片方を尊重すると
もう一方が成り立たない
両立できない関係性
『トレードオフ』
税金、生物学、ビジネスの場面でも
よく起こりうる概念のことです！！
そんな
『両立できない状態』との
付き合い方の選択肢
について考えてみましょう♪
＜目次＞
1．両立できないことで
悩んだことありますか？
2．トレードオフと
生きていく3つの選択肢
3．どれを選んだではなく
自分が選んだ実感
本題に入る前に、お知らせです（≧∇≦）♪
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▼両立できないことで悩んだことありますか？
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今回は
『トレードオフ』について
お伝えしようと
思っております(^o^)/
トレードオフという言葉を
使い慣れている人もいれば
聞いたことがあるけど
結局どういうことだ？
という人もいるかもしれないので
まず説明します。
トレードオフという
言葉の定義からお伝えしようと思います。
トレードオフというのは
日本語に直訳すると
『両立できない関係性』や
『両立できない事柄』とか
『片方を尊重すると
もう一方が成り立たない』
というジレンマのことです。
これを『トレードオフ』といいます。
例えば
『税金』と『社会保障』の関係。
要は社会保障を手厚くしようとしたら
税金は上がりますよね。
税金を下げて
社会保障を上げる。
これは
トレードオフに
ならないですよね……
あとは生物学的にも
トレードオフはあるといわれています。
ペンギンは鳥の仲間ですよね。
だけど鳥類の特徴は空を飛ぶことですよ。
空を飛んで、移動して、餌を取るわけです。
だけどペンギンは餌を取るために
『飛ぶことができない』
のですよ！！
その代わり、水中の魚を取るための
『潜水能力がぶっちぎり』
なわけです！！
鳥であれだけ早いスピードで
潜れる鳥はいないですよ。
だから、これもトレードオフの関係です。
生物も進化しているといわれています。
他にも
ビジネスの文脈で
トレードオフが
よく起こるのです。
例えば、飲食店の
フードコスト＝食品原価です。
美味しい料理は基本的には
良い食材を使う必要があります。
例えば、新鮮な野菜。
新鮮な野菜は農家さんの
『手間がかかっている』
から高いのですよ。
だから
『価格』
とトレードオフになってしまうのです。
だから、良いものを
安くというのは極端にいうと
良いものを安く提供すると今度は
『人件費』を削らないとならない！！
だから従業員さんが疲弊する……
ほら！！トレードオフしていますよね。
尾崎牛もそうなんですよ。
尾崎牛は
めちゃくちゃ手間がかかるのです。
尾崎牛は
尾崎宗春（おざき むねはる）さん
という人が育てた牛です。
通常の牛は26ヶ月くらいで
出荷されるのです。
26ヶ月を農家さんのところで飼育して
体を大きくして、多くの農場が
成長促進剤を打って
牛の体を早く大きくさせ
早く出荷するのです。
早く大きい体の牛を
出荷すれば儲かるからです。
なぜならば、長く飼育すると
人件費もかかるし、それから
費用もたくさん使うからです……
あとは牛舎といって
牛のスペースも取るわけだから
次の牛を飼えないからね……
でも尾崎宗春さんのところでは
通常26ヶ月で出荷するにもかかわらず
尾崎牛は32ヶ月も飼育するのです！！
わざと約半年間飼育期間を伸ばし
しかもわざと体が大きくならないように
育てられているのです。
なぜかというと、
の約半年を多めに飼育して
わざと牛の体を大きくしないように
飼育すると、体のサイズが小さいのに
栄養分がめっちゃ
行き届くのです。
もう栄養たっぷりの
小柄な牛ができるのです♪
だから、旨味がすごいのですよ！！
ジューシーで旨味のある柔らかい赤み！！
赤身とサシの味が変わらないくらい
甘味と旨味があるのです♪
しかも
脂の融点が28度前後で低いのです。
だから食べた後に胃の中で
尾崎牛の脂身は体温ですぐに溶ける！！
なので
全く胃がもたれないという
奇跡の牛肉。
これが尾崎牛です！！
熱くなりすぎました！！
トレードオフの話でした！！
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▼トレードオフと生きていく3つの選択肢
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今回はトレードオフに対して
自己選択する時！！
『3つの選択肢』
があるということを伝えたいのです！！
▼ ▼ ▼ ▼ ▼
1つ目
トレードオフに抗う
＝抵抗する。
例えば、先ほど紹介した
尾崎牛は美味しくて
小さな牛なのでコストが高い。
つまり
そのままだと
儲からない……
これを受け入れないという考え方です。
実際に尾崎牛は販売価格が
世界一高いブランド牛です。
日本でナンバー1の
ブランド牛だったら神戸牛。
ほとんどの日本人が神戸牛を知っています。
でも、尾崎牛のほうが実は
価格が高く売られています。
でも日本人の人は
尾崎牛を知らないです。
なぜなら日本の飲食店で
尾崎牛はあまり食べられないからです。
尾崎牛というのは
海外の高単価レストランに
ほとんど買われてしまうのです。
人気がありすぎて日本円に換算すると
客単価で4万円クラスの海外レストランで
尾崎牛はバンバン提供されています。
実は海外の高単価レストランでは
出荷量ベースで
神戸牛を抜いて
尾崎牛がトップなのです！！
でも、日本人は尾崎牛なんて知らない……
つまり富裕層だけに届けている。
だから販売価格を高くすることによって
ものすごくコストのかかる
尾崎牛が成り立つようにしている。
このように、トレードオフに
『抗う方法』はある
ということです。
▼ ▼ ▼ ▼ ▼
2つ目
トレードオフを受け入れ
自然の法則に従って生きる。
例えば、めちゃめちゃ働いて
外で活躍したいから結婚はしない。
そういう生き方は、トレードオフを
『受け入れて』いますよね。
だから家族をもって
外でも活躍するというのは
トレードオフを受け入れていないですよね。
でも、これは
トレードオフを受け入れています。
もしくは
家庭のことをあまり顧みないタイプの
旦那さんを受け入れてくれる女性と
結婚をする。
その場合も、外で働かせてもらうのだから
もちろんお金をたくさん渡すんですよ！！
基本的にファイナンシャルプランナー
森次美尊（もりつぐ よしたか）先生や
鴨頭嘉人は、結構こちら側なのです。
結構外でバンバン活躍させてください！！
外で自由に活動させてください！！
その代わり
お金はちゃんと渡しますので！！
あなたも自由にさせていただけませんか！？
みたいな関係を作っていくことは
1つの例ですね。
このような選択のことを
トレードオフを受け入れて
自然の法則に従う。
▼ ▼ ▼ ▼ ▼
3つ目
オール60戦略
これはどれか1つに特化して
トレードオフをしたり、抗うのではなく
全部60点で生きる。
仕事もまあまあ充実している
家族とも一緒に過ごせて笑顔が多い
それなりに健康的で豊かさを感じる
良い頃合いで生きるっていいよね♪
中庸
という言葉で表現されます。
ただ、どうしてこれを
なぜ伝えているかというと
どうしても現代社会は
情報が民主化
されているからです。
スマートフォンやメディアでは
極端な成功者の露出が多いのです。
何か突き抜けたものをもっていない
自分に対して
「こんなつまらない生き方で
いいのだろうか……」
と不安になる人が多いのかもしれません。
そんな時はこう考えてみてください。
「私はオール60戦略を
選択しているのだ！！」
そうです！！
自己選択ほどヘルシーな
生き方はないです！！
全く問題ありません！！
ちなみに、仏教でいう中道と
中庸はよく混同されるけど
中道と中庸は
結構違うのです。
中庸は『中間値』という意味なのですが
中道というのは
『両端をきちんと分かっている』
ということなのです。
少しこれは間違いやすいです。
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▼どれを選んだではなく、自分が選んだ実感
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トレードオフに対して
自己選択する時の
3つの選択肢をまとめます。
1、トレードオフに抗う
＝抵抗する
2、トレードオフを受け入れて
自然の法則に従う
＝どちらかを獲得するには
どちらかは諦めるということです
3、オール60戦略
＝全部60点を目指す。
ある意味トレードオフを受け入れて
自然法則に従うのバージョンアップ版と
捉えていただければいいと思います
これは、どれが正解か
ということではなくて
『自己選択している
という実感』
ここがポイントになります！！
他人と比べるのではなく
……他人と比べてもいいのですけどね♪
他人と比べて
「あの人はトレードオフに
抗うことをしていて超かっこいい！！
私はオール60戦略♪」
みたいな感じで全然いいよね
というお話でございました。
今回はトレードオフ。
世の中には自然の法則に
トレードオフがあって、このことに対して
自己選択する、3つの選択肢について
お伝えいたしました。
自分にピッタリなものを
選んで生きていけばいいと思います。
また、この3つの法則の選択肢の中で
トレードオフはグラデーションに
なっていると思うのです。
例えば仕事の中では
トレードオフに抗うけど
生き方的にはトレードオフを
受け入れることも可能だと思うのです。
そのように
『自分が選んでいるのだ』
という実感がもてるように
わざわざ3つに分けているだけの話です。
そんなに
3つにパキッと分かれているわけでは
ないこともお伝えしておきます(^o^)/
それでは今日という最高の1日に……
せーのっ！
いいねー♪(^o^)/
P.S.
今週の鴨頭嘉人のプレミアムVoicyは……
聞いてほしくない！！
鴨頭嘉人の黒いところがすごい。
「こんなの出していいのか」
という放送です。
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最後まで読んでいただき、
ありがとうございました！
