆7665億円、
営業利益3810億円の会社。
元はといえば、
山口県宇部市の商店街の中にある
小さな紳士服店。
お父さんから引き継いで
いやいや始めたところから
柳井さんの人生は始まり、
今、一代にして
2兆7665億円の
会社を作った柳井さんが、
経営者の例えに言ったのが
『場末のまんじゅう屋』。
お客様が来ることは
当たり前じゃないんだと。
お金をもらえるのは
当たり前じゃないんだと。
給料がもらえるのは
当たり前じゃないんだと。
仕事があるのは
当たり前じゃないんだと。
きっと創業社長の人は、
今回の玉塚さんや柳井さんの話を
聞いただけで号泣すると思います。
心が震えないわけがない!
でも、もしかしたら、
その経営者の人の想いが
スタッフさんには
伝わりきってないかもしれないですよね。
もしかしたら、
今日の玉塚さんや柳井さんの教訓を
社長が自分の会社の社員に
ミーティングか何かで語ると
「また社長の説教かよ」
となっちゃうかもしれません。
それは会社員の人の経験値が
まだそこまで追いついていないだけで、
会社員の人も一生懸命がんばっています。
でも伝わりきらないことは
あると思います。
だからオンラインサロン鴨Bizに、
社員さんを入れてあげてほしいです。
オンラインサロン鴨Biz中では、
こういう記事だったり、
1ヶ月に1回のグループコンサルの中で
『経営者とは』ということを
僕が社員さんに伝えようと思います。
この前のビジネス実践塾2daysでは
……僕、吠えていましたから。
「会社員が社長に物申すなんて、
そんな権利ねーんだ!お前ら!」
というくらいに吠えていました。
「全てを出したのは社長であって、
会社員はその与えられた環境の中で
どれだけいい仕事をするかに
集中しなさい」と。
結果、あなたも会社に気に入られて、
貢献できたり、自分の年収を上げたり、
お客様に喜んでもらえる回数が
増えるのですから。
誰も損しないのだから、
素直にちゃんと
経営者の想いを受け取って
お仕事をしなさい……ということを、
僕は代弁できると思っています。
今、社長さんで鴨Bizに入っている人は
自分の会社の社員さんを、
ぜひ鴨Bizに入会させてあげてほしいと
思います。
まず経営者の人は
「鴨Bizはそんなことまで学べるのか!」
って分からないと思うんです、
入ってみないと。
オンラインサロンは買う前に検討しても
全く意味がありません。
入ったら価値が分かって
自分に必要かどうかが分かりますので、
経営者の人はまずは入会していただき、
自分にとって必要かどうかを
“味見”してほしいと思っております。
そして、これを読んでいる会社員の人は
「自ら学ぶんだ!」という人が
多いと思うので、
ぜひオンラインサロン鴨Bizに
入会してみてください。
そういう人は結果、
会社でも大活躍して
上司やお客様に感謝される存在になれると
信じております。
▼オンラインサロン【鴨Biz】
(※こちら→) https://kamogashira.com/kamobiz/
やっぱり学びって最高です(≧∇≦)♪
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼経営者は常にお金に囚われている
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今日はちょっと長くなってしまいましたが
『経営者』というのは、
本当にものすごく
胃がキリキリと痛むような……
僕は今
『胃がキリキリと痛むような経験』
というキーワードを
お伝えするだけで泣きそうです。
分かる!めっちゃ分かる!
お金のことしか考えられなくなった時が
何回もありました。
何回もあったというか
会社経営者になって13年ですが、
ずっとお金に囚われまくっています。
だってお金を出すばっかりですから。
会社を作る時もお金を出したし、
事務所を借りた時もお金を出したし、
お店を作る時には何億円も出したし。
社員には毎月お金を払っているし。
うちは社員の給与が高いので、
1年間で4000万円以上は
給与で出ていきます。
「今月は払えないんじゃないか!?」
ということが何回もありました。
講演会に行ってステージに立つと
「さあ!皆さん!
今日は最高の話をします!」
とやって、終わったら
「やべぇ……
給料払えないんじゃないか!?
家賃が払えないんじゃないか!?」
みたいな経験をずっとしてきました。
経営者の人は
いっぱいしているんじゃないかな、
お金のことで胃がキリキリ痛む経験を。
この内容を読んで
心が震えている経営者は
いっぱいいると思います。
そのことを社員さんは分からない……
分からないのは社員さんが
悪いわけではありませんし、
伝えられていないのは
経営者側の問題なのですが。
でも、なかなか伝えられないので、
僕は会社員の人に
「あなたの会社の社長も
そういう思いして
乗り越えてきたんだよ」
ということを、
時折伝えていこうと思っております。
オンラインサロン鴨Bizでは、
時折というよりも
バンバン伝えております!
そういうことを
ちゃんと分かる人間になりたいという
会社員の人や
「それを社員に分かってほしい、
でも自分が伝えたら
説教になっちゃうから、
社員も受け取りにくいだろうな」
と思う優しい社長さんは、
自分の会社の社員を鴨Bizに
紹介してあげてほしいと思います。
日本一たい焼の
山本隆司(やまもと りゅうじ)さんは、
どんどん社員さんに
自ら入会するよう勧めていますが、
強制にならないようにしているそうです。
強制だと『学び』に
なりにくいから。
でも自ら
「私は学びたいです!」と入ってくる人は、
そこからちゃんと情報を受け取れて
考え方がしっかりとした、
そんな社会人になれると思います。
鴨Bizへのご登録をお待ちしてます。
毎月1日、2日、3日の3日間しか
入会できないので
『順番待ちLINE』に登録しておくと、
次の月に入会できるようになりますので、
この機会に
飛び込んできてほしいと思います。
▼オンラインサロン【鴨Biz】
(※こちら→) https://kamogashira.com/kamobiz/
それでは今日という最高の1日に……
せーのっ!
いいねー♪(^o^)/
P.S.